2014年10月24日 blog 0

11月の無料カウンセリング②

今日、午後に11月の無料カウンセリングの案内をアップしたのですが、
11月1日(土)の予約が早くも埋まってしまいました。

11月15日(土)の午後1時と1時30分はまだ空きがありますので、
鍼灸治療に興味がありましたらご連絡ください。
お待ちしております。

電話 075-241-2101

Omura


2014年10月24日 blog 0

11月の無料カウンセリング

11月の無料カウンセリングの日程

●11月1日(土)、15日(土)
午後1時、午後1時30分
(各時間、お一人、または一組)

●東洋医学的に見て不妊原因はどのタイプに属するのか診断いたします。
また、その解決方法のアドバイスもいたします。
●鍼灸治療はどのようにするのか、当院の治療の方法もご説明いたします。
●その他、不妊治療で疑問に思っていることなどがありましたら、
できる範囲でお答えいたします。

カウンセリングの時間は30分くらいですが、個別無料カウンセリング
ご希望の方は、当院に電話でご連絡ください。
電話 075-241-2101
もし一人で悩んでおられるのなら、気軽にご相談ください。
少しはお力添えできると信じております。

昨日、当院に2回目の治療に来られた患者さんとのエピソード。
大村:
「前回生まれて初めて鍼灸治療にチャレンジして、
その日とか次の日に体がだるくなったりしませんでしたか・・・?」
Oさん:
「いいえ、なかったです。それどころか何かいつも重だるく感じていた体が
元気になって、片付けものとかスイスイできたんです」
「気持ちもかるくなったようでした。実はここ半年くらい体がずっと
だるく感じていたんです」
「へぇ~、鍼治療って効いてるんだね・・・と、
主人が元気になった私をみて喜んでいました」

・・・という2回目の治療に来られたOさんとの会話です。

Oさんは「気滞症」だったから、気の滞りがあって、
ずっと気分がすぐれなくて、血行も悪くなっていました。
鍼灸治療で体調が良くなってくると、血行が良くなって
妊娠しやすくなります。

自分が東洋医学的に見て、どんな状態かを知って、それに対処していけば
妊娠しやすい体質になりますよ。

良かったらカウンセリングにきてみませんか。(ちょっと予約の枠が少ないけどね)

Omura


2014年10月23日 blog 0

不妊治療でよく使われる漢方とツボ①

前回は、京都の足立病院生殖内分泌医療センターで発行されている
最先端医療と未妊サポート情報誌の最新号「ふっくらNo.8」より、
着床障害の原因と克服法を3回シリーズでご紹介しました。

今回は見開き中面の対談、
「不妊治療で良く使われる漢方とツボ」をご紹介しましょう。
対談のメンバーは、足立病院生殖内分泌医療センター長の中山貴弘先生。
高雄病院、漢方医の橋本正也先生。
そして私、烏丸御池鍼灸院院長、大村賢秀。

患者さんにとって不妊治療はとてもデリケートで、治療には精神的なケアも
求められます。
漢方医、橋本正也先生をお招きし、体質改善とともにストレスを緩めることで
身体を整えていく漢方についてお話をうかがいました。
今回はまず不妊治療に用いられる漢方とツボをご紹介します。

「西洋医でも漢方を使うことが多くなってきた」

大村:
最初診療を始めたころはとにかく体が冷えるという人が
多かったんです。でもこの20年、のぼせているひとが
増えていることに驚いています。
現代人は頭ばかり使うので頭に血が上っている。
そうなると肝心の子宮や卵巣の血流が悪くなるのです。

中山:
当院でも足が冷えているのに頭はのぼせている・・・
更年期障害のような症状の人が多いですね。

橋本:
のぼせますと下半身は冷えます。子宮、卵巣なども冷え、
妊娠しづらくなるのです。のぼせの原因は、冷えがあってのぼせる、
体が熱くてのぼせる、の二つに大別できます。
例えば水の取りすぎで冷えておこるのぼせがあります。
お腹や下半身に冷たい水がたまり、熱が上へ追いやられて、
のぼせるのです。
この場合は水を排泄し、血の循りを良くする当帰芍薬散を
もちいたりします。

ストレスで体がイライラすると体は熱を持ちます。熱は専ら
上へ昇るのでのぼせてきますし、下半身は冷えます。
例えば加味逍遥散を用います。
また、陰虚と言いますが体を冷ます働きが弱っていて、
体がすぐに熱くなる状態があります。
ストレスや頭を使う、気候の変化などでのぼせが起こり下半身が
冷えてきます。六味丸を用いたりします。

to be continued
Omura


2014年10月20日 blog 0

着床障害の原因と克服法③

足立病院生殖内分泌医療センターで発行している
最先端医療と東洋医学による未妊サポート情報誌「ふっくらNo.8」の
記事を紹介しています。
足立病院生殖内分泌医療センター長の中山先生のお話で、
着床障害の原因と克服法をご紹介してきましたが、
今回が3回目。シリーズのラストになります。
何で「ふっくらNo.8」を紹介しているかって・・・?
この情報誌に僕も中面で中山先生と対談しているからなんですよ。
高雄病院の橋本正也先生も漢方の話で対談に出席していただいていますよ。
その話は次回にしますね。

では、今回の本題に戻りましょう。

着床障害の原因と克服法

血流改善によって本来のメカニズムを取り戻す

血流を良くすることが文字通り「命」です

私は着床障害と不育症は病態として通じるものがあると考えています。
その主な共通点は局所の血流が悪くなっていること。
これが卵子や胎児に悪影響を及ぼすのです。

では血流がなぜ悪くなるかといえば原因の一つにストレスや冷えが
挙げられます。これらは卵管や血管を収縮させてしまいます。
赤ちゃんにとってお母さんから酸素や栄養をもらう血管はまさに
生命線であり、この血管が狭くなることは赤ちゃんにとっては
致命的であるといえます。

また血がどろどろだと、赤ちゃんとお母さんをつなぐ血管が詰まってしまう。
孵化したばかりの赤ちゃんとお母さんをつなぐ血管は体の中で一番細くて小さい。
ですからちょっした体の変化で真っ先に影響を受けやすくなっています。
血流改善を目指した治療としてアスピリンの内服やヘパリンの自己注射などの
血液をさらさらにする薬を用います。
当然副作用などのハードルが上がります。
自身でできる予防法として日頃から特に精神的ストレスをためないように
睡眠、食事、運動など生活習慣を見直してほしいと思っています。

・・・というような内容でした。
いかがでしたか。

●ストレスをためない
●質の良い睡眠
●規則正しい食生活
●適当な運動
・・・当たり前ことなんですけどね。
仕事などでストレスが多いと良く寝れなくなったり、睡眠時間が削られたり
してしまうと、食欲もなくなる。
もしくは反対に過食になってしまって肥満気味になってしまう。
適当な運動と言っても、仕事と家事で疲れているのに、
どう適当な運動をすればいいの・・・になってしまう。
肩が凝って腰が張って疲れはなかなか取れない。
マイナスのスパイラルに入ってなかなか心と体がスッキリしない。

病院では特に問題はないと言われている。
血液検査では心の問題を解決することはできないでしょう。

良く当院に来られている患者さんにいわれることがあります。
病院に行って何時間も待って診察するのが辛いとか、診察に行かなければ
いけないのに足が重たく感じて病院に行くのに気持ちが重たくなります・・・。
でも、先生の所に行くときは肩こりや腰痛も改善できて、
体の疲れもとれるから、仕事が終わってから当院に行くのがちょっと楽しみです
・・・と言われることがよくあります。

私の不妊治療の方法は、子宮や卵巣をターゲットにして良くするのではなくて、
その人の弱っているところを治してあげると、
おのずと体調が良くなり子宮や卵巣の血行が良くなって妊娠力がつくという方法です。
森を見て木をなおす。でも、木を見て森をなおすこともとっても大事。
どっちも大事な治療法だと思います。

西洋医学のいいところ、東洋医学のいいところをうまくタイアップして
統合医療的な治療ができたらいいですね。

Omura


2014年10月17日 blog 0

着床障害の原因と克服法②

前回に引き続き着床障害の話が続きます。今回はその②です。

着床障害の原因と克服法

血流改善によって本来のメカニズムを取り戻す

 

殻の硬い卵は孵化しにくく着床しにくい

着床障害には胚自体の機能に問題がある場合も考えられます。

主な原因は胚の殻が硬いことが挙げられます。

胚は自分で殻を破って孵化しますが、殻が硬いとそれができません。

殻が硬くなる原因はまず加齢です。

年齢が上がるとどうしても固くなりやすい傾向があります。

また凍結保存によっても殻は硬くなります。

もちろん凍結胚盤胞移植の妊娠率は高いことは間違いありません。

殻が硬くなるリスク以上の効果が見込めるわけです。

孵化できない場合はレーザーで殻を破ることもします。

大事なのは卵巣の中にある卵子の質ということになります。

凍結しても殻がやわらかい胚はやわらかい。実年齢が高くても

子宮、卵巣を若く保つことは可能ですし逆の場合もあります。

質の良い胚を育てるには身体をいかに若々しく整えるかということになりますね。

to be continued

Omura