2013年5月29日 blog 0

日光浴(UVB)とビタミンD 2(増量方法は?)

さて、今回は、体内でビタミンDを増やす方法をご紹介します。

1)日光浴でのビタミンD合成

女性にとって、シミ、しわ、そばかすは大敵。
日焼けはしたくないけど、ビタミンDは合成したい!
そこで、おすすめなのが「手のひらを太陽にかざす」こと。
手のひらは体の他の部分よりも、メラニン色素が少ないので、
ビタミンDが効率的につくられる上、シミやしわが気にならない場所。
手のひらほどの面積でも、夏場なら15分以上、冬場で30分以上、
直射日光にあたればビタミンDをつくる事ができるといいます。
もちろん、手のひらには、日焼け止めは塗らないでくださいね。
(この情報は、ためしてガッテンを参照 しています。)

日光を浴びる(屋外に出る)時間の目安としては、
日焼けしないくらいの時間で、夏季で1日10~15分、
春季と秋季は30分程度。

2)食品からのビタミンD摂取

ビタミンDが豊富な食べ物の代表格は「魚」と「キノコ」です。
さけ 、まぐろ 、しらす
きくらげ 、まいたけ 、しいたけ
などに多く含まれています。
実は、キノコは紫外線をあてることで、
ビタミンDが増える性質があります。
そこでオススメなのが、「干しエノキ」です。
作り方はエノキを小分けにして「天日」で干すだけ。
ビタミンDだけでなく、うまみ成分は13倍にアップして、
濃厚なうまみも楽しめます。
(この情報は、ためしてガッテンを参照 しています。)

東洋医学に見ても、
背中に適度な太陽光を浴びることは、陽気を補う事に繋がります。
高温期中の女性の場合は、陽気を充実させることが重要で、
特に、冬に冷えがきつくなる方にとっては、
日焼けしない程度の日光浴はとても良いと思いますよ。

さて、様々な効果の期待されるビタミンDですが、
実は、男性のパワーアップ効果も期待できるようです。
次回は、男性編です。

田内

※前回と同じく昨年の祇園祭当日。
陽気がたくさん溢れています。


2013年5月26日 blog 0

日光浴(UVB)とビタミンD 1(ガン抑制効果) 

気温もグッと上がり、日差しが強くなってきましたね。
5月~8月の紫外線量は、年間のUVB量の53%を占めています。
日光浴は、シミ、シワ、たるみ、ソバカスの原因、
さらに皮膚ガンのリスクが高まるため、
街中の女性達は完全防備でお出かけなさっていますが、
今回は、そんな日光浴(紫外線)の効果についてご紹介します。

日光浴とガン予防に関して、九州大学の溝上哲也助教授は、
大腸ガンや胃ガンなどの消化器系のガンで死亡する人は、
日射量が少ない地域ほど多いという事実を発見した。
1961年から30年間の各都道府県の平均日射量と、
2000年の発生部位別がん死亡率を比較。
東北や北陸など日射量の少ない地域ほど消化器系のガン死亡率が高く、
逆に四国や九州南部は少なかった。
結論として、『紫外線などの作用でビタミンDが体内で合成され、
ガンを抑制した可能性が考えられる』という。

別の研究では、ビタミンDのガン予防効果は、
大腸癌、口腔癌、食道癌、膵臓癌および白血病のリスクが大幅に減少する。
また、前立腺癌、乳癌、および卵巣癌のリスクも減少する可能性がある。
さらに、特定の癌の罹患者の生存期間の延長につながるとも示唆している。

そこで、紫外線についてまとめておくと・・・
地上に届く紫外線にはUVAとUVBの2種類があります。

UVAは、地表に届く全紫外線のうち約95%を占める。
それ自体のエネルギーは弱いものの、
肌の奥の真皮層にまで達すると考えられており、
肌が黒くなる日焼け(サンタン)を引き起こす。
しわ・たるみの原因となる。
雲や窓ガラスを通り抜けやすいという性質がある。

UVBは、全紫外線の約5%を占める。
おもに肌の表面で吸収されるため、
肌の奥の真皮層まで達することはほとんどないが、
UVAより強いエネルギーを持つ。
肌が赤くなる日焼け(サンバーン)を引き起こす。
シミ・ソバカスや皮膚ガンの原因になる。
雲や窓ガラスを通り抜けにくいという性質がある。
日焼け止めのクリームは、当然、UVBをカットします。

ここから本題です。
UVBを適度に浴びると、体内でビタミンDが生成される。
このビタミンD、食品からも摂取できるが、
日光浴での生成量がダントツに高い。
ここで重要なのは、直接日光浴することが必要で、
ガラス越しや衣服越しでは効果は出ない。
つまり、過度な日焼けは皮膚ガンのリスクが高くなるが、
適度な日光浴は、
その他のガン予防効果の方が大きい
考えられています。

この「適度に」「ほどほどに」が大切で、
では、どの程度、どんな風に日光浴したら良いのか?
あるいは、どんな食品を摂取すれば良いのか?

長くなりましたので、次回に続きます。

タウチ

※昨年の祇園祭当日。快晴の中、巡行待ちの長刀鉾。
天気が良いとビタミンD合成だけでなく、気持ちも晴れやかになりますよね。


2013年5月22日 blog 0

血虚タイプの人はパセリ食べてね~。

本当は「何が起こるかわからへん⑩-3 43歳の葛藤」を
書く予定でしたが、1回先送りします。
・・・というのも、5月17日放送の「はなまるマーケット」で
パセリの特集をやっていので、ご紹介しておきたかったから。

以前もパセリのドレッシングの話をブログでご紹介したと思いますが、
そのときブログを見てくれていた患者さんたちが、
パセリドレッシング作ってみたら思った以上に美味しかったと
好評でした。

はなまるマーケットでパセリの特集をしていたので、
先週からその話を患者さんに良くしています。
「血虚」(けっきょ)タイプの人は血液が足りない状態で、
子宮、卵巣を栄養できないで妊娠しづらい人が多くおられます。
パセリには鉄分が多く含まれていますし、
ビタミンKも豊富ですよ。
それに血液サラサラって体に良いのはみなさんもご存知ですよね。

はなまるマーケットでパセリの特集をしたページ
紹介しておきます。
興味があれば、上をクリックしてみてください。

Omura


2013年5月19日 blog 0

ペット No.26 笑(えみ)ちゃん 3 (Hさんの妊娠)

さて、笑ちゃんがもたらした幸運とは・・・
そうです、タイトルのように飼い主Hさんの妊娠でした。

患者Hさんは39歳、タイミングで妊娠。
初めて当院に来られた時は、
基礎体温がガタガタ、ストレスいっぱいでした。
詳細はあらためて報告させていただきますが、
いくつものドラマがありましたね。
ここでは、成功要因を箇条書きにすると

1)笑ちゃんの癒し効果と生活習慣の改善

2)鍼灸・整体での体質改善

3)2ヶ月前に卵管検査で卵管の詰まりが取れた

これらの一つ一つは些細なことかも知れませんが、
確実に積み重ねていくことによって、
今回の妊娠に繋がったのだと思います。

不妊治療は、戦略(計画)も大切ですよ!
患者さんには助言させていただいてますが、
その真意は、
闇雲に毎周期詰めて病院の通院治療することだけが、
方法ではありません。
しかし、必要な検査はするべきだと思います。
病院任せにするのではなく、
ご自身の現状を冷静に分析なさって、
何が必要なのかを当院のスタッフと一緒に考えてみては如何でしょうか?

タウチ

余談ですが、バーニーズ・マウンテン・ドッグの性格は、
「幼犬期を過ぎると、のんびりと落ち付いた家庭向きの犬となり、
繊細かつ誠実で、とても献身的です。
子供には優しく接します。」
と書いてありました。
きっと、生まれてくる赤ちゃんには、
優しいお姉ちゃんとして接してくれるのではないでしょうか。

※お腹を見せてくつろぐ笑ちゃん。


2013年5月15日 blog 0

ペット No.26 Hさんの愛犬 笑(えみ)ちゃん 2

『以前は、夜更かしをしていましたが、
笑ちゃんが、朝早くからモゾモゾし始めるんです。
そのため、自然と5時半には目覚めるようになりました。
そうすると、夜も10時頃には眠くなって自然に寝てしまいます。
結果的に、早寝早起きの習慣が身に付き、体調も良くなりました。
最近は、休日でも目覚まし無しで起きています。』

上記のようなHさんのコメントでした。
誰しも、健康に良いことはお分かりでしょうが、
いざ、実践するとなるとなかなか実行できない「早寝早起き」。
Hさんは、笑ちゃんの協力?によって実行されました。
そして、その効果を実感なさっておられましたね。

当院では、できれば夜11時までに寝ましょうと勧めています
その理由は、成長ホルモンや女性ホルモンの分泌特性にあります。
これらのホルモンは、リラックスしている時に分泌促進されます。
つまり、就寝中がもっとも分泌しやすいのです。
夜更かしをしてもホルモンは分泌されますが、
夜間0時~2時頃に熟睡していると、
分泌量が増加するというデータがあります。

女性ホルモンの重要性はすぐ理解していただけるでしょうが、
成長ホルモンは、大人に必要なの?と疑問視される方もおられるでしょう。
実は、成長ホルモンはとても重要で、
新陳代謝を活発にし、疲労を回復させ、細胞の活性化をしてくれます。
つまり、アンチエイジング効果やダイエット効果も期待できる訳ですね。
Hさんの体調が良くなったのは当然の事で、
このホルモン分泌が関わっていると考えられます。

さて、そんな笑ちゃん、現在の体重は生後6ヶ月で既に27kg。
一般的に、成犬は、メスで30~50kg、オスでは40~60kgにもなるそうです。
父犬は62kgあるそうですので、きっと笑ちゃんも大きくなると思います。
そして、散歩の大好きなワンちゃんは、
Hさんの適度な運動(散歩)にも協力してくれているようです。

さて、笑ちゃんのお話はこれで終わりません。
さらに、Hさんにさらなる幸運をもたらしてくれることに・・・続く

今後も皆さんの癒しのペットをご紹介ください。
犬、猫、ウサギ、ハムスター、金魚・・・どんなペットでも構いません。
できれば、写真とペットについての一言コメントを送ってくださるとなお嬉しいです。
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タウチが責任を持って掲載させていただきます。

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タウチ

※現在の笑ちゃん(6ヶ月)。
前回の3週間と違って、もう大人の顔になってますよね。