2012年11月11日 blog 0

卵巣の機能アップ 3(自然周期の採卵)その3

さて、晴れて妊娠されたTさん(36歳)でしたが、
実は、まだ少し話の続きがありました。

妊娠後、流産予防の鍼灸を希望されたので、
14週目位まで鍼灸を継続して、無事卒業されました。
最後は、満面の笑顔でした。
それにしても、あの時のTさんとは別人のようでした。

そうあの時・・・
少し、話を振り返りますね。
クロミッドの採卵で、2個受精して2個とも培養、
1個は新鮮胚(胚盤胞)移植でしたが、
もう1個は胚盤胞での凍結予定だったんですよ。
それが、胚盤胞まで育ったのですが、残念ながら凍結基準に満たないために、
受精卵のストックはできませんでした。
凍結胚が1個でもあるのと、全く無いのでは、状況は全然違ってきます。

胚移植後のTさんの状況ですが、
子宮内膜を厚くして着床を手助けさせて頂く目的で鍼灸施術をしました。
見ると、明らかにテンションは下降していました。
母体(子宮)のパワーを必要としている大切時期なのに・・・
無理もないと思います。

これが駄目だったら、また採卵からというプレッシャー。
お腹に戻した胚も、同じように駄目なのではという不安感。

『お腹の中と培養液の中では状況は違いますよ。
自分の子宮のパワーを信じてください。』
そう伝えて鍼灸をしました。

今、胚移植をされている皆さん、
これから胚移植の皆さん、
自分自身の力を信じてください。
そして、不安な時は、遠慮なくご相談ください。
もちろん、初めての患者さんもお気軽にお電話ください。

タウチ


2012年11月8日 blog 0

卵巣の機能アップ 3(自然周期の採卵)その2

Tさん(36歳)、なんとなんと、大きな卵胞が5個も確認できました。
こんなチャンスを逃してしまうと、次回、いつ来るか分からないので、
是非、自然周期の採卵に切り替えるように、オススメしました。

この辺のアドバイスは、不妊専門の特徴を生かして、
きめ細かくフォローさせて頂いております。
通常、自然周期採卵は、刺激周期に比べて刺激量が少ないので、
グッと採卵数が減ります。
Tさんの場合、ショート法で5個だったので、
クロミッドなら1~2個が一般的でしょうか。
だから、クロミッドで5個大きな卵胞が見えたのは、すごい事なんですよ。

話を元に戻しますね。
自然周期の採卵に変更しましたが、問題が一つ。
それは、排卵してしまうかも知れないリスクがあることです。
もし、排卵したら、採卵出来ません。
これが自然周期採卵のデメリットです。

そこで、ご本人と相談して、排卵を遅らせる鍼灸を急遽行いました。

結果は、
4個採卵
2個受精
1個胚盤胞の新鮮胚移植
そして、みごと妊娠!!

スーパーライザーPXの活躍もあり、
大村院長の なにがおこるかわからへんシリーズ に加えて頂きたいような、
ドラマティックな妊娠でした。

タウチ

※スーパーライザーPX(右)と、赤外線治療器(左)


2012年11月6日 blog 0

卵巣の機能アップ 3(自然周期の採卵)その1

今回は、自然周期での採卵事例を紹介させていただきます。 Tさん36歳 人工授精を9回トライするも妊娠には至らず、 初めての体外受精でショート法(刺激周期)にチャレンジ。 その結果は、 5個採卵 3個受精 1個胚盤胞を新鮮胚移植したが、 ホルモン値は良かったものの、結果は(-)判定。 通常、Tさんのご年齢を考慮すれば、8~10個位の採卵数が一般的です。 しかし、Tさんはその半数しか採れませんでした。 3個の受精に対して1個胚盤胞は、標準的な成績でしょうか。 そこで、ご本人と相談の上、鍼灸・整体で体質改善を進めることにしました。 すると、この3年間、いつも生理17日目頃の排卵だったのが13日目頃に排卵し、 とても驚いておられました(休み周期なので何も薬は使用せず)。 生理周期が正常の28日間に近づくと、13日目位の排卵になりますからね。 13日目の排卵になったということは、身体が良くなっている証拠。 しかも、生理痛もほとんど無くなり、準備は整っていきました。今度は、クロミッドで10回目の人工授精にトライすることに。 飲み薬(クロミッド)の効果を発揮できるように、 低温期にしっかり施術させていただきました。 鍼灸、整体、そして今回は スーパーライザーPX も活用し、 卵胞の質を上げるようにサポートしました。 そして卵胞チェックの日を迎えると意外な展開が・・・続く タウチ ※写真は、スーパーライザーPX。 2本のアームで照射できます。


2012年11月3日 blog 0

Kさんの心遣い

ある日のこと、お昼間にふらっとKさんご夫妻が来院されました。
その日は、午後からご予約のはずなのに、
はて?時間の間違い?と疑問に思っていると、
『まんじゅう持ってきたから。皆で食べて!』
ご主人の威勢の良い声がしました。
出来立てのお饅頭を買ってきていただいて、
丁度昼時間だし、温かいうちに食べてもらおうと思って、
施術時間からはずいぶん早いのにもかかわらず、
わざわざ持ってきてくださったのですね。
この饅頭、中に、つぶあんと餅が入っており、食べると
もちとあんが絶妙に絡み合ったとっても美味しいんです。
ありがとうございました。

さて、この饅頭に入っている小豆の効果を皆さんご存知ですか?
東洋医学的な効能はいくつかありますが、次の2つをご紹介します。

1.利尿作用があり、むくみを解消する作用。

2.上にのぼった気を下へ降ろす作用。

不妊治療の患者さんを拝見していると、
足が浮腫みやすいタイプの方や、
イライラしやすいタイプの方は、
とっても多いように感じます。
そんなタイプには、小豆が入った食品がオススメ。
それから、妊婦さんの浮腫にも効果的だと思います。

但し、スイーツの食べ過ぎには注意してくださいね。
何事もほどほどが一番ですからね。

タウチ


2012年11月1日 blog 0

Hさんの愛犬 エディ、エミリ、ダッチス(No 22,23,24)

今日は11月1日。 「わんわんわん」でワンコの日です。 皆さんご存知でしたか? さて、記念すべき日に紹介するのは、 Hさんの愛犬達です。 (写真左) 父親 エディ(♂、6歳6ヶ月) (写真中央)母親 エミリ(♀、7歳10ヶ月) (写真右) 娘 ダッチス(♀、5歳) 犬種は、ウエスト・ハイランド・ホワイトテリア です。 早速、この犬種を調べてみると・・・ 「ウェスティ」の愛称で親しまれている小型のテリアで、 とても活動的で、獲物を追いかける本能が強い。 陽気で屈託がなく献身的で、 家庭犬に望まれるすべての資質をもっている。 非常に精力的な犬種であるため、十分な運動量が必要とされる。 歌手のジュディ・オングの愛犬として知られる。 という説明でした。 下は、飛騨高山での旅行中の写真を送って頂きました。 『この日は、久しぶりにドッグランで走り遊びました。 ペット専用ホテルに宿泊、そこのカートを借りて初めて乗りました。』 日本語、英語両方出来るバイリンガルです。』 とのコメントを頂きました。 きっと、ワンコ達にとっては大満足の1日だったことでしょう! タウチも三匹犬を飼っていますが、 三匹一緒の写真はすごく難しいんですよね。 たいてい、どれかはそっぽを向くので、 何回も撮り直しをすることがほとんどです。 この「ウェスティ」、実は、尻尾もすごく可愛いくて、 タウチも飼いたいと思っている犬種なのです。 これからも、Hさんを癒し続けることでしょう。 今後も皆さんの癒しのペットをご紹介ください。 犬、猫、ウサギ、ハムスター、金魚・・・どんなペットでも構いません。 できれば、写真とペットについての一言コメントを送ってくださるとなお嬉しいです。 ご投稿は下記のペット写真投稿メールをクリックしてください。 タウチが責任を持って掲載させていただきます。 ペット写真投稿メールはこちら タウチ