2012年9月7日 blog 0

何が起こるかわからへんNo.6

以前、田内先生のブログで「Aさん奇跡的に採卵」と、
大スポや東スポなみのキャッチフレーズでしたね。
治療に携わっている私でさえ、どんな内容だろうと
食いつくようにブログを見ました。

ちょっとタイトルは大げさですが、採卵前日の血中ホルモンの数値が
LH 80      P  1.29 てすからね。
採卵されたDrもかなり驚かれたようでした。
LH(黄体形成ホルモン)は脳下垂体から分泌されるホルモンで、
卵胞の成就と排卵、排卵後の黄体期にかかわってきます。
排卵前にLHが大量に分泌され、LHサージが起こって排卵です。
排卵期には数値が14~95になりますが、80くらいになっていると
もう次の日には排卵しててもおかしくないでしょう。

さて、久しぶりに何が起こるかわからへんシリーズを
書いていきたいと思います。
今回は題して、
「何が起こるかわからへんNo.6 胚盤胞移植7日後、子宮内膜7.3ミリ」
とまぁ、大げさなタイトルに思えるでしょうが、
これが本当の話なんですよ。

胚盤胞の移植をして7日後だったら、
子宮内膜の厚さは12~15mmくらいにはなっていないと
いけないのですが・・・この数値は経験上ですけど。

今回登場のNさんの内膜は、胚移植7日後でたったの7.3mmだったのです・・・。

to be continued

Omura

 

 


2012年9月5日 blog 0

2012年前期 妊娠報告(43名) No.2 の訂正

2012年前期 妊娠報告(43名) No.2
の記述に誤りがありましたので、ここでお詫びと訂正をさせていただきます。

誤った数値。
0-6ヶ月=17人

6-12ヶ月=11人

12-18ヶ月=6人

18ヶ月以上=9人

正しい数値。
0-6ヶ月=27人

6-12ヶ月=11人

12-18ヶ月=5人

18ヶ月以上=0人

グラフは正しい数値を反映していたのですが、人数の記載が間違っていました。
申し訳ありませんでした。

話は変わって、前回のブログについて皆様から
様々な温かいご意見をいただきまして、
ありがとうございました。
『同じ患者として、よくわかるわ~』 というご意見が多かったです。

鍼灸・整体には、身体をリラックスさせて
気持ちをプラス思考にさせる力があると私は思っています。
そして、当院で施術しながら、前向きな気持ちで胚移植に臨み、
妊娠された方はたくさんおられます。
次回は、その一例を紹介させていただだく予定です。

タウチ


2012年9月3日 blog 0

胚移植後は少し前向きに・・・

当院に来られる患者さんは、タイミング、人工授精、体外受精、
あるいは、病院を中断してタイミングなど様々な状況の方がおられますが、
当院では、個々の患者さんに合わせた施術を心がけています。
その中でも、体外受精周期に関しては、金銭的にも、身体的にも、精神的にも、
患者さんには、かなりの負担を強いられていると思います。

当院では、胚移植の当日や翌日あるいは翌々日に鍼灸・整体を
させて頂いています。
また、移植の1週間後にも鍼灸をさせていただく事もあります。
その目的は、
血行を良くして、子宮内膜を厚くして、着床の手助けをさせていただき、
妊娠に向けて良い子宮環境を整えて頂きたいからです。

採卵準備や胚移植準備の段階では、皆さん、かなり前向きなのですが、
いざ、これから胚移植という時になって、テンションが下がる方がとても多いです。
その理由を聞いてみると、

『過去に何回も胚移植で駄目だったから、期待してません』
『駄目だった時に心が折れないようにしています』
『これが最後の凍結胚なので、また次から採卵かと思うと気が重くて』

というご意見がとっても多かったです。

その患者さん方には、こう答えています。

『胚移植にたどり着くまでかなりご苦労されたと思います。
胚移植後は、患者さんご自身の女性ホルモンが沢山必要です。
過度な期待は、確かに、駄目だった時に心が砕け散ってしまうでしょうが、
出来れば、少し前向きな気持ちで臨んでください。

楽しい事、嬉しい事、リラックスした気持ち、十分な睡眠は
女性ホルモンの分泌を促進してくれます。
逆に、嫌な事、悲しい事、イライラした気持ち、睡眠不足は
女性ホルモンの分泌を阻害します。
胚移植後、患者さん自身で出来ることは限られています。
同じ待つなら、ホルモンが出やすい状態で待つほうが良いですよね。』

タウチ


2012年8月28日 blog 0

ハワイのバース・ストーン&キャサリン②

前回はハワイにバカンスをしてきた患者さんのS さんから送って戴いた
バース・ストーンの写真をご紹介しましたね。
さて、S さんにはハワイに行く前にパワー・ストーンを選んでくれる
キャサリンのことも紹介していました。

写真はキャサリンがS さんの体に触れないでS さんのオーラか何かを
感じて彼女用のパワー・ストーンを選んでくれたものです。
何人か紹介していて、それぞれパワー・ストーンの種類と
肝心なお値段が違っています。

50ドルの人もいれば、75ドルの人もいました。
今回、S さんは120ドルだったそうです。ちょっと高いかな。
それでもS さんに合わせたストーンを選んで、
性格的なアドバイスも教えてもらったようです。
ご主人は余り興味がなかったよう様子。
ちょっと離れたところで見られていたようで、
パワー・ストーンの購入はされなかったようです。

・・・ところが、次の日だったかどうか忘れましたが、
DFC(デューティー・フリー)の前を通り過ぎてからS さんのご主人が
キャサリンの所に行こうと言われたそうです。
最初は興味なかったけれど何かひっかかるものがあったのでしょうか?
・・・な訳で再びDFC横にあるキャサリンのワゴン販売のショップへ。

何を選んでくれるのかちょっと期待もあったと思います。
何とご主人はたったの20ドルのストーンだけだったようで、
拍子抜けされたのではないでしょうか?
奥さんが120ドルで何で俺が20ドルやねん・・・
僕だったらちょっと不公平感を感じてしまうかも・・・?

キャサリンの見立ては金額じゃないようですね。
その人の状態にあったストーンを選んで、パワー・ストーンの
ブレスレッドを付けることによって、つけた人の心と体のバランスを
いい状態にして、幸運を呼んでくれるようにするようですね。

ハワイ旅行でバース・ストーンとキャサリンのパワー・ストーンを通して、
いい思い出になったのではと思います。
120ドルと20ドルのパワー・ストーンはどっちがお得・・・でしょうか?
それはどちらも同じなのでは・・・と思います。
人を信じて選んでもらったものだから、価格じゃなくて
そのメモリーと効果はきっとプライスレスですよ。

帰国後、S さんが治療に来られてハワイで購入したブレスレッドを
持ってきてくれたので写真を撮らせてもらいましたが、キレイな配色ですね。
因みにS さんにハワイの感想を聞いてみました。
S さん曰く、すごく良い体験ができたハワイ旅行だったとのこと。
是非もう一度行ってみたい・・・と言われました。

みなさん、ハワイ旅行を計画されていたら
バース・ストーン観光とキャサリンの店でパワー・ストーンは
いかがですか?

Omura


2012年8月26日 blog 0

卵巣を若返らせる(西洋医学と東洋医学の違い)

またまた、ブログをサボりぎみのタウチです。

先週、『女性の卵巣を若返らせる』という記事を見つけました。

『閉経前後の女性の卵巣に自身の皮下脂肪から取り出した
「間葉系幹細胞」と呼ばれる幹細胞を注射する。
この幹細胞は、新たな血管を作る役割を持つとされており、
卵巣に移植し血流を増やすことで、卵巣機能の改善が期待できる。
臨床研究として厚生労働省に申請した。』
というのが、その内容でした。

すごく難しいハイテク研究のようですが、
要は、卵巣の血流アップが目的。
今のところ、動物実験では結果が出ているようですが、
まずは、厚生労働省の認可が必要とされ、
その後、人での臨床実験データを集めて、
実用化できるような治療が確立されるまでには、
まだまだ、かなりの時間がかかるでしょう。
西洋医学では、他に、卵巣の機能改善の方法がありませんから、
こういう方法で模索する事になるのでしょうね。

一方、東洋医学では、患者さんの体質や生理周期に合わせて
鍼灸や整体をさせていただいています。
鍼灸・整体には、子宮や卵巣の血流改善効果がありますので、
当院の患者さんからは、次のような報告を受けています。

1.受精卵のグレードが上がった
2.採卵数が増えた
3.半年以上卵胞が出来なかったのが、最近連続して卵胞が育っている

今回、3のケースの詳細を少しご紹介します。
患者Kさんは、今年の4月から当院に通院なさっています。
初診の問診では、もう半年以上卵胞が育たないので、
不妊専門病院の先生もお手上げの状態でした。
そこで、全身の血行改善、特に、卵巣機能改善を目標に施術を行い、
経過を見たところ、施術直後から、卵胞が育つようになり、
それから現在まで、ほぼ、毎周期、主席卵胞が育つようになりました。
この結果に、ドクターはとても驚かれていたので、
Kさんは正直に当院で施術している事を告げたそうです。
ドクターは、当院への通院時期と、卵胞が出てきた時期の一致を見て、
鍼灸・整体の効果をはっきり認められたそうです。

病院での治療に行き詰っている方は、
古くて新しい東洋医学を試して見る価値はあるかも知れませんね。

いつでもお気軽にご相談ください。

タウチ