2012年7月17日 blog 0

坂上みきさん、53歳で妊娠8か月

今日患者さんから聞きました。
患者さん「先生、53歳の人妊娠したの知ってる?」
大村  「へぇ~、53歳ね。そりゃ大したもんだね」
患者さん「DJか何かパーソナリティーしている坂上みきさんやけど・・・?」
大村  「特には知らないけど、聞いたことある名前やな」
「後でちょっと調べてみるわ」

・・・と言ってY さんの治療を終え、ネットで検索。
はいはい、この人ね。知ってる知ってる。
それにしても、良く頑張ったね。
坂上さんは新潟テレビのアナウンサーを経て、
FM-Tokyoのパーソナリティーや日本テレビ系の情報番組
「PON!」でナレーターをしていたりのベテランです。

不妊治療はされていたそうですが、彼女が妊娠できたのは、
マラソンをしていて基礎代謝が上がって、
実年齢より子宮や卵巣年齢が若くなっていたのでは・・・と思います。

患者さんに何でもいいから体を動かすことを良く勧めます。
もちろん治療も大切だと思いますが、
体を動かして基礎代謝を上げることは自分のペースでできますからね。
ウォーキングでもマラソンでも、ヨガでもピラティス、ダンスetc

それにお掃除も基礎代謝が上がりますよ。
部屋もピカピカになっていい部屋に良い「気」が巡り、
体にも良い「気」が巡って妊娠体質づくりに良いと思います。
もし何もしてなくてでダラダラ生活が続いていたら、
このブログを見たきっかけに、是非、体を動かしてみませんか。

それにしても、坂上みきさん、スゴイネ。
母子共に元気に出産できますように祈りたいと思います。

Omura


2012年7月14日 blog 0

三陰交(さんいんこう)の話 ①

先日患者さんのF さんと話をしていて、
三陰交(さんいんこう)のツボの話になりました。
F (38歳)さんはなかなか妊娠できなくてということで、
2年ほど前、足立病院の不妊センターで
私が鍼灸サロンをしているときに治療に来られ、
妊娠・出産されました。
今回は二人目を望まれて、また鍼灸治療に来てくださいました。

話を元に戻して、
高温期に三陰交のツボ押しを強くすると、
受精卵の着床の妨げになるんだよ。
高温期は三陰交のツボ押しはしない方がいいと思いますよ・・・と
話をしていたら・・・。

先生、質問があるのですが・・・とのことでした。
F さん、排卵の前日くらいに三陰交のツボを
押していたら、とっても気持ちが良かったらしくて、

Q.

排卵の前日とかに三陰交のツボ押しやマッサージしていいんですか?
という質問でした。

A.

排卵の前日や当日に三陰交のツボ押しをすると排卵の促進になります。
なかなか排卵がスムーズにいかない人や非破裂卵胞ができやすい人には
いいと思います。
親指で3~5分ずつくらい入浴中や就寝前なんかに
ちょっと気持ちいい程度にツボ押ししてください。

排卵して高温期の4~5日目以降は三陰交のツボはツボ押しはしないでください。
三陰交を強く刺激すると子宮の動きが
活発になり過ぎて収縮してしまうからです。
着床の妨げになります。
お灸や軽くオイルで撫でて温めるようなマッサージはOKです。

バリ島・バリバリツアー ④を書こうかと思っていたけど、
ちょっとお休みして、次は三陰交の話を紹介しましょうか・・・と
言うと、是非、三陰交のツボの使い方を良く知らない人が
たくさんいると思うので、みんなのために紹介してあげてくださいと
やさしい助言をいただきましたので、今回は三陰交の話を書きました。

◇三陰交(さんいんこう)
三陰交の三陰は「肝」「脾」「腎」の3つの経絡が
スクランブル交差点のように交わるツボという意味です。
3つの「陰」が交わるから、三陰交なんだよね。
足の内くるぶしから指の幅4本分、だいたい真上にあります。
筋肉と骨の際にあります。ここは押すと結構痛い人が多いです。

冷え性改善に三陰交のツボ押しやお灸は良く効きます。
親指で10回くらいを1セット。これを3セットくらいゆっくり押してください。
ベビーオイルを使ってのツボマッサージもおすすめ。
ポイントは気持ちいい痛さで押すことです。
お灸もいいですよ。
市販のお灸を寝る前に1つ、ちょっと熱く気持ちいい程度のお灸がおすすめ。
1つで温かく感じない場合は、同じツボにもう1つお灸をすえるといいでしょう。

注意)
妊娠中の方は、流産してしまう可能性がありますので
三陰交のツボを押してマッサージしないでください。


2012年7月14日 blog 0

祇園祭2012

今年も祇園祭の時期がやってきました。
今朝は、四条烏丸からここ烏丸御池まで
ゆっくり歩いて通勤してみました。

まだ静けさの中、次々と山鉾が組みあがっていましたよ。
烏丸通りを歩いているだけでも、4、5の山鉾がすぐ見れました。
当院は、京都の中心街という好立地で仕事をさせて頂いている事を
改めて実感した瞬間でしたね。
今日14日(宵々々山)から17日(山鉾巡行)まで、
道路の交通規制や交通機関の混雑が予想されますので、
十分に気をつけてお越しください。

日頃、治療でストレスが溜まっている方は、
当院の帰り道に、祇園祭で少し気分転換をはかるのもいいかも知れませんね。

タウチ


2012年7月9日 blog 0

バリ島・バリバリツアー ③

バリ島・バリバリツアーのシリーズも今回で3回目。 ブログをご覧の方には何で不妊治療専門でやっている 鍼灸院のブログでバリ島の話・・・?と思ってらっしゃる方も 多いと思います。 もちろん不妊治療に役立つような内容のことを書いていかなければ、 情報発信しなくては・・・と思いますが、何かそればっかりじゃ肩がこりませんか? 今、ネットの中ではいろんなクリニックや鍼灸の先生方が ブログをされていたり、ホームページで不妊治療に関する 情報を公開されているのでいいことたくさん書いてあるので、 参考になさってください。 このブログはときどきブログなので、時にはなるほど~、ん~、深い!! ・・・という話からクスッと笑えるようなものも書いていければと 思っています。 今回思い切ってバリ島ツアーを敢行したのも、「ホッ!」とするような時間が いかに大切かということを体験をもとに皆さんに読んでいただければと 思ったからなんです。 毎日たくさんの患者さんが来られます。 比較的、関西だけに笑いが絶えない治療所ではありますが、 不妊治療という先の見えない治療に来られている患者さんの 胸の内はとっても不安がいっぱいで仕方がないと思います。 卒業された患者さんが3か月検診のついでに赤ちゃんを連れて 立ち寄ってくれることがあります。 よくこんな話になります。 患者さん:「先生~、こんにちは。」 大村  :「あぁ~、久しぶりだね。随分と顔が穏やかになってママの顔になってるね」 「治療に来られているときは、目が引きつっていたからね」 患者さん:「そうだったように思います」 今日も患者さんとそんな話をしていて、 不妊治療の治療をするだけじゃなくって、 心と体のバランスが良くなるように治療させていただくのが、 僕らの仕事なんだよね。 ん~我ながらいいこと言うね。(笑) あれっ、バリ島・バリバリツアーの続きをご紹介しなくては。 写真のちょっと恐~い石像は、宿泊していたホテルから 10分ほど歩いたところにあるコンチネンタルホテルの庭園で 撮影したものです。 守り神かなんかなんでしょうね。 石像の耳の所に飾ってあるのはたぶんプルメリアだと思います。 ハワイのレイに良く使われていますね。 花言葉は「恵まれた人」「気品」「内気な乙女」など。 英名はテンプル・ツリーでお寺の木という意味だそうです。 プルメリアはアロマテラピー精油の「フランジュパニ」の 原料でもあります。 リラックス、気分の高揚、血行促進、乾燥肌の改善の効果があります。 ほのかな甘い香りが心地いい気分にさせてくれます。 石像の怖い顔もプルメリアの花飾りでちょっと 可愛くみえませんか? to be continued Omura


2012年7月6日 blog 0

バリ島・バリバリツアー ②

関空からバリ島までガルーダインドネシア航空883便で
約7時間くらいのフライト。
デンパサール国際空港へ到着。離陸も帰国時の着陸もとっても
スムーズでした。
どうも古いイメージがあって、
東南アジアの航空会社やし、落ちたらどないやねん・・・と
バリ島ツアーをコーディネートしてくれた友人のUさんに
冗談で言った覚えがあります。
30年~40年前だと、ちょっと現実味があったかもしれません。
今はそんな時代ではなくて、
7時間のフライトはとっても快適でした。

気温は京都や大阪とそんなに変わらなかったし、
乾季ということもあり、さほど蒸し暑くもなく過ごしやすかったです。
海外の空港に着くとその国の臭いがするといいませんか?

例えば韓国の金浦空港だったら、ニンニクの香りがぷ~んとしたり、
中国は上海の虹橋(ホンチャオ)空港だったら、ニンニクの香りが・・・
どちらも同じような臭いがした記憶があります。

外国の人が日本の空港に降りたら、きっと醤油や塩の臭いを感じるんでしょうね。
でも、デンパサール国際空港についても気になる臭いというのは
余り感じなかったです。
どうも東南アジアへ旅する機会もなかったし、
どうしても行ってみたいとも思わなかったので東南アジア旅行は
疎遠になっていました。

本来なら一週間も休みがあれば、やっはりハワイ旅行でしょうか。
若いころから休暇のチャンスがあればハワイ旅行でした。
今回はバリ通の25年来の友人がバリ旅行を計画しているというので
同行させてもらうことにしました。
バリ島は人気の観光地ということと、バリニーズマッサージの体験も
したかったし、何か治療に役立てられることがあればという
向学心・・・??? もあったからバリ島にチャレンジしたのであります。

さて、空港について出口で迎えに来てくれたのは
現地ツアー会社ガイドのレナさん。推定年齢60歳くらいだが、
たぶん昔はきれいだったんだろうなぁ~と思います。
旅行カバンを牽きながら迎えのワゴンの場所まで3分くらいあるいて、
ドライバーのアグーさんを紹介される。

宿泊先のクプクプジンバランまで30分くらい、
今まで抱いていたバリ島の楽園のイメージとは程遠い
交通渋滞でもうびっくり。
あちらこちらにバイクが車を縫って走っている。
それも二人乗り、前と後ろに子供を乗せての三人乗りもありで、
あ~危ない!!と、冷やっとするシーンに多く出くわします。

現地の人は平気なんだよね。慣れているから。
タイやベトナム、フィリピンなどの
街の交通渋滞をテレビで見たことはありましたが、
南の島のリゾート地でまさかの交通渋滞とは思いもよりませんでした。

写真は宿泊したヴィラ、クプクプジンバランのカフェ。
アフタヌーンティーサービスがあって、デザートのケーキとコーヒーは無料。
・・・なんだけど二日間まるっきり同じケーキでした。ちょい残念。
美味しかったけどね。

to be continued
Omura