2012年4月1日 blog 0

Sさん34歳、花粉症が改善して新鮮胚(初期胚)移植で妊娠2

採卵したものの、胚移植出来ずにかなりダメージを受けたSさん、
今度は、3ヶ月間、しっかり体質改善をしてから、
自然周期(クロミッド)で採卵しました。
子宮内膜も問題なく、
初期胚を1個、新鮮胚移植しました。

しかし、Sさんには少し不安が・・・
それは、前回紹介したように、重度の花粉症だったのです。
Sさんのように、花粉症症状がひどいと、
鼻づまりで睡眠不足になったり、ストレスいっぱいで、
女性ホルモン分泌の妨げになります。

そんなとき、鍼灸施術によってスッキリ鼻も通り、
夜もグッスリ眠れるようになったSさんは、
体調も良くなりみごと妊娠されました。

その後、2回の流産経験があったので、
安定期に入るまでしっかり流産予防の鍼灸を
させていただきました。

意外に知られていないですが、鍼灸・整体で体質改善が進むと、
花粉症などのアレルギー疾患が軽減する事例はよくあります。
実際、『鍼灸で様々な症状が改善すると、とっても助かる』
と言ってくださる患者さんが多いですね。

恥ずかしがり屋のSさんでしたが、
最後は満面の笑顔で卒業されていかれました。

タウチ


2012年3月30日 blog 0

Sさん34歳、花粉症が改善して新鮮胚(初期胚)移植で妊娠1

『あれから夜眠れるようになったんです!』

それは、花粉症が改善していくのと同時に
表情がどんどん明るくなっていったSさんのコメントでした。
昨春は、花粉が大量飛散の年だったので、
Sさんの症状はかなりひどく、
毎回、「くしゃみ、鼻づまり、目の痒み」 で熟睡できない!
と嘆いておられましたが、
鍼灸施術後は、いつも鼻が通り、スッキリして帰っていかれました。

そんなSさんの初来院は、
凍結胚移植で妊娠したものの、その後に流産(2回目)、
「そうは手術」をしてから1週間後の事でした。
初印象は、表情が硬く、ストレスいっぱい、
おまけに胃腸の状態も悪い・・・
東洋医学的な問題点は、「肝気鬱結」と「お血」。
ストレスが原因で、血行不良になってただけでなく、
消化器の機能低下もありました。

凍結胚がないので、再度採卵からスタートだったのですが、
『まずは、体調を整えてから採卵を考えましょう』
と提案させていただきました。

そして、体質改善の最中の事でした。
病院とご本人が相談なさった結果、
「そうは」の2ヵ月後にショート法で再度採卵が決定。
今考えると、ちょっと時期尚早だったかも知れません。
結果は、12個採卵、9個受精するも、胚盤法に残ったのはゼロ。
つらい思いをしたのに、移植出来ずに終わりました。
東洋医学的には、もう少し、準備期間が欲しかったところでした。
肉体的にも、精神的にもダメージを受けたSさんでしたが・・・続く

タウチ


2012年3月26日 blog 0

何が起こるかわからへんNo.4-3 4日目で2分割だった

前回のブログで、Wさんの問題があるとすれば、
食生活と運動かな・・・と書きましたが、それに加え
どうしても克服しにくいのが年齢でしょうか。
でも、鍼灸や整体、漢方や食事療法などでアンチエイジングして
妊娠することは可能なんですよ。
そんなお話を書いているのが
この「何が起こるかわからへん」シリーズです。

先ずは、無類の甘党のWさん。(42~43歳になっていました)
仕事が忙しく、夕食がお菓子やパンになることもあったようです。
冬はこたつで寝てしまうこともしばしば。(いけませんね~)
ちゃんと夕食とった後も、ショートケーキが2~3個と
どうしても1個では済まなかったようです。

治療に来るたびに、ウザいと思われようがめげずに
毎回ケーキやお菓子の話になってしまいました。
好きなものを止めろというのはとても酷なことで、
それによってストレスが高まってしまうと逆効果。
だから、ケーキは1個にしましょうと約束してからは
2個食べてしまう日もあったようですが、
日ごとに少なくなっていきました。

甘いものを少しいただくのは体にいいのですが、
取りすぎるといけませんよね。
糖尿病に気を付けないといけないから・・・。
インスリン抵抗が高くなって、高アンドロゲン血症(男性ホルモンだ高い)が
出てくると多のう胞性卵巣症候群(PCOS)のような状態に
なってしまう可能性があるからです。

それに糖分の取り過ぎは老化を早めてしまうとも言われています。
細胞が老化するということは、卵胞にも悪影響を与えると思っています。
要するに、甘いものの食べ過ぎは良くないということですね。

話はWさんに戻しますが、何だかんだと治療に来られるたびに
おせっかいな僕は挫けず、やんわりとWさんのケーキの数を
聞いていました。彼女も観念したのか、それとも意識改革が
成されたのかは定かではありませんが、
スウィーツの問題は1年くらいかかりましたが、
何とかクリアできました。(お互いに我慢強いというか根競べでしたね)

ですが、全く運動できていない状態が続いていて・・・

to be continue

Omura


2012年3月25日 blog 0

Sさん42歳、生理痛が激減した周期に凍結胚移植で妊娠。

『生理痛がほとんど無かったので、
薬を服用せずに済んだんです。』

亀岡から通院なさっていた患者Sさん。
いつも笑顔で来院なさっていたのですが、
この日は、さらに笑顔で話をされていました。

初来院は、昨夏の暑さが厳しい頃でした。
ショート法で採卵し、3個胚盤法凍結。
1回目の胚移植はマイナス判定。
残り2個の移植前に何か準備をしたいと思いから、
お電話を頂きました。

子宮鏡検査を受けて問題なし。
体質改善をしてから胚移植を・・・との事でした。

Sさんは、「脾虚」と「お血」タイプ。
問題点は3点。

『生理痛がひどく、足先がすごく冷えている』

『子宮内膜が厚くなりにくい』

『妊娠継続のパワー不足で、以前、流産経験あり』

まず、鍼灸と整体で体調を整え、
生理痛軽減で、体調が改善した事を確認したのち、
低温期に、鍼灸・整体に加えてスーパーライザーも2回使って頂き、
子宮内膜が十分厚くなったところで、凍結胚移植。
結果は、みごと妊娠。

以前、流産経験があったので、
流産予防の鍼灸をしっかりとさせて頂き、
ご卒業されました。
現在、妊娠6ヶ月で安定期に入っています。

皆さん、妊娠に至らない原因は個々に違っています。
それは、西洋医学的な原因もありますし、
東洋医学的な原因もあります。

病院への通院はとても大切です。
しかし、一方で、自分の身体と向き合うために、
鍼灸・整体も一つの選択肢になるかも知れません。
少しのキッカケで身体が改善していき、
妊娠に至るケースがあります。
Sさんは、生理痛改善というキッカケが大きかったと思います。

タウチ


2012年3月24日 blog 0

Kさん40歳・・・の追加。

Kさん40歳、困難を乗り越えて自然妊娠
のブログについて、大事な情報が抜けていました。
それは、ご主人の経過についてです。

ヒューナーテスト不良に対して、
ご主人の治療は、漢方病院を紹介するのと同時に、
当院で、鍼灸・整体も数回受けて頂きました。
体質は、「腎虚」「肝気鬱血」
つまり、先天的なパワーが衰えていたのと、
ストレスいっぱいで、疲労がたまっている状態でした。

パワーを補って、なおかつ疲労軽減の施術をしたところ、
再度のヒューナーテストは良好。
そして妊娠。

今や、不妊症の原因として、男性不妊も多くなっています。
男性は、日常のストレスや、不眠などで
精子状態が大きく変動する人も多くいます。
当院では、必要に応じて男性不妊も承っておりますので、
お気軽にご相談ください。

タウチ