2012年2月8日 blog 0

Kさん37歳、流産予防対策での出来事

『次の診察を最後に、もう産科に行くように言われたのですが・・・』
と不安そうなkさん。
『不育症検査は?』
『してません。』
『なにか、流産予防薬の処方は?』
『ありません。』
『今度の診察で質問してください。
以前、8週目で流産経験を踏まえて、

流産予防の薬はいらないのか?
本当に産科に行って良いのか?
を必ずもう一度確認してください。

それでも大丈夫といわれたら、安心ですから。』

と送り出しました。

以前、8週目で流産経験があったKさん。
ご年齢も考慮すると、今回も流産のリスクがあるので、
妊娠判定後は、流産予防で鍼灸施術に切り替え中での会話でした。

結果は・・・流産予防の薬が処方され、
もうしばらく、不妊専門病院への通院継続が決まりました。

これからは、患者さんが賢く通院する時代が来ていると思います。
当院では、単に鍼灸や整体施術を施すだけにとどまらず、
何が患者さんにとって必要かを一緒になって考え、
助言や提案をさせて頂いております。

病院での説明がよく分からない方、
診察時に何を聞けば良いのか分からない方、
漢方薬に興味があるが、どこに行って良いのか分からない方、
一人で悩まず、一緒に解決策を考えましょう。
お気軽にご相談ください。

タウチ


2012年2月7日 blog 0

FSHが40歳代・・・Kさん37歳、整体3回で自然妊娠

『FSHが40歳代だと言われたんです』

問診時にそう言って、私の顔を見たKさん。
(マロンちゃんのKさんとは別人のKさんです)
人工授精や体外受精にステップアップもされましたが、
妊娠には至らずの状態で来院されました。

まず、病院での治療経過を問診。
卵管は、2011年11月にチェックしてOK。
ご主人の精液状態も問題なし。
Kさん自身も、毎周期排卵しているご様子。

そして、東洋医学的な問診。
まず、気になったのは、「お血」。
これは子宮や卵巣の血行が悪くなっている可能性を示唆。
もう一つは、「気血両虚」。
「気」=パワー不足のため、「血」も不足している。

そこで、
1回目の整体は、生理中に来院して頂き、
生理をすっきり終わらせるプログラムで施術
合わせて腰痛対策も行いました。
東洋医学では、腰は生殖器と深い関わりがあるので、
腰痛改善は生殖器の改善に繋がります。

2回目は、卵胞期に来院して頂き、
卵胞の発育を促すプログラムで施術。
下半身の冷えを改善し、血行を促進して、子宮と卵巣に働きかけるツボを刺激。
この時期は、特に卵巣を活発にするように働きかけました。

3回目は、排卵後の高温期に来院してもらい、
高温期を維持するプログラムで施術。
子宮内膜が薄く、黄体ホルモンも低いとの話だったので、
特に、子宮の血行を促進して、子宮内膜が厚くなるように心がけました。

最後に、高温期の過ごし方を指導させていただいて
この周期の施術は終了。
後日、直接来院されて、妊娠の報告を受けました。

今回のポイントは3つ。

1.問診でストレス軽減に努めた

2.11月の卵管造影で卵管が通りやすかった

3.生理周期に合った施術が行えた。
  特に、
腰痛改善で生殖機能がアップした。

以前のAさん35歳のケース(下を参照)もそうでしたが、

Aさん35歳、生理痛が激減、タイミングで妊娠 1

Aさん35歳、生理痛が激減、タイミングで妊娠 2

Aさん35歳、生理痛が激減、タイミングで妊娠 3

最近、整体だけで妊娠される事も多くなってきました。
さて、Kさん。
過去に流産のご経験があったあので、
現在、流産予防の鍼灸施術中なのですが・・・
ここで、もう一つのドラマがありました。
それは次回に・・・

タウチ


2012年2月5日 blog 0

Kさんの愛犬 マロンちゃん(No.12) くるみちゃん(No.13)

マロンちゃん(ポメラニアン、8歳、♀)

『散歩が大好きで、散歩行こうか?の
問いかけにすぐ反応して飛び跳ねて喜んでいます。
あと、飼い主の気持ちがわかるワンコで、
Kさんが落ち込んでいるときは、顔をじっと見て側から離れません。
穏やかでとても優しいワンコです。』

というコメントを頂きました。
性格は、飼い主に似るといいますから、
Kさんの優しい性格を反映しているのでしょう。

くるみちゃん(トイプードル、1歳、♀)

『人懐っこく、甘えたさんです。
家では、Kさんかご主人のどちらかに必ずくっついています。
顔は、Kさんに似ていると周りからよく言われるそうで、
Kさん自身もそう思うとの事。
寒がりなところもそっくりで、よく、こたつに潜り込んでいます。』

とのコメントを頂きました。
そう言えば、Kさん、最初は、足の冷えが強かったのですが、
最近は、その冷えが改善しておられるように思います。
現在、体質改善も進み、妊娠に向けて着々と準備中です。

今後も皆さんの癒しのペットをご紹介ください。
犬、猫、ウサギ、ハムスター、金魚・・・どんなペットでも構いません。
できれば、写真とペットについての一言コメントを送ってくださるとなお嬉しいです。
ご投稿は下記のアドレスまで・・・
タウチが責任を持って掲載させていただきます。

karasumaoike2011@hotmail.co.jp

タウチ

※つぶらな瞳のマロンちゃん。

※とっても可愛いくるみちゃん。Kさんに似ているとタウチも思います。

※マロンちゃん & くるみちゃん。仲良く寝ている二匹。


2012年2月4日 blog 0

当院で妊娠された方の約80%が35歳以上でした

2011年度の妊娠のされた方のデータをまとめてみたら、
当院で妊娠された方の約80%が35歳以上でした。

35歳~39歳の方か33人で46%。
40歳~44歳の方が23人で32%。

10年前だったら、年間100人以上は妊娠されていたと思います。
・・・というのも、10年ほど前の来院される患者さんの
平均年齢は35歳以下くらいでした。
40歳以上の方の受診は10人に1~2人くらいでしたから・・・。
この10年で不妊治療をされる患者さんの年齢は
年々上がっているように思います。

良く、妊娠の報告で〇〇人、妊娠されました。
おめでとうございます・・・というコメントを見かけることが
ありますが、どの年齢の方が、どれくらいの期間治療されて
妊娠に至ったか良くわからないことがありますよね。
20代、30代前半の患者さんでしたら比較的治療期間も短くて済みます。

人間の寿命は延びてはいますが、
卵巣年齢はほとんど変わっていないのです。
40歳がボーダーラインと言われますが、
眠っている卵巣の力を活性化させ蘇るせることによって
いい卵子が出てくる場合も少なくありません。

今までいろんな患者さんの治療をさせてもらって感じることは、
やはり体質改善はとても大切だと実感します。
鍼灸や漢方、整体などの東洋医学の力には
秘められたパワーがあると改めて思います。

Omura


2012年2月2日 blog 0

2011年 妊娠報告(72名)No.1 妊娠年齢別グラフ

2011年の妊娠結果がまとまりましたので、ここで報告させていただきます。

30歳未満=2人

30-34歳=14人

35-39歳=33人

40歳以上=23人

合計=72人

まず、特筆すべきは、
40歳以上が全体の30%、
35歳以上が78%にもなります。
逆に、30歳未満が3%にすぎません。
これは、当院の通院患者さんのほとんどが35歳以上であることを示しています。
しかも、そのほとんどが、なかなか妊娠に至らなくて、
当院に来られたケースばかりです。

ご年齢的に悩んでおられる方、
病院の治療で行き詰っておられる方、
まだ、諦めるのは早いかも知れません。

まずは、お気軽にご相談ください。

タウチ

次回は、施術期間別の妊娠報告グラフを作成する予定です。