2011年10月17日 blog 0

Kさん出産おめでとうございます3。 ウルフ&モモタ

さて、無事ご出産されたKさんですが、 もし、育児が一段落した時に2人目をご希望された場合、 1.つらい採卵がいらない。 2.採卵した年齢での受精卵(胚盤胞)を使える。 よって、身体に余分な負担をかけることなく凍結胚移植にトライできます。 そのメリットはすごく大きいと思います。 勿論、どうされるかはご夫婦のお考え次第なのは 言うまでもありません。 「ペットを飼っていたら子供を授からない」 という根拠のない話を一蹴してくれたKさんでした。 タウチ ※仲良しのウルフ&モモタ とっても似ているので見分けが難しいですが、恐らく、上がモモタ、下がウルフだと思います。


2011年10月13日 blog 0

何が起こるかわからない3 胚盤胞8個の奇跡

K さんのことは良く覚えています。

最初は体外受精の「ふりかけ」で受精がうまく行かなかった

と思います。

体調を整えるため3か月間、ご夫婦で治療させていただきました。

K さんは週に1回ペース。 ご主人は月に2回ペース。

ご主人の精子の運動率もあまり良くなかったからです。

基本的に女性は月経周期に合わせて鍼灸&子宝ソフト整体を合わせて

治療させていただきます。

男性はなかなか仕事で時間が取れない方が多いので、

余裕を持ちながらの治療になります。

本当は週に1回くらいの治療がいいんでけどね。

2回目の体外受精のトライの時に、

採卵の半分をふりかけ、もう半分を顕微授精を勧めました。

1. 3か月ちゃんと体質改善を夫婦でして下さったこと。

2. 体外受精をふりかけだけにせず、顕微授精もしたこと。

3. 採卵の周期の前からダイエット鍼灸もして代謝アップしたこと。

などが、妊娠できるチャンスを広げたんだと思います。

採卵数16個
受精数13個
胚盤胞8個の凍結

の結果はとてもいい方だと思います。

食生活も含めてですが、体調を整えることの大切さを

改めて知った症例でした。

K さんの例も「何が起こるかわからない」と言えると言えますので、

シリーズの3にしときます。

さて、今日ご紹介する花はフジバカマ。

10月から11月末くらいから咲くキク科の多年草。

花言葉がいっぱいあります。

「ためらい」「遅延」「躊躇」「あの日を思い出す」「優しい思い出」

秋の七草の一種で、「徒然草」や「源氏物語」にも良く登場します。

平安時代は女性の洗髪剤として使われていたようです。

防虫剤やにおい袋の芳香剤、お茶などにも使われたようです。

Omura

 


2011年10月11日 blog 0

Kさん出産おめでとうございます2。愛犬 モモタ(ペットNo.6)

さて、Kさん、再度の体外受精に向けての課題は・・・

1)代謝をアップして、数kgのダイエットを目指す

2)足先の冷えを改善する

3)ご主人も治療し、確実な受精と受精卵の質を向上させる

以上の3つの改善点を中心に治療を行ったところ、
3ヶ月後の結果は・・・

採卵数16個
受精数13個
胚盤胞8個の凍結

という素晴らしい結果になりました。

胚盤胞が、1回目の0個から8個への大逆転でした。
全て凍結保存して、次の周期に1回目の胚移植を行い、
みごと40歳での初妊娠、初出産となりました。

そして、今回の写真は、愛犬 モモタ(7歳,パピヨン,♀)。
モモタは、ウルフの娘にあたるそうです。
モモタは、Kさんの妊娠以来、急に甘えん坊になり、Kさんから離れなくなったそうです。
きっと本能で、飼い主の妊娠が分かったのでしょうかね。

タウチ

※愛犬モモタ(7歳,パピヨン,♀)
モモタとウルフは親子なんだそうです。


2011年10月9日 blog 0

Kさん出産おめでとうございます1。 愛犬 ウルフ(ペットNo.5)

最近、ブログをサボっているタウチです。
今回、つい先日、無事ご出産(2450gの女の子)された
Kさんのエピソードを愛犬の写真と一緒にご紹介します。

今回の写真は、Kさんの愛犬 ウルフ です。
現在、不在の奥様に代わってご主人が世話をされているそうです。

Kさんのケースは、
人工授精でなかなか妊娠できない状況での初来院でした。
ご年齢の事も考え合わせてステップアップする事に。

初体外受精(ショート法)にチャレンジ。
11個採卵できたが、全部うまく育たず全滅。
胚移植に至らなかった事に対して、
Kさんご夫妻も我々も意気消沈でした。
何が悪かったのかをKさんと一緒に考え、改善点を話し合い、
3ヶ月後に再度チャレンジする事に決めたのですが・・・
次回に続く

タウチ

※可愛い愛犬 ウルフ(8歳,パピヨン,♂)
足を伸ばしている姿がとってもキュートですね。


2011年10月6日 blog 0

移植できることに・・・うわぁぁぁ~泣き出したMさん

「M さん、こんにちは。」・・・と来院時に挨拶した。

「先生~、移植できることになりました~ぅわぁぁぁ~」と泣き出したM さん(44歳)。

二人目にトライ中です。

「あのね、まだ、移植が決まっただけやから、

その涙は妊娠判定プラスの時に取っといたら・・・」と言った。

「そやけど、なかなか移植まで行かなかったから、うれしくて・・・」とM さん。

状態のいい凍結胚移植あったとしても、子宮内膜が厚くならないと

受精卵は子宮に着床しにくくなります。

子宮内膜はベッドのようなもの。

高級ベッドのふわふわで柔らかすぎず、熟睡できるような

ベッドの方がいいですよね。

凍結胚移植前、子宮内膜は7mm~8mmあれば、移植可能になります。

ただ、ホルモンバランスが良い状態で、排卵の確認が取れること。

(人工周期の場合は排卵は関係ありません)

条件がクリアできないと凍結胚はあっても、移植がキャンセルに

なってしまいます。

そんなことが続いていたM さん、子宮内膜がいつもより肥厚していたので、

それだけでもうれしかったようです。

今回、M さんは排卵直前で子宮内膜が8mm以上ありました。

子宝ソフト整体を1回と鍼灸治療を3回。

そして、スーパーライザーPXの照射を1回の治療でした。

スーパーライザーって・・・?

これは、最新の近赤外線治療器で、LLLTの半導体レーザーの

周波数をカバーしつつ、それより広範囲で光線治療できる機器です。

お腹が中からポカポカしますよ。

この機器を導入して、鍼灸治療や子宝ソフト整体のある一定の時期に

光線治療すると、子宮内膜が厚くなりやすくなったり、

卵胞の数が増えたりします。

まだ、ホームページではご紹介していませんが、

すでにスーパーライザーを使って妊娠された方もおられますよ。

これについては、また後日ご説明しましょう。

M さん、うまくいきますように。

あとは、ただただ祈るばかりです。

Omura