2010年12月20日 blog 0

気滞の解決法 その2 気晴らしすること。

気滞の紹介を以前しましたが、気が滞ることによって
いろんな症状が出てしまうことを書きましたよね。

LUF(黄体化未破裂卵胞)
も気滞症状の一つだと私は思います。
卵巣に卵胞が破裂しないで停滞してしまい排卵しない・・・という症状ですね。
そう、気が停滞することによって、排卵させる力が弱まるのではと考えます。
「気」………..生体エネルギーは「動かす」「推し進める」という
意味があるんです。

さて、じゃあどうすればいいのか………
ウォーキングや散歩、旅行に、おいしいものを食べる。
久しぶりに友人とワイワイやる。
何でもいいんだよね。
自分がやりたかったなぁとか、あれ食べたかったなぁとか、
ちょっと高かったけどお気に入りの洋服やバッグ、アクセサリーを
え~い!!! 買ってしまった・・・なんてのもいいかも。

要するに気晴らしすること。
「気」を「晴らす」ことなんですよ。
ただ、溜まったストレスの鉾先をご主人には向けないように
お願いしますよ。

そうそう、お茶もいいね。
お茶にもいろいろあるけれど…………。

to be continue
Omura


2010年12月16日 blog 0

気滞(きたい)の解決法

前回の続きで、「気滞」(きたい) の解決法をいくつか
ご紹介する前に・・・

田内先生は小さな心遣いを書いてくれていますが、
な~るほど……何でタオルの写真なんか撮っているのかなぁと
思っていたらブログのためだったんですね。
ちょっとした心遣いって何となくうれしいですよね。

心がホカホカするというか、ほっこりするというか、、、
人に親切にしてもらったり、してあげたり。
ご主人や奥さん、ご両親や、子供、おじいちゃんにおばあちゃん。
友人や近所のおっちゃんやおばちゃん。
それにペット。
回りにいっぱい人や動物がいるじゃないですか。
ちょっとしたさりげない優しさは、気持がカチコチニなっいる
「気滞」の症状を緩和してくれる妙薬ですぞ。

唯一つ、患者さんから良く話に出るのが嫁姑の関係。
ん………..これはなかなか難しい。
気を使ってくれて、不妊治療の話や孫の話をなるべくしない
やさしい義母(おかあさま)もおられますが、
「はやく孫の顔が見たいわ~」という直球もあれば、
「近所の〇〇さん家、お孫さんができたのよ~、とって可愛いかったわ~」
というカーブを投げる姑もおられるようです。
近頃はスライダーやフォーク、パームボールなどなど、
家によって様々ですね。

「今に見てろよ~」とか「こんちくしょう~」と思わずに
馬耳東風という言葉もあるように、聞き流すのが一番でしょうか?
みんなとは言わないけと、それがなかなかできない人が多いよなぁ。

もし、あなたが妊娠・出産したら、強力なサポーターになることを
お忘れなく。

さてさて、具体的にどんな食べ物がいいとか、運動とか・・・
それは、次にご紹介しましょう。

Omura


2010年12月12日 blog 0

小さな気遣いと鍼灸 2

ある昼、患者のKさんが、入口に山積みされた大量のタオルを見て固まっていました。
私達には普通の光景ですが、初めて見る患者さんには驚きだったようです。

そうです。全て患者さん用のタオル類なのです。
当院では、全てのクリーニングを業者の方にお願いしています。
使用したタオルはドンドン交換していくので、
週二回来て頂いてますが、それでもすぐ満杯になります。
勿論、経費は掛かりますが、患者さんへの気遣いとしては当然のことですよね。

その他にもまだまだ小さな気遣として・・・
温度・湿度管理
部屋の臭い
治療ベッドの照明のつけ方
タオルの掛け方
患者さんに話しかけるタイミング
挙げればきりがない程あります。

「医は仁術なり」という言葉があります。
「技術」は当然ですが、その前に、もっと根本的に大切なもの・・・
それは、「気遣い」であるべきでしょう。
当たり前かも知れませんが、患者さんの立場になって考え、行動する事です。
そして、これは、良い治療のためには必要条件だと私は思います。
なぜなら、「気遣い」は、すなわち「気使い」だからです。
相手(患者さん)への気遣いは自分(術者)の気を使用する事になるからです。
う~ん。解りづらいですかね~。
次回、もう少しうまく説明をしますね。

田内

※タオル交換中です。
これは、まだ少ない方です。
多いときは、200枚以上の交換になります。


2010年12月10日 blog 0

11月 42歳の卒業生 その3

前回、I さんの「気」がめぐったから・・・と書いたと思いますが、
・・・ということは、「気」滞っていたということなんです。
これを東洋医学では「気滞」 (きたい) と言います。
それにストレスも随分とあったようです。
「職場の人間関係」・・・というやつですね。
どうも同僚や上司とそりが合わないという経験は誰もが
経験しているんじゃないかな。
真っ向から意見をぶつけてしまいたい気持ちもわかるけど、
柳のように、強風にあおられてもなびくように相手の攻撃をスルっとかわすのも
ストレスを溜めないで済む方法ですね。

さて、「気滞」の話を続けましょう。
「気滞」タイプの症状は…………………..。

・生理の出血の色は普通の赤色だけど、
生理周期が不安定で早く来たり遅く来たりする
・生理前のイライラや落ち込みやすくなり
ストレスが溜まりやすくなる
・生理前お腹が張るが、始まると楽になる
・ふだん便秘気味の人は便秘が強くなりますが、
軟便気味の人は下痢になる傾向がある
・げっぷやおならが出る
・ニキビや肌荒れ、むくみやすくなる
いくつか、あれっ!!…………思い当たる節が・・・?
・・・という方はいませんか?

じゃあ、どうしたらいいの?
その解決法は…………….

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Omura


2010年12月3日 blog 0

11月 42歳の卒業生 その2

I さんの基礎体温表、ガタガタ。
いったいどこが排卵日なのやら検討がつけにいく状態でした。
周期も遅かったり早かったり。

皆さんもご存知のように、基本的な月経周期は28日ですよね。
I さんは25日になったり、33日くらいになったり、35日だったり、
ただ、かろうじて低温期と高温期の二層にはなっていました。

必ずしも月経周期が28日ピッタリにならなくても、4~5日くらい
短くても長くてもそんなに深刻に考えることはないと思います。
人それぞれバイオリズムがあるので、そのサイクルから極端にわるくならなければ、
妊娠は可能です。

鍼灸治療を続けるうち、多くの人の基礎体温と月経の色や質、量などが
変化していきます。
基礎体温と月経周期についてはまたの機会に書こうと思っています。

さて、I さんの話に戻りますが、彼女の基礎体温表は決してきれいではなかったのですが、
排卵してから高温期になるまでの時間が早くなった頃、妊娠しました。
排卵してから一気に高温期になったのは、「気」のめぐりが良くなったからなんですよ。

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Omura