今どき通水検査?
あまり聞かないですね。
セントマザー産婦人科医院
(北九州市八幡西区)の不妊治療手術で
女性患者が死亡・・・のニュースは、
衝撃でした。
全国的に有名な病院ですからね。
院長ら3人が書類送検されたとのこと。
このニュースで、通気検査をした
患者さんが、数ヵ月後に亡くなられ
ました。
本当に残念でなりません。
私はドクターではないのですが、
不妊治療専門の鍼灸院をしていて、
多くの患者さんの治療に携わって
きました。
現在、子宮の中の状態や卵管が
通っているかどうかを検査するのは、
「卵管造影検査」とか「通水検査」です。
ときどき、京都でも、「通気検査」を
したことがありますという患者さんが
来られることがありました。
そんなとき、
「通水じゃなくて、通気検査をしたの?」
と確認のために患者さんに聞き返すことが
ありました。
今どき、通気検査するところも少ないし、
通水検査の方が多いと思うよ。
子宮の中の状態を調べようと
思ったら、「卵管造影検査」の方が
レントゲン写真を撮るので、
わかりやすいと思うけど・・・と
ご説明します。
「子宮鏡検査」と言うのもあるけれど、
この検査は子宮内膜の状態や子宮内に
ポリープがあるか調べたりします。
小さなポリープがあれば、その時に
切除してしまいます。
「子宮鏡検査」は通水検査や
卵管造影検査とは、目的が違います
けどね。
何度も体外受精で胚移植したけれど、
妊娠できない。
もしかしたら子宮の中に問題がある
のではと思われるときに、この検査を
します。
経験的に、不妊治療をはじめられて、
体外受精をされる方は、ドクターに相談して
比較的に早い段階でこの検査をされても
いいかと思います。
それと、不育症検査もね。
妊娠して、流産の原因が「不育症でしたね」
と言われる前に、検査はしておいた
方がいいと思います。
妊娠して、2回とか3回流産しないと
不育症検査をすすめられないというのも、
何かおかしいような気がします。
血液検査で済むのだから、
最初にやっていれば、1回でも流産を
防ぐことができるのに・・・と、
いつも思うのです。
いろいろ検査もしたし、
サプリも飲んでいるし、
健康にも気を使って軽く運動したり、
食事を改善したりしているのに・・・
なかなか妊娠できない。
そんな方々が、烏丸御池鍼灸に
来られました。
1273組以上のカップルが、
辛い不妊治療を卒業されて、
ママ・パパになられてました。
鍼灸治療でカラダを心のバランスを
整えると、質の良い卵子が出てくる
ようになります。
子宮内膜の質も良くなり、厚くなり
やすくなります。
精子の運動率も鍼灸治療で改善されます。
烏丸御池鍼灸院は生まれ変わるために、
5月はちょっとお休みさせていただきます。
6月から新たにオープンの予定です。
みなさん、待っていてくださいね。
前院長
Omura