2018年3月1日 blog 0

「隣の家族は青く見える」第6話

◆出演者

五十嵐奈々(深田恭子)
五十嵐大器(松山ケンイチ)
川村亮司(平山浩行)
杉崎ちひろ(高橋メアリージュン)
亮司の息子、亮太(和田庵)
主婦・小宮山深雪(真飛聖)
小宮真一郎(野間口徹)
青木朔(北村匠海)
広瀬渉(眞島秀和)
レディースクリニックの医師・
片岡(伊藤かずえ)
大器の妹・琴音(伊藤沙莉)
留美(橋本マナミ)
渉の母、広瀬ふみ(田島令子)

4家族がそれぞれに
問題を抱え、空回り。

4回目の人工授精で
結果がでずに、
落ち込む奈々。

奈々の夫の家族、五十嵐家の
面々がお宮参りのあと、
奈々と大器の家へ。

奈々が義理の妹、琴音の赤ちゃんを
見て涙ぐむのを義理の母、聡子の
胸のうちは複雑。
やるせない気持ちで顔色が曇る。

場所は変わり、五十嵐家の実家。
奈々は琴音の赤ちゃんを抱かせてもらい、
ここでも涙ぐむ。
琴音は出産後のイライラなのか、
神経質になって、
「こんなことなら、子供を生むんじゃ
なかった」と、つい言葉が過ぎてしまい、
聡子は説教する。

「世の中には、子供が欲しくたって、
できない人もいっぱいいるんだよ!」

みたいなセリフで、奈々は聡子が
自分が不妊治療をしていることを
知っていたのだと気づくのである。

知ってても知らないふりをすることも
大切な時がある。
知ったからこそ、ちゃんと話ができる
こともある。

どちらがいいんだろうね。

主婦の深雪は、娘の優香の成績が
落ちてきているのが気が気でならない。
優香はダンスが好きなのに。
本当は中学受験したくないのかも?

深雪は子育てに一生懸命だけど、
娘の気持ちがわからなくなって
しまっているのでは。
子供を産んだ時は、誰もがきっと
やさしいママになりたいと思って
いただろうに・・・。

親子のコミュニケーションの問題も
このドラマには描かれているように
思います。

ちひろ(高橋メアリージュン)は、
亮司とは婚姻関係ではなく、
ダブルインカム的に2人で人生を
楽しもうと思っていたのに、
亮司の息子、亮太が自分たちの
家にやってきた。

ちひろは亮太と仲良くしようと
自分なりに努力しているが、
亮太は心を閉ざしたまま。
息子を甘やかす亮司にストレスが
溜まっていく。

ゲイカップルの、朔と渉。
朔は渉のために役立ちたいと慣れない
料理にアイロンがけ。
どちらも上手くいかず、失敗続き。

留美(橋本マナミ)に渉の将来の
邪魔をしないで・・・と言われたことが、
ショックらしい。

そんなとき、渉は母親のふみ
(田島令子)が骨折したことを知り、
実家へ。朔もついていくと言って聞かず、
渉の実家へ一緒に行ってしまう。

きっと、このことが後から波紋を広げる
かも・・・の予告編でした。

ドラマの最後に、大器はあるマンションへ。
ドアのベルを押し、迎えでたのは
きれいな女性。
このドラマに初登場の女性の部屋へ、
大器は入っていく・・・。

もしかして、不倫?
???なわけないと思うけどね。

そう言えば、最近、奈々と大器は
ちゃんとキスしてないかも・・・の
シーンがあるから、不倫の2文字が頭を
よぎる。

予告編で、主婦の深雪が大器が
あるマンションに入っていくのを
見てしまうから。

さてさて、この4家族、どうなって
いくのでしょうか?

奈々は4回の人工授精で結果を
出せなくて、とっても落ち込んでいました。
以前は人工授精は7回くらい
しましょうという風潮がありました。

現在は、5回で結果がでなければ、
速めのステップアップがいいかも
しれません。

というのも、早めのステップアップで
ママになった方たちをたくさん
見てきました。
というより、診てきました。

先日、当院の患者さんの
Mさん(32歳)。
約4年間、不妊治療をされていました。

当院の無料カウンセリングに
来られて、鍼灸を始めることに
なりました。

Mさんのタイプは、気血両虚。
妊娠のためのパワー不足。
そして、冷え症が問題でした。

卵管造影で一つは狭窄していて、
もう一つは通っているとのこと。

確率の問題もありますが、
Mさんの年齢と状況、不妊治療歴を
考えて、体外受精をすることに
背中を押しました。

鍼灸治療は約5ヵ月で17回。
初めての体外受精で妊娠されました。

鍼灸治療で足りない「気」「血」を
補い、生殖能力をつかさどる「腎」を
補い、冷え症を軽減。
30代前半と言う若さもあり、
胚盤胞の凍結胚も5つできました。

プラス判定から1回目の治療の時に、
今までの4年間、何だったんだろうねと
言いました。
でも、紆余曲折あって当院に来て
いただいたのも、この4年間があった
からかもしれないと思いました。

患者さんに良く言うことがあります。
いいお米を作るには、きれいな水が
流れる水田が必要。
水が濁っていては、いいお米はできない
よね。

人間のカラダも、一緒かもと思いますよ。
キレイな血液が巡るから人は健康で
いられます。
キレイな血液が巡るカラダに、
いい卵子が育つのだと思いますよって。

カラダの準備ができていないのに、
薬を飲んだり注射したりしても、
なかなか卵子の質が良くならない人が
不妊治療をされている人に多いかも。

妊娠するためのカラダづくりって、
大切だと思うんですよ。

今後、ドラマのストーリーで、
奈々は体外受精にチャレンジする
のだろうか?

Omura


2018年2月27日 blog 0

Mさん(34歳)のエピソード

不妊治療歴が約3年の
Mさん(34歳)のエピソード
です。

当院に来られたのは、
2回の流産を経験されてからの
ことでした。

1回目は赤ちゃんの心拍が確認
できたのですが、その後流産。
2回目は妊娠の判定はプラスでしたが、
心拍がでずに流産されました。

当院に来られた時、胚盤胞の
凍結が1つあるということで、
胚移植のスケジュールに合わせて
鍼灸治療させてもらうことに
しました。

2回も流産を経験されているのに、
不育症の検査はされていないと言うこと
でしたので、不育症の検査をおすすめ
しました。

経験的に、当院に来られる患者さんで
やっと妊娠できて、1回の流産の
経験がある方に不育症の検査を
おすすめしての検査結果は、
40%~50%くらいの確率で
不育症の検査に引っかかって
しまいます。

1回目の流産後に不育症の
検査をして検査結果が悪かった場合、
2回目の流産を防ぐことができますね。

病院やクリニックでは、2回または
3回の流産をしてから、不育症の検査を
勧められることが多いです。

1回でも流産を防ぐことができたら、
それに越したことはないと思うけどね。

不育症対策は、大抵はバファリンの
飲み薬のみ。数値が明らかに悪い場合は、
バファリンの飲み薬とヘパリンの注射を
併用されます。

その時に鍼灸治療を加えると、
全身の血流が良くなるので、
飲み薬や注射の効果が高まります。

Mさんの妊娠までの鍼灸治療は
3回でした。

1回目は胚移植前の高温期。
2回目は生理3日目。
3回目は胚移植をしてから6日目。

本来なら、生理中に1回。
胚移植前の低温期に1回。
胚移植前日または当日に1回。
胚移植してから判定までの間に
1回~2回の鍼灸治療を
お勧めしています。

以上は体外受精をされている方用の
治療プログラムです。

Mさんの場合は治療回数は少なくて
済みましたが、まだ年齢が35歳
以下ということが功を奏したのではと
思います。

Mさんの不妊治療歴は約3年にも
およんでいました。
そして、当院に治療に来られました。
鍼灸治療をきっかけに、
妊娠のスイッチが入り、
プラス判定が出たのではと思います。

Omura


2018年2月22日 blog 0

「隣の家族は青く見える」第5話

◆出演者

五十嵐奈々(深田恭子)
五十嵐大器(松山ケンイチ)
川村亮司(平山浩行)
杉崎ちひろ(高橋メアリージュン)
亮司の息子、亮太(和田庵)
主婦・小宮山深雪(真飛聖)
小宮真一郎(野間口徹)
青木朔(北村匠海)
広瀬渉(眞島秀和)
レディースクリニックの医師・
片岡(伊藤かずえ)
大器の妹・琴音(伊藤沙莉)
留美(橋本マナミ)

初めての人工授精にチャレンジする
奈々と大器。
人工授精の日に大器はどうしても仕事で
一緒に病院に行くことができない。
そこで、奈々は病院からもらった
精子を入れたカップをタオルに包んで
抱いて病院へ。

人工授精する際に、
やはり精子はフレッシュな方がいいので、
人工授精する直前に精子を提供する
方が望ましいです。

奈々と大器のようにご主人の仕事の
都合で、夫婦で一緒に人工授精の当日に
病院にいけない方たちも多いです。

精子を採取してから、1時間というのは
目安ですね。

建築士の先生、渉(眞島秀和)は
自宅の門に貼られた怪文書の一件が
あってから、職場で居心地が悪くなり
独立を考えるようになる。

渉の同僚の留美(橋本マナミ)は
渉と同棲する朔(北村匠海)のバイト先へ。
朔の身辺調査の報告書を突出し、
朔の暗い過去を突き止め、
渉との別れを促す。

怪文書の犯人は留美だった。
何故怪文書を・・・。
留美は渉のことが好きだし、彼の才能を
同僚として認めていたから。
以外や、橋本マナミはこの役が
ハマっているように思えました。

真一郎(野間口徹)は仕事を辞めて
時間つぶしで、ふらふらする毎日。
いつもの時間つぶしの図書館前で
娘の優香(安藤美優)が友達と
一生懸命に楽しそうにダンスをしている
姿を見る。
楽しそうにダンスする優香に真一郎は
励まされるのである。

優香は塾をさぼったのがママにばれて、
ひどく叱られるが、真一郎がそれを
自分のせいだとかばう。
このことがきっかけで、パパと娘の
距離は縮まるのである。

それにしても、ママの深雪は、こわいね~。
もうちょと、子育てに一生懸命なのは
わかるけど、子供の気持ちもわかって
欲しいと思うのです。
これも、ドラマですから・・・。

義理の妹、琴音が破水して奈々に
電話が入り、琴音の出産に立ち会うことに
なってしまった奈々。
人工授精が上手くいかなくて、気持ちが
沈んでいるところでの琴音の出産。

義理の妹の出産の喜びと、自分はなぜ
妊娠できないのという複雑な気持ちと、
奈々はきっとやりきれない気持ちで
いっぱいだったでしょう。

病院で奈々と大器が不妊治療をしている
ことを知る奈々の義理の母、高畑淳子は
自分のおせっかいな言葉が奈々を
傷つけていたことを知り、ショックを
受ける。

川村亮司(平山浩行)と杉崎ちひろ
(高橋メアリージュン)のカップルは
破局寸前で筋書き通り、再び愛の炎は
燃え上がる。
そこへ亮司の息子、亮太(和田庵)が
やってきて、同居するようになっていく。
予告では、ちひろは亮司の息子の
息子に手を焼き、辛い思いをしそ~でした。

さて、ドラマ冒頭の大器のふんどし姿は
良い精子を作るためだそう。
その7箇条は・・・

1. 規則正しい食生活
2. 禁煙
3. お酒は控えめに
4. ブリーフよりもトランクス
5. 長風呂、サウナは控える
6. 自転車、バイクに乗り過ぎない
7. 膝上でノートパソコンは使わない

・・・とドラマでは紹介されていましたが、
それぞれ一理あると思います。

長風呂、サウナ、自転車、バイク、
ノートパソコンも別に気にしなくて
いいのではと思います。
過ぎなければね。

Omura


2018年2月20日 blog 0

楽々お遍路癒され旅 No.3-2

今回は愛媛県は伊予の国の
お遍路の旅。
一応、65番まで回って、次回からは
香川県は讃岐の国への予定と
前回のブログでご紹介しました。

ただ、60番の横峰寺(よこみねじ)
だけ行けなかった。
というのも、2月末まで山道が凍結
している可能性も高く、通行禁止
だったから。
でも、もしかしてと思い、もうそこまで
行けば横峰寺というところまで
辿り着いたのですが、やはり通行禁止に
なっていて引き返したのです。

引き返そうと思い乗用車1台がやっと
通れるようなT字路を切り返して
帰ろうとしたとき・・・
車の後ろの方で、「ミシッ、ミシッ」
という軋む音がすると思ったら、
車の後輪が雪で滑っていたのです。

スノータイヤをするまでもないかな?
と思っていたくらいの残雪量だったので、
安心していたら、なんのその、
車は後ろへ滑っていて、気づかなかったら、
小川へ落ちていたことでしょう。
冷や汗がでました。
油断は禁物ですね。

写真はランチで食べた、
熱ぶっかけうどん。

松製麺所の玉川店でした。
下記のアドレスを参考にしてみてください。
https://hitosara.com/tlog_38011816/

お店もできたばかりのようで、
店内はとても広くてきれいでした。

手ごろな値段で、大根おろしも、
ネギもショウガも使い放題。
欲張って、いっはい入れました。
セルフだからね。

うどんはシコシコして、入れた薬味も
バッチリとぶっかけうどんの味を
引き立てていました。
もうちょっと、出汁が濃くても
良かったかな?
ぶっかけの出汁にしたら、上品な感じで
少々薄めだったかも。

味の好みは個人差があるので、
何とも評価しがたいですけど。

入り口に、額に書いてあった文言が、
何かいいなぁ~と思ったので、
写真を撮りました。

楽しみは春の桜に秋の月

夫婦仲よく

三度食ふめし

ん~、なるほど。

夫婦、仲良くしなさいよと言うこと
でしょうか。

不妊治療をされていて、
治療がうまく進まなくて、お互いの
ストレスからちょっとしたケンかに
なってしまうことも、
患者さんからしばしば伺います。

女性の立場、男性の立場、考え方の
温度差があって、気持ちがすれ違って
しまって口げんかしてしまいそうに
なったら、美味しい食事をして、
夫婦仲よくできたらいいね。

Omura


2018年2月17日 blog 0

アマゾンで残り1点

久しぶりにアマゾンを見てみると、
残り1点になってました。

それって、2017年4月に
小生が書き下ろした本のことです。

ぶっちゃけ、宣伝ですみません。

「やっと、妊娠できました。」
~とある不妊治療専門鍼灸院の
心が前向きになるお話~

出版/ 主婦の友社

ランキングは17位。
発売して10ヵ月も過ぎているのに、
ぼちぼちスローペースで購入されて
いるようです。

楽天ブックスでは、
久しぶりに3位になっていた
日もありました。

何故だかわからないのですが、
いまだに楽天ブックスの
「おすすめ」のカテゴリーで、
第4位。
高評価をいただいています。

楽天ブックスさん、
ありがとうございます。

アマゾンであと1点
なんて書いて、本を売らんがための
ブログは、ちょっとセコイかな?
と患者さんのUさんと話をしました。

Uさん、苦笑してました。
Uさんに鍼をしたあと、Kさんの
治療に入りました。

Kさんは妊娠初期です。
ゲン担ぎで本にサインを書かせて
いただいた方です。

本の話になって、
「先生、次の本書かないの?」
と聞かれました。

「それはまだ考えてないかな。」
「本を書くとき、どれだけ徹夜したか。」
「まだ、ちょっとゆっくりしたいしね。」

・・・と答えました。

Kさんに、
不妊治療の本でハウツーものが多い
傾向にあるよね。
こんな食事したらいいとか、
こんなストレッチしたらいいとか、
生活習慣はこんなふうにしたらいいとか・・・
そんなハウツーものが多かったから、
読み物にしたかったんだよね
・・・と言いました。

だから、原稿書くのに時間がかかって
しまい、ちょっと苦労しました。

「確かに、先生の本、読みやす
かったです。」
「こういうふうにしなさいとか、
書いてなかったし。」
「余り、決め事が多くなると、
何を食べていいのかもわからなく
なるし、反対にストレスに
なっちゃうもんね。」

いやいや、良いコメントいただきました。
余り決め事を多くすると、
疲れるよね。マジで。
何でも、ほどほどが良いのではと、
患者さんにもアドバイスしています。

だけど、ハウツーものも楽しく
できればいいと思っています。

じゃぁ、次はツボのハウツーものを
書いてみようか・・・?

どないやねん!
と、のりツッコミ。
関西人なもんで・・・。

さてさて、
毎月と言っていいほど、
不妊治療関係の本が出版されて
いる中、小生の本は頑張っている
というか、踏ん張っている感じです。

本を通して、
不妊治療されている方が、
少しでも気持ちが前向きになれたら
いいなぁ~と思っています。

自分でできる妊娠体質の
セルフケアの方法も盛り込んだので、
参考になればとも思っています。

本のサインの話もこのブログで
書いたと思いますが、
「いつもありがとうの心で!」
・・・と文を添えさせて
もらっています。

いつもありがとうの心でいると、
きっと幸せが舞い込んでくると
信じているからです。

Omura