「隣の家族は青く見える」第6話
◆出演者
五十嵐奈々(深田恭子)
五十嵐大器(松山ケンイチ)
川村亮司(平山浩行)
杉崎ちひろ(高橋メアリージュン)
亮司の息子、亮太(和田庵)
主婦・小宮山深雪(真飛聖)
小宮真一郎(野間口徹)
青木朔(北村匠海)
広瀬渉(眞島秀和)
レディースクリニックの医師・
片岡(伊藤かずえ)
大器の妹・琴音(伊藤沙莉)
留美(橋本マナミ)
渉の母、広瀬ふみ(田島令子)
4家族がそれぞれに
問題を抱え、空回り。
4回目の人工授精で
結果がでずに、
落ち込む奈々。
奈々の夫の家族、五十嵐家の
面々がお宮参りのあと、
奈々と大器の家へ。
奈々が義理の妹、琴音の赤ちゃんを
見て涙ぐむのを義理の母、聡子の
胸のうちは複雑。
やるせない気持ちで顔色が曇る。
場所は変わり、五十嵐家の実家。
奈々は琴音の赤ちゃんを抱かせてもらい、
ここでも涙ぐむ。
琴音は出産後のイライラなのか、
神経質になって、
「こんなことなら、子供を生むんじゃ
なかった」と、つい言葉が過ぎてしまい、
聡子は説教する。
「世の中には、子供が欲しくたって、
できない人もいっぱいいるんだよ!」
みたいなセリフで、奈々は聡子が
自分が不妊治療をしていることを
知っていたのだと気づくのである。
知ってても知らないふりをすることも
大切な時がある。
知ったからこそ、ちゃんと話ができる
こともある。
どちらがいいんだろうね。
主婦の深雪は、娘の優香の成績が
落ちてきているのが気が気でならない。
優香はダンスが好きなのに。
本当は中学受験したくないのかも?
深雪は子育てに一生懸命だけど、
娘の気持ちがわからなくなって
しまっているのでは。
子供を産んだ時は、誰もがきっと
やさしいママになりたいと思って
いただろうに・・・。
親子のコミュニケーションの問題も
このドラマには描かれているように
思います。
ちひろ(高橋メアリージュン)は、
亮司とは婚姻関係ではなく、
ダブルインカム的に2人で人生を
楽しもうと思っていたのに、
亮司の息子、亮太が自分たちの
家にやってきた。
ちひろは亮太と仲良くしようと
自分なりに努力しているが、
亮太は心を閉ざしたまま。
息子を甘やかす亮司にストレスが
溜まっていく。
ゲイカップルの、朔と渉。
朔は渉のために役立ちたいと慣れない
料理にアイロンがけ。
どちらも上手くいかず、失敗続き。
留美(橋本マナミ)に渉の将来の
邪魔をしないで・・・と言われたことが、
ショックらしい。
そんなとき、渉は母親のふみ
(田島令子)が骨折したことを知り、
実家へ。朔もついていくと言って聞かず、
渉の実家へ一緒に行ってしまう。
きっと、このことが後から波紋を広げる
かも・・・の予告編でした。
ドラマの最後に、大器はあるマンションへ。
ドアのベルを押し、迎えでたのは
きれいな女性。
このドラマに初登場の女性の部屋へ、
大器は入っていく・・・。
もしかして、不倫?
???なわけないと思うけどね。
そう言えば、最近、奈々と大器は
ちゃんとキスしてないかも・・・の
シーンがあるから、不倫の2文字が頭を
よぎる。
予告編で、主婦の深雪が大器が
あるマンションに入っていくのを
見てしまうから。
さてさて、この4家族、どうなって
いくのでしょうか?
奈々は4回の人工授精で結果を
出せなくて、とっても落ち込んでいました。
以前は人工授精は7回くらい
しましょうという風潮がありました。
現在は、5回で結果がでなければ、
速めのステップアップがいいかも
しれません。
というのも、早めのステップアップで
ママになった方たちをたくさん
見てきました。
というより、診てきました。
先日、当院の患者さんの
Mさん(32歳)。
約4年間、不妊治療をされていました。
当院の無料カウンセリングに
来られて、鍼灸を始めることに
なりました。
Mさんのタイプは、気血両虚。
妊娠のためのパワー不足。
そして、冷え症が問題でした。
卵管造影で一つは狭窄していて、
もう一つは通っているとのこと。
確率の問題もありますが、
Mさんの年齢と状況、不妊治療歴を
考えて、体外受精をすることに
背中を押しました。
鍼灸治療は約5ヵ月で17回。
初めての体外受精で妊娠されました。
鍼灸治療で足りない「気」「血」を
補い、生殖能力をつかさどる「腎」を
補い、冷え症を軽減。
30代前半と言う若さもあり、
胚盤胞の凍結胚も5つできました。
プラス判定から1回目の治療の時に、
今までの4年間、何だったんだろうねと
言いました。
でも、紆余曲折あって当院に来て
いただいたのも、この4年間があった
からかもしれないと思いました。
患者さんに良く言うことがあります。
いいお米を作るには、きれいな水が
流れる水田が必要。
水が濁っていては、いいお米はできない
よね。
人間のカラダも、一緒かもと思いますよ。
キレイな血液が巡るから人は健康で
いられます。
キレイな血液が巡るカラダに、
いい卵子が育つのだと思いますよって。
カラダの準備ができていないのに、
薬を飲んだり注射したりしても、
なかなか卵子の質が良くならない人が
不妊治療をされている人に多いかも。
妊娠するためのカラダづくりって、
大切だと思うんですよ。
今後、ドラマのストーリーで、
奈々は体外受精にチャレンジする
のだろうか?
Omura