2018年2月8日 blog 0

「隣の家族は青く見える」第3話

◆わかりやすいように、
出演者を書いてみました。

五十嵐奈々(深田恭子)
五十嵐大器(松山ケンイチ)
川村亮司(平山浩行)
杉崎ちひろ(高橋メアリージュン)
主婦・小宮山深雪
(真飛聖)
青木朔(北村匠海)
広瀬渉(眞島秀和)
レディースクリニックの医師・
片岡(伊藤かずえ)
大器の妹・琴音(伊藤沙莉)

第2話のラストで、
青木朔(北村匠海)と
広瀬渉(眞島秀和)の
キスシーンを見てしまった奈々。
気を使って庭に置き忘れていたものを
さっととって自分の家へ。

夫の大器にはそのことには触れず、
大丈夫、大丈夫と言っていました。
大器が先生の甥っ子?の朔に
ちょっとジェラシーしても
大丈夫だったのは、ドラマの中で
わかります。

家の前で奈々が急に自転車から降りて
ふぅ~っと意識を失って倒れてしまい、
その介抱をしているときに大器が帰ってきて
ケーキを落とし、「このやろ~」と
朔を追いかけ胸倉を一触即発。
奈々が大丈夫、大丈夫と言っていた
ことが、大器は理解できたようです。
その後3人で落としたケーキを食べる
シーンは、何か変だけど笑ってしまい
ました。

レディースクリニックの医師・
片岡(伊藤かずえ)から、
基礎体温の高温期が少し弱いので
クロミッドを飲んでみましょうと
すすめられ、奈々はクロミッド
飲むことになりました。

片岡(伊藤かずえ)はクロミッドを
飲むとホルモンの分泌が安定して、
妊娠しやすくなる・・・みたいなことを
言っていましたが、詳しい話は
ドラマではされていませんでした。

確かに女性ホルモンは安定しやすく
なります。
卵胞の数が増えて、妊娠の確率も上がります。

クロミッドは比較的副作用が少ないのが
特徴なのですが・・・
人によっては子宮内膜が薄くなったり
イライラしたり、動機がしたりも
します。
眠気や目のかすみ、発疹、食欲不振、
頭痛、腹痛がでることもあります。

ちょっと怖いのは、
卵巣過剰刺激症候群(OHSS)
卵胞の数が増えすぎ卵巣が腫れて、
腹部の張りや膨満感、下腹部痛が
でることがあります。

もし、卵胞が3つ~5つくらいに
増えて、このときに妊娠したら、
多胎妊娠の可能性も出てきてしまいます。
今どきは多胎の妊娠は少ないですが、
当たりで妊娠する時は、双子になる
ときはなるんですよね。

亮司(平山浩行)は、元妻が
急死したため、息子の亮太(和田庵)を
引き取るとちひろ(高橋メアリージュン)に
打ち明ける。
「子供を引き取らないという選択肢はない」
と言う亮司。

ちひろは、子供をつくらないで、
2人で生きていこうと言っていたのに
・・・と亮司に詰め寄る。
2人の関係は気まずくなっていくのです。

泣いて部屋を飛び出して階段で奈々と
ぶつかり、奈々の鉢を壊してしまいます。
そのお礼にと花の種を手土産にちひろは
奈々の部屋を訪れ、お茶を誘われる。

そこで、ちひろはテーブルに置いてある
妊娠検査薬をみてしまう。
そのことがきっかけで、奈々はちひろに
不妊治療をしていることを打ち明けるのです。

良く当院で治療されてから妊娠・出産して
お礼のメールをいただきます。
そこで良く書かれているのが、
誰かに不妊治療をしていることを
相談するとか、相談できる場所を持つことは、
不妊治療の経験者としてとっても大切だと
思いました。

・・・と書いてくださいます。

1人で悩みを抱え込まないで、
先ずはご夫婦でちゃんと話し合って
治療に向き合うことは大切ですが、
その他、家族や友人に相談できるといいです。

・・・なのですが、不妊治療の経験のない
友人に相談しても・・・期待していた
答えが返って来なかったり、反対に
友人の励ましの言葉で傷ついてしまうことも
ありますね。

一般論では相談できる人や場所・・・という
キーワードは良く出てきますが、
これがなかなか難しいのが現実です。

不妊治療の辛さを本当に理解してくれる
空間や時間を見つけられると、
ココロとカラダのけあができて、
アドバイスももらえたら、辛い不妊治療を
乗り越えやすくなると思います。

奈々は生理が3日遅れたので、
もしかしたら妊娠したかもと思ったら、
何故かつわりのような症状がでました。
でも、生理が始まってしまい気持ちが
折れてしまうのです。

夫の大器は奈々を励まそうと、
土曜日の朝にふて寝している奈々を
励まそうと布団をはいで奈々を
強制起床させ、気分転換に外へ連れ
出します。

そこは、安産祈願御胎内神社
大器は落ち込む奈々を元気づけるため、
安産祈願を一緒にしようとしました。
ここは夫のやさしさが出ていて、
夫婦で一緒に問題を乗り越えていこうと
することが、心を和ませてくれました。

ちなみに、御胎内清宏園は
静岡県御殿場市にありますよ。

奈々が義理の両親の居酒屋に遊びに行って、
その時に大器の妹・琴音(伊藤沙莉)が
店で「何かお腹が変な感じ」と言って、
それが胎動だとわかる。

義母の聡子(高畑淳子)は、奈々の
不妊治療のことをまだ知らないので、
聡子の一喜一憂に奈々の心は折れてしまう。

お客さんの、
「お兄さんの奥さんなら、もう子供は
2人~3人いるんだろう?」の
何気ない言葉にも奈々は苦笑い。

世間一般の何気ない一言が、
心にグサッとくることがあるんだよね。

職場とかでも、
「早く子供作った方がいいよ」と
親切で言ってくれる人がいると思いますが、
これからの時代は、そういうプライベートな
ことを突っ込まない方が増えると
いいですね。

そうそう、奈々が薬局のレジで妊娠検査薬を
購入しようとしているのを棚の上から
じっと視線をレジに向けている
義母の聡子(高畑淳子)の表情は、
火曜サスペンスのようで恐怖を感じました。

一瞬、お~、怖っ。でした。

さて、今夜は第4話。
予告では人工授精の話が出ていたような。

これから奈々はどうなっていくのでしょう。

Omura


2018年2月7日 blog 0

やっと妊娠できましたNo.24-②

二人目は、凍結しておいた
受精卵を移植するため、
胚移植前のカラダのメンテナンス

胚移植される2ヵ月~3ヵ月前から
鍼灸治療でカラダをメンテナンスして
胚移植の準備をしましょう。

Mさんは、凍結しておいた
胚盤胞を移植するために約4ヵ月の間に
鍼灸治療を10回させていただきました。

そして、プラス判定。

Mさんは二人目を出産されてから、
出産報告のメールをくださいました。
Mさんのメールの紹介は本人に
了解を得ています。

私も先生のブログを見て励まされていた
一人なので、私のメールが何かの
参考になったり、みなさんを少しでも
元気づけられたら幸いですと
返信をいただきました。

Mさんのメールをご紹介しましょう。

院長先生、皆様、ご無沙汰して
おります。
その節は大変お世話になり、
ありがとうございました。
10月に無事に元気な女の子を
出産しました。

まさか、結婚10年を過ぎて
2人の子宝に恵まれるとは思っても
いませんでした。

これも、烏丸御池鍼灸院に出会えた
からだと深く感謝致しております。

自分で言うのも何ですが、
真面目な性格なので、
お世話になっているからと初めの
病院をなかなか転院せずにいました。

結婚して割とすぐに治療をし出したのに、
本当に遠回りをしてしまいました。

転院する勇気を持つ事、
友人のアドバイスに耳を傾ける事も
大切だと感じました。

転院した事で妊娠率が上がり、
そこで烏丸御池鍼灸院を知れた事で
更に妊娠率が上がりました。
(3度は流産でしたが)

いちばん有難かったのは院長先生が
不育症の検査を勧めて下さり、
通常より早く検査が出来、対策が
出来た事です。

病院ではこんな事聞いても
いいのかな?
忙しそうだし、早く終わらさないと
いけないなと思う事も、アットホームな
鍼灸院では何でも聞けたり、
また知識が豊富で何でも答えて下さるし、
下を向いて待っている病院とは違って、
愚痴まで聞いて貰ってストレス発散
出来たり、たわいもない話をして
笑ったり、治療も痛くも何ともないので
楽しく通院させて頂いていました。

本当に今まで有難うございました。
産後の腰痛が酷かったら、相談させて
頂くかもしれませんので、
その際はまたよろしくお願いします。

術後直ぐから左の背中が痛くて、
仰向けで寝られない
(横向きでないと)のですが、
1ヵ月健診後位迄は何もしない方が
いいですか?
温めても効果はないと思うと
病院で言われた通り、温めても
効果はないです。
もし何かいい方法があれば教えて下さい。
日にち薬かな?とは思ってはいますが…

Mより

不妊治療を続けていると、
心が折れてしまうことも多々あると
思います。
ちょっと、ふぅ~っと息を吐ける
場所があってもいいのではと思います。

Mさんも随分とストレスがあった方
でした。
当院に楽しく通院できたと言って
くださいました。
とてもうれしく思います。

Mさんの体験が、
皆さんの何かのお役にたてることを
願っております。

Omura


2018年2月2日 blog 0

やっと妊娠できましたNo.24-①

二人目、
やっと妊娠できました。

今回は、Mさん(41歳)のお話。
・・・なんですが、

Mさんは当院に治療にきていただき、
39歳で一人目を出産されました。

Mさんのことは、小生の著書、
「やっと、妊娠できました。」
~とある不妊治療専門鍼灸院の
心が前向きになるお話~

の中で、ご紹介しています。
140ページから書いてありますよ。

Mさんのエピソードのタイトルは、

10年間の不妊治療をのり越えて、
20回目の胚移植。

エピソードの中には、
彼女がとっても不妊治療で心身ともに
苦労されたお話を書いていますが、
心が前向きになれるようなお話です。

さて、Mさん、10年の不妊治療を
乗り越えて一人目を出産されたわけですが、
人間と言うのは欲が出るものですね。

当院に一人目を望まれて縁があって
妊娠・出産された患者さんの多くは、
二人目を望まれて再び当院を訪れて
下さいます。

一人目を妊娠する時は、
何をやっても妊娠できなくて、
毎日が辛くてやりきれなくて、
結果がついてこなくて・・・
この気持ちをどこにぶつけたら
いいのかもわからなくなって
しまっている人が多いのです。

でも、女子は強いですね。
やっと妊娠できて出産をして
子育てが始まって大変なのに、
不妊治療を卒業された方たちの多くが、
再び妊娠にトライされます。

彼女たちは口をそろえてこんなことを
言っています。

「一人目を妊娠するのは本当に大変
でした。子育ても大変ですけど、
とっても可愛くて、できればもう一人
産みたいと思って先生の所に来ました。」

そんなことを言ってくれると、
とてもうれしく思いますし、彼女たちの
人生のひとつのターニングポイントに
かかわっているのだなぁ~と思います。

Mさんも39歳で出産して、
1年と10ヵ月後、41歳になって
二人目のお子さんを希望され当院に
来られました。

to be continued
Omura


2018年1月30日 blog 0

「隣の家族は青く見える」第2話

深田恭子主演のドラマ
『隣の家族は青く見える』
(フジテレビ系/毎週木曜22時)の
第2話、見ましたよ。

第1話は、不妊をテーマにしたドラマ
にしては、ちょっとズレているのではと
思いましたが、第2話は、もしかして
面白いドラマになるかも・・・の予感を
感じさせる内容になっていました。

もっとシリアスなドラマかと思いきや、
意外とライトな感じで見れました。
それもそのはず、脚本が中谷まゆみさん。
「ラスト・シンデレラ」
「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」を
書いた人だから、内容がちょっと
軽めなのかと思いました。

コーポラティブハウスと呼ばれる
集合住宅に住むことになった、4家族が
ぶつかり合いながら織りなすストーリーに
不妊治療のテーマも絡んで、
それぞれの家族の幸せ探しみたいな
者になるのではと思います。

不妊治療クリニックで、
奈々(深田恭子)はフーナーテスト
子宮卵管造影検査もクリア。
ドクターから特に問題ないと言われましたが、
問題がないからと言って不妊ではない
と言われてしまいました。

当院に来られる患者さんで、
ドクターから同じようなことを
言われた経験がある人、結構多いです。

特に原因がわからない・・・と言われても、
患者さんの立場からしたら、
どうすればいいのだろうと悩んで
しまいますね。

タイミングを3回ほどというのは、
3周期ほどトライしてから次を考えて
みましょうということで、
それから次を考えましょうと言ってたように
思います。

タイミングを3周期は、ちょっと短いかも。
フーナーテストも子宮卵管造影検査も
クリアしていたら、半年くらいは
タイミングで様子見てもいいのではと
思いました。

・・・次を考えましょうという言葉は、
ほぼ人工授精にステップアップ
しましょうと言われるのだろうな。

夫の大器(松山ケンイチ)の気持ちも
わかるな~。
不妊治療を始めてから、
「この日はタイミングだから
早く帰って来てねなんてメール打たれると、
男性側にプレッシャーがかかって、
楽しい夜の営みも何だか義務的になって
しまう。

あんなに楽しかったはずなのに・・・
なんて、タイミングの回数が増えると同時に、
義務感も増してくる。

女性からすると排卵日が決まって
いるので、指定された日にタイミングを
とらないと、また1ヵ月妊娠の可能性が
伸びてしまう。

ご主人がタイミングの日に仕事や
友人との付き合いでお酒飲んで夜遅くに
返ってくる・・・もう、奥様は気分が
悪くなってしまうのも仕方ないかも。

ドラマでは、奈々と大器のお互いの
思いやりが描かれていて、いい夫婦だなぁと
思いましたが、現実はなかなか
ドラマのようにはいかないかもしれません。

杉崎ちひろ(高橋メアリージュン)と
2人の子供をもつ主婦・小宮山深雪
(真飛聖)とのバトルは、第2話から
そんなに激しくていいのかいと感じました。

お隣さんと、なかなか言葉のバトルは
できないよね。
まっ、ドラマだし。
ただ、「自分の物差しだけで他人を測るなって
言ってんのよ!」とちひろが激高するシーンは、
テレビを見ていて拍手をしたり、
胸がスカッとしたりしたのでは・・・。

主婦・小宮山深雪の考え方で、
女性だから子供を産んだ方がいいと思うのは
もしかすると自然なのかも。
それは、女性しか子供を産めないから。
だけど、子供を産みたくないという選択肢も
あるしね。

子供を産みたいけど、なかなか妊娠しなくて
悩んでいる人もいるし、
これは難しい問題なのであります。

でも、意見を押し付けるのは良くないよね。

ラストシーンに、
青木朔(北村匠海)が、広瀬渉(眞島秀和)に
おねだりキスを求めたシーン。

奈々は見てしまった・・・。
で第2話は終わりました。

このシーンは必要なのかな・・・?
と思ってしまいましたが、
きっと今後のドラマの展開に色を
つけるのだろうか?

Omura


2018年1月26日 blog 0

坂口家の薬膳レシピ No.4

ピリッと刺激的
鳥と野菜の黒胡椒蒸し

材 料
鶏肉
しいたけ
白ネギ
レンコン

作 り 方

鶏肉に片栗粉をまぶしておく。

鶏肉、しいたけ、白ネギ、レンコンに
調味料をもみ込み
しばらくおく。

(にんにく、生姜、しょうゆ、砂糖、
ごま油、オイスターソース、黒胡椒、
鷹の爪 )

蒸し器で20分程蒸し、黒胡椒をふって食す。

補気

(臓器の働きを高め体内の気を補う)
の食材と、
体を温める食材を沢山使ったレシピです。
体の中から温めて、巡りを良くし、
寒さを乗りきって下さい。

坂口 No.4