2017年11月21日 blog 0

やっと妊娠できましたNo.23-⑥

不育症検査については、
ブログの
やっと妊娠できましたNo.22-5
でご紹介しました。
(2017年10月6日のブログを
参考にしてください)

不育症検査の項目で、
血液凝固の問題がありました。

プロテインSという血液凝固因子
よく注目されます。

プロテインSの他に、プロテインC、
第12因子などがあります。

わかりやすく説明すると、
プロテインSの数値が、
40~60%未満は以上で、数値が
40%以下になると、血液の凝固ができて
胎盤の血流が悪くなり、赤ちゃんに
新鮮な血液を送ってあげることが
できなくなってしまいます。
その結果、流産につながってしまうのです。

プロテインSが妊娠前はギリギリ正常値
だったとしても、この数値は妊娠すると
数値が低くなってしまうことがあります。

Hさんは2回目の流産のあと、
通院しているクリニックとは別の、
Fクリニックで不育症検査をされましたが、
問題ないという結果でした。

不育症の問題はクリアされたということで、
約4ヵ月後に凍結胚盤胞の移植に臨み、
妊娠されました。

ですが、またも妊娠して心拍の確認まで
できているのに、妊娠8週前に流産
されました。

そして、つらい掻爬のオペを
されました。

Hさんは、失意のどん底にいました。
当院に来られて、妊娠して3回も流産。
それでも、流産後、体調が悪くなるのを
予防する意味でも、当院に定期的に
鍼灸治療に来てくださいました。

Hさんは35歳になっていました。
もう一度、詳しい不育症の検査をした方が
いいのか悩んでおられました。

私の意見はもう一度、他のクリニックで
検査をしてみてもいいのではないかと
アドバイスしました。

そして、Hさんは新横浜のSクリニック
まで行って、再度、不育症の検査を
してみたのでした。

結果は、プロテインSの数値が
やや低いので、胚移植後にバイアスピリンの
服用が必要でしょうと言われたのでした。

クリニックによって検査結果が変わることも
あるので、何かおかしいなとか、
どうも先生の説明がよくわからない場合は、
セカンドオピニオンの意味も含めて、
他のクリニックに相談に行くなり、
検査をしなおすことも必要かもしれません。

Hさんの場合、
プロテインSの問題だけでは
なかったのです・・・。

to be continued
Omura


2017年11月16日 blog 0

12月の無料カウンセリング

2017年12月の
無料カウンセリングの日程

1人で悩んでないで、
良かったら不妊治療に関して
悩んでいることがあったり
疑問に思っていることがあったら、
当院に来られてみてはいかがですか?

今思っている疑問や問題の糸口が
みつかるかもしれません。

※現在、ご連絡をいただきまして、
初診のご予約をいただけるのが、
1ヵ月~2ヵ月間いただいております。

11月より、無料カウンセリングを
受けていただいた方で、治療をご希望の
方は、初診をお待ちいただいている方の
ご案内が済み次第、優先的にご予約
いただけるようになりました。

12月  6日(水)  担当/大村  (予約済)

   9日(土) 担当/安田or山崎(予約済)

      16日(土) 担当/大村 (予約済)

      20日(水) 担当/大村

23日(土・祝)担当/安田or山崎(予約済)

午後1時~1時30分
(各時間、お一人、または一組)
(担当は変わることがございます。
ご了承ください。)

病院でいろいろ検査をしたけれど、
特に問題はないと診断されても、
なかなか妊娠できない。

タイミング療法を経て、人工授精、
そして体外受精までステップアップ
したのに妊娠できない。

妊娠したけれど、流産をくりかえす。

二人目がなかなか授からない・・・など。

東洋医学的に見て原因や問題が
解決できるかもしれません。

当院ではなかなか妊娠できなかった人たちが、
今までに 1237組 
ママ・パパになられています。

●東洋医学的に見て不妊原因は
どのタイプに属するのか診断
いたします。
また、その解決方法のアドバイスも
いたします。

●鍼灸治療はどのようにするのか、
当院の治療の方法もご説明いたします。

●その他、不妊治療で疑問に思っている
ことなどがありましたらご相談ください。

カウンセリングの時間は30分くらいですが、
個別無料カウンセリングご希望の方は、

当院に電話でご連絡ください。
電話 0752412101

もし一人で悩んでおられるのなら、
気軽にご相談ください。
少しはお力添えできると信じております。

Omura


2017年11月16日 blog 0

やっと妊娠できましたNo.23-⑤

Hさん(当時、34歳)は
掻把のオペ後、約1ヵ月で生理が
始まりました。

生理3日目の血液検査で、
E2、LHの数値は問題ありませんでした。
FSHが21になっていて、
高くなっていました。

それよりもちょっと問題なのが、
β-hCGの値が1.4でした。
本来なら、数値はゼロになっていないと
いけません。

2週間ほど様子をみられて、
再度、血液検査。
β-hCGの値は0.8。

まだ、β-hCGがゼロになって
いなかったので、Hさんは
ソフィアを12日間服用される
ことになりました。

この時期は2月~3月にかけての
春先で、花粉症の症状が出てきました。
くしゃみや鼻水、特に喉の調子が悪く
なったので、花粉症の症状を緩和する
鍼灸治療もしました。

それに、薬の服用も増えたことで、
Hさんは胃の調子が悪くなったので、
胃の調子を改善する鍼灸治療も併せて
させていただきました。

ソフィアを12日間服用後、生理が
始まりました。
この周期にもう一度、胚盤胞の
凍結胚移植をされました。

判定はプラス。

胎嚢確認後、妊娠6週6日で
心拍の確認ができ来ました。

7週1日の診察で心拍が弱くなっている
ことと、胎芽の成長がみられない・・・と、
ドクターから告げられると、
数日後、自然に流産してしまいました。

またもや、心拍の確認ができているのに、
流産。
このときも、黄体ホルモンの数値は
10くらいで、低い数値でした。

今回続けて流産されて、
Hさんはやっと不育症検査をされることに
しました。

2回続けての流産が不育症が原因なのか、
染色体異常が原因だったのかは、
はっきりとわかっていません。

もし、不育症検査の項目で何かが
引っかかったら、薬の服用や注射で対応
できることもあので、
やはり不育症の検査は早めにやっておいた
方が良いでしょう。

Hさんはその後、不育症検査の項目で、
プロテインS活性に問題があることが、
わかったのでした。

to be continued

Omura


2017年11月9日 blog 0

中医学的アロマ講座No.10

コショウで
胃腸を温めて、
冷え症を改善して、
質の良い卵子を育てましょう。

胡椒(コショウ)には黒胡椒、白胡椒、
青胡椒そして赤胡椒があります。
それぞれ、収穫のタイミングや製法の
違いによって変わります。

大まかな違いはというと、

黒胡椒:熟す前の実を長時間かけて乾燥。
強い独特の香り。
特に牛肉と相性が良い。

白胡椒:赤く熟した後乾燥させ、
その後ふやかせた皮をむいたもの。
黒胡椒より風味和弱く、特に魚料理と
相性が良い。

青胡椒:熟す前の実を短時間で
乾燥もしくは塩漬け。
爽やかな辛みが特徴で、肉にも魚にも
相性が良い。
タイ料理やカンボジア料理では食材
として使われる。

赤胡椒:白胡椒と異なり皮をはがさず
そのまま使われる。
マイルドな風味で色合いも良い。
ペルーなどの料理で使われることが多い。

このように種類はいろいろありますが、
最近では粗挽きの黒胡椒を料理で
使われる事が多いかもしれませんね。
お店に行ったりすると、サラダやパスタ
にもかけてありますし。

ちなみに薬膳で胡椒は【温裏類】
分類されます。冷えの改善に役立ちます。

腎陽虚という全身冷えのある体質の
人には効果的です。
しかし、比較的温める効果が強いと
されるので、足が冷えるけども
上半身がほてるといったように、ほてりの
きつい人は摂りすぎに注意です。
のぼせやすくなります。
もしくは胃腸が荒れます。

それでも胡椒には良い効果があります!
「温中止痛」と言って脾胃の冷えによる
痛み、吐き気、嘔吐に役立つ効果。

食が細い、食欲がないなどの時の
「食欲増進」の効果

そして胡椒に含まれるピペリンには
抗がん作用抗酸化作用もあるとされます。

胃腸や消化機能が落ちていると卵子にも
栄養が不足しがちになります。

胃腸の調子が良いということは、
消化吸収された食材が豊富できれいな
血液を作るからです。

新鮮な血液は、質の良い卵子の栄養には
欠かせないのですから。

食欲が落ちたり冷えを感じたりする時は、
料理のアクセントに
ひとつまみ程の粗挽き黒コショウなど
いかがでしょうか?

実はアロマの精油にもブラックペッパー
(黒胡椒)があります。
こちらも刺激が強いという面で、高濃度での
使用は皮膚刺激が強いため
肌が弱い人には注意が必要です。

しかし末梢の血流を増やして温めたり
体液循環を促進したりする効果もあるので、
レモングラスローズマリーのように筋肉の
疲れ使われることも多いです。

神経的な強壮作用もあるので、どうしても
やる気が出ないときに
匂いを嗅いでもいいですね。

ブラックペッパーに含まれる
カリオフィレンには
胃の動きや消化を整える効果もあるので、
マッサージオイルに少し混ぜてお腹を
マッサージしても良いですよ。

安田 No.21


2017年11月7日 blog 0

11月の無料カウンセリング

2017年11月の
無料カウンセリングの日程

1人で悩んでないで、
良かったら不妊治療に関して
悩んでいることがあったり
疑問に思っていることがあったら、
当院に来られてみてはいかがですか?

今思っている疑問や問題の糸口が
みつかるかもしれません。

※現在、ご連絡をいただきまして、
初診のご予約をいただけるのが、
1ヵ月~2ヵ月間いただいております。

11月より、無料カウンセリングを
受けていただいた方で、治療をご希望の
方は、初診をお待ちいただいている方の
ご案内が済み次第、優先的にご予約
いただけるようになりました。

11月  8日(水)  担当/大村  (予約済)

   11日(土) 担当/大村or安田(予約済)

      22日(水) 担当/大村 (予約済)

      25日(土) 担当/大村or山崎 (予約済)

午後1時~1時30分
(各時間、お一人、または一組)
(担当は変わることがございます。
ご了承ください。)

病院でいろいろ検査をしたけれど、
特に問題はないと診断されても、
なかなか妊娠できない。

タイミング療法を経て、人工授精、
そして体外受精までステップアップ
したのに妊娠できない。

妊娠したけれど、流産をくりかえす。

二人目がなかなか授からない・・・など。

東洋医学的に見て原因や問題が
解決できるかもしれません。

当院ではなかなか妊娠できなかった人たちが、
今までに 1236組 
ママ・パパになられています。

●東洋医学的に見て不妊原因は
どのタイプに属するのか診断
いたします。
また、その解決方法のアドバイスも
いたします。

●鍼灸治療はどのようにするのか、
当院の治療の方法もご説明いたします。

●その他、不妊治療で疑問に思っている
ことなどがありましたらご相談ください。

カウンセリングの時間は30分くらいですが、
個別無料カウンセリングご希望の方は、

当院に電話でご連絡ください。
電話 0752412101

もし一人で悩んでおられるのなら、
気軽にご相談ください。
少しはお力添えできると信じております。

Omura