2017年9月9日 blog 0

夏バテに空芯菜はいかが。

朝夕は秋の気配を感じるように
なってきました。
ですが、まだまだ暑い日が続いています。
そろそろこの時期に夏の疲れが出てきて、
食欲も落ち身体が重だるく感じている方も
多いのではないでしょうか。

疲労回復するために私が好きな食材が
あります。
それは「空心菜」です。
写真は、アジアン料理店に行ったときに
オーダーしたものです。

空心菜は主に東南アジアや中国などの
国々で一般的によく食べられています。
7月から9月の夏の時期が旬で、
日本では沖縄や九州の南の地域で
栽培されているようです。
ただ日本での収穫量はそんなに多くない為、
日本全国への流通も多くありません。
なので、普段近所に買い物に行っても
置いていないスーパーの方が多いのが
現状です。
ではどこで食べられるかというと、
やはり中華料理屋さんや東南アジア系の
レストランに行くと食べることが
できる所が多いです。

空心菜はとても栄養価が高い野菜です。
ビタミンB群、βカロテン、鉄分、
カルシウム、食物繊維等がとても多く
含まれています。

ビタミンB群には疲労回復効果。
βカロテンには老化防止である
抗酸化作用や免疫力アップの効果があります。
生活習慣病やガン予防等にいいようです。

また、鉄分が豊富に含まれていることで
よく知られているホウレン草の倍近くの
鉄分を空心菜は含んでします。
そして骨を丈夫にし、食物繊維で便通も
よくなります。
空心菜には、ガン予防、動脈硬化予防、
高血圧予防、疲労回復、血糖値上昇の抑制、
糖尿病予防等の多くの優れた効能があるのです。

しかし、空心菜は身体を冷やす効果かある為、
冷え性や下痢ぎみなど、胃腸の機能を
低下させることがあります。
身体が冷えると気・血・水の巡りが
悪くなります。
そうなると卵巣や子宮の巡りも悪く
なるので食べ過ぎには注意が必要です。
食べる時は火を通すか、身体を温める
食材と一緒に食べると良いのでは
ないでしょうか。

私も中国に留学していた時はこの時期に
よく食べていました。
当時の仲間と食事に出かけると
毎回、空心菜炒めを注文していたほどです。
スーパーで売ってたり、外食先にメニューとして
載っているようでしたら、是非食べられてみても
良いのではないでしょうか。

ニンニクとショウガをベースに、
ごま油でさっと炒めて、シンプルに味付けは
塩味。
とても美味しいですよ!

山崎 No.21


2017年9月7日 blog 0

いい卵が採れそうな気がする

2人目を希望されて当院に来られている
Hさん(36歳)。

彼女は1人目を妊娠されるときに、
当院に治療に来ていただいていたのですが、
なかなか妊娠できないので、
いつも泣いてばかりいました。
ちょっと泣き虫なHさん。

鍼灸治療のかいもあって、
ママになることができました。
今は、以前と比べて明るくなったというか、
以前より元気になられました。

辛い不妊治療をのり越えたということが、
彼女の心を強くしたのかもしれません。

鍼治療をしながらお話していると、
「先生、何かここに来ると
いい卵が採れそうな気がする」

言ってくれました。

「Hさん、ありがとう。」
「それ、なかなかいいコメントだね。」
「患者さんの率直な意見が、
心に響いたので、ブログで使わせてもらうね。」

auのコマーシャルのように、
胸にハートの矢がズキューンと来る感じかな。

Hさんはすぐに、
「え~っ、ホントですか?」と言われました。

「マジマジ。だって、ブログでは患者さんの
生の声を書くようにしているから。」
「いくら私が美辞麗句を並べて、ブログで
コメントしても、みなさんの心に響かないと
思うから。」

なんて、Hさんと談笑しながら治療を
すすめました。

Hさんは33歳のころ、当院に妊娠を
希望され来られました。
月経周期が35日~40日と長めで、
生理の色は赤黒くて塊がある状態。

血液の濁りである、瘀血(おけつ)
たくさんありました。

当院に治療に来られる前、
タイミング療法を7回~8回、
人工授精を6回、
顕微授精で胚移植を2回されていましたが、
妊娠には至らなかったのです。

Hさんは、胚盤胞の凍結胚が4つある
とのことでした。

胚盤胞の凍結胚移植をするために、
妊娠体質になるように鍼灸治療しました。

プラス判定までに、16回の治療を
させていただきました。

現在は2人目を希望され、
出産されてから1年3ヵ月くらいしての来院。
9回ほどカラダのメンテナンスをして、
凍結してあった初期胚盤胞を2個移植
されましたが、結果はマイナス判定。

もう凍結胚が無いので、
採卵に向けて治療している最中です。

今回はショート法で採卵の予定で、
そのスケジュールに合わせて治療させて
もらっているわけですが、
生理から11日目の診察で育っている卵胞は
12個。
16ミリが3つ。17ミリが2つ。
18ミリが3つ。20ミリが1つ。
その他、13ミリ~15ミリが3つ。

卵胞の育ち方は、良い状態です。
これから採卵される予定だったので、
治療中のお話で、
「先生、何かここに来ると
いい卵が採れそうな気がする」と
言ってくれたということです。

質の良い卵胞が採れますように、
願っております。

Omura


2017年9月7日 blog 0

9月の無料カウンセリング

2017年9月の
無料カウンセリングの日程

1人で悩んでないで、良かったら不妊治療に関して
悩んでいることがあったり
疑問に思っていることがあったら、
当院に来られてみてはいかがですか?

今思っている疑問や問題の糸口が
みつかるかもしれません。

9月  6日(水)  担当/大村  

           9日(土) 担当/大村or安田 

  20日(水) 担当/大村  

  23日(土) 担当/大村or山崎 

午後1時~1時30分
(各時間、お一人、または一組)
(担当は変わることがございます。ご了承ください。)

病院でいろいろ検査をしたけれど、
特に問題はないと診断されても、なかなか妊娠できない。
タイミング療法を経て、人工授精、そして体外受精まで
ステップアップしたのに妊娠できない。

妊娠したけれど、流産をくりかえす。

二人目がなかなか授からない・・・など。

東洋医学的に見て原因や問題が
解決できるかもしれません。

当院ではなかなか妊娠できなかった人たちが、
今までに 1229組 がママ・パパになられています。

●東洋医学的に見て不妊原因はどのタイプに属するのか
診断いたします。
また、その解決方法のアドバイスもいたします。

●鍼灸治療はどのようにするのか、当院の治療の方法も
ご説明いたします。

●その他、不妊治療で疑問に思っていることなどがありましたら
ご相談ください。

カウンセリングの時間は30分くらいですが、
個別無料カウンセリングご希望の方は、

当院に電話でご連絡ください。
電話 0752412101

もし一人で悩んでおられるのなら、気軽にご相談ください。
少しはお力添えできると信じております。

Omura


2017年9月5日 blog 0

坂口家の薬膳レシピ No.1

当院の受付の坂口さん。
薬膳コーディネータの資格を取得。
まだまだ新米の薬膳コーディネータですが、
心とカラダが元気になる、
坂口家の薬膳レシピをご紹介しましょう。

鶏カラと揚げじゃが薬味ソース

薬味ソースは、
ごま油でしょうが、
にんにく、
赤唐辛子、
長ネギを炒め、
しょうゆ、
砂糖、
酒で作った甘辛いソースです。

揚げたじゃがいもに薬味ソースを
からめたものです。
以前は豚肉や牛肉で作っていたのですが、
鶏肉とじゃがいもの組み合わせは
補益作用増強と習ったので、鶏肉で
作ってみました。

 

黒蜜でいただく西瓜白玉

これは薬膳コーディネーターのレシピ集に
載っていたものです。
レシピには蜂蜜をかけると書いて
ありましたが、私は黒蜜を作ってかけて
食べています。
黒蜜も美味しいですよ。
おやつにいかがですか。

写真に黒蜜を映し忘れましたが、
イメージしてくださいね。

(院長のコメント)
ごま油の効果は(気虚、血虚、陰虚)の
人に。
にんにくは(気滞、瘀血、陽虚)の
人に。
陽虚は全体的に冷え症なタイプの人と
思っていただければいいです。
ごま油とにんにくに薬味を足して、
気を補い、気血を巡らせてカラダを
あたためます。
五臓の全体の機能を高めることができ、
免疫力もアップ。
甘辛ソースで食欲アップしますね。

西瓜白玉に使っている黒蜜は、
ビタミン、ミネラルが豊富です。

「黒色」の概念は、生殖能力を
高めてくれる食材の色です。
黒豆、きくらげ、黒米、黒にんにく、
昆布、わかめ、ひじき、レーズン、プルーン
等々。
わかめも黒色の仲間です。

黒蜜は、腸内環境を整えてくれるのに
一役ありです。
生活習慣病の予防にもなって、
ダイエットにもいいので、
美肌効果が期待できます。

薬膳コーディネータ
坂口 No.1


2017年9月5日 blog 0

やっと妊娠できましたNo.21-⑤

Uさん(31歳)がタイミング療法で
妊娠された治療の過程をご紹介して
います。

10回目
タイミングをとられて9日目。
月経が始まって12日目、13日目、
14日目の3回トライされました。

タイミングをとられて9日目というのは、
14日目のタイミングをとられてから、
9日目と思ってください。

舌の表面や舌先の色の状態は、
濃い赤色がだったのが、
少し薄くなって淡い赤色になって
いました。

気のめぐりも、血のめぐりも良くなって、
ストレスでカラダの中にこもっていた
熱も冷まされた状態で、
カラダのバランスが良くなっていました。

赤色とわかりやすく書きましたが、
東洋医学では赤色の表現を紅色と
言うことが多いです。
ですから薄い赤色のことを、淡紅色
表現します。

Uさんはまだ、少し足の冷えを感じるものの、
以前よりは冷え症の状態が良くなっていると
言ってくださいました。

冷え症も改善されてきていますね。

そろそろ妊娠が近づいてきている
状態になってきたのです。

11回目
月経が始まって、生理6日目。
また、カラダの歪みが出てきていたので、
骨盤の調節をしました。

12回目
生理12日目。
診察でそろそろ排卵とのこと。
今回も、タイミングを3回トライされました。
13日目、14日目、15日目です。

Uさんは少し寝不足があるということでしたので、
カラダ全体の疲れを取る治療もさせて
いただきました。

13回目
タイミングをとられて8日後。
この日は、安田先生が治療してくれました。
Uさんは1週間前から風邪をひいたようで、
のどの痛みを訴えられました。

風邪の治療もしながら、
高温期をキープさせる治療をしました。

高温期に風邪をこじらすと、
妊娠に影響を与えてしまうからです。
ですから、風邪の治療も必要になってきます。

5日後、プラス判定。

13回目にUさんが治療に来られた時に、
風邪の症状を緩和することと、
高温期をキープさせる治療の効果が
功を奏したと言えるでしょう。

プラス判定が出てから、4日後に
妊娠を持続させる流産予防の治療
に来られました。

脈を診ると、確かに妊娠の脈は出て
いるのですが、ちょっと弱く、
もしかすると妊娠を継続することが
難しいかもと不安が頭の中をよぎりました。

流産予防の鍼灸治療後、
妊娠の脈が少し強くなっていたので、
今日、治療に来ていただいて良かったと
胸を撫で下ろした次第です。

その後、妊娠12週と2日まで、
週に1回のペースで、流産予防の治療を
させていただきました。

妊娠7週くらいから12週くらいまで、
吐くほどではないけれど、つわりも
ありました。

でも、鍼灸治療すると治療中にスーッと
つわりの症状が緩和される方が多いです。
治療後2日~3日くらいつわりの症状が
楽になります。

当院でつわりの治療はしておりますが、
当院に来ていただいて妊娠された患者さんを
対象にさせていただいております。

それは、妊娠までの信頼関係があるからです。
妊娠初期は何が起こるかわからない、
不安定期です。
ですから、妊娠する前から当院の治療に
慣れておられる方を対象にさせていただいて
おります。

流産予防の治療をされると、つわりの辛い時期を
つわりはあるものの、比較的に体調が楽に
過ごせるんですよ。

Uさんも、つわりが軽く済んだ方の
お一人でした。

出産報告のメールをいただいて、
Uさんの体験がみなさんの何かの参考に
なればと快く引き受けてくれたので、
このブログを書くことができました。

Uさん、ありがとうございます。

そして、このブログが不妊治療されている
皆さんの何かの参考になればと思います。

Omura