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2011年5月30日 blog 0

左の卵管が詰まっているので・・・右横向きに寝てみた

今周期はAIH(人工授精)予定のMさん。
診察でDr.が、「今回は左からの排卵やね・・・」と言う。
Mさん、左の卵管が詰まっているので、排卵しても
妊娠の可能性はうすい。

排卵してから、やはり左側の卵管采から
卵胞をキャッチする確率が高いからです。
ただ、妊娠の可能性はゼロではない。左の卵巣から排卵しても
右の卵管采でキャッチして、妊娠することもあるからです。

冗談で、「そうしたら、人工授精した日は右側を向いて寝てみたら・・・」
と言ったら、Mさんはキョトンとして、
「先生それ、どういうこと」と聞くので、
「それは、排卵してから右向きに寝てたら、左から排卵した卵胞が
浮遊して右側でキャッチするかもね」と説明した。

二人して、「そんなん、ありえへんし~」・・・と大笑い。
後日、Mさんが人工受精後の治療に来られた。
「先生~、あの日、右を下にして寝たよ~」と教えてくれた。
さすがに、僕は「マジですか・・・」と驚いて聞いてしまった。
もし、これでMさんが妊娠したら、新学説の発表になるかも・・・。
しかし、そんなん、ありえへんし・・・。

待てよ・・・もしかしたら、もしかするかも。

可能性はゼロではないのだから。

Omura


2011年5月29日 blog 0

私、タヒチに住んでました 16(タヒチのノノ編)

一気に梅雨入りしましたね。
さて、蒸し暑い季節がやってきました。
暖かくなると、毎年思い出す出来事があります。
今回は、その話を少し書きます。

タヒチには、「ノノ」と呼ばれている恐ろしいサンドフライがいます。
体調1~2mm程の小さな虫ですが、これがとっても厄介な虫でした。
朝方と夕方が活動時間で、この時間帯に風が無いと大量に出てきます。
逆に、風があると飛ばされるのかあまり出てきません。
この、「ノノ」に刺されるとすごく痒い、半端なく痒い、しかも痒みが1週間は続きました。
なにせ、刺された事も忘れるくらい時間が経過した後でも痒みがまた再発するので、
「寝ている間に無意識で掻き壊す→その傷跡に蝿が群がる→傷口が腫れて膿んでくる」
の最悪コースを辿り、島には、病院はもちろん医者もいないので、
自力で治すしかなく焦りました。

右足は2倍に腫れ上がり、患部は壊死するように陥没しながら広がっていき、
3日間40℃の高熱で寝込みました

もう20年前も話ですが、今も右足のすねには、そのときの傷跡が今も残っています。
筋肉がそげ落ち、クレーターのように凹んでいます。
あの時は、ほんまにここで死ぬかも!!って一瞬思っていました。

ところで、針灸治療には、痒みを抑える「ツボ」があるんですね。
その当時、それを実践していたら・・・
掻き壊す事も、傷口が悪化する事も防げたかも知れないですね。

田内

※1ヶ月に1回あるかどうかの無風の朝。写真では綺麗な景色しか写らないが、
こんな朝は、「ノノ」の大量飛散は必至。

※汚い足ですいません。20年前の傷跡。当時、2箇所大きな穴があいていた。
今も凹んでいて、傷跡には未だに毛が生えてこない。


2011年5月22日 blog 0

MBSラジオ1179 ほぐすらじお・・・ほぐすらツボ日記

5月16日(月)放送で
◆体が疲れているとき、元気が出るツボシリーズ その2
をアップしました。
5月9日(月)放送分も載っていますよ。

ちょっと疲れているなぁ~と思ったら、
ツボ押ししてみてください。

MBSラジオ1179 「ほぐすらじお」
http://www.mbs1179.com/hog/

Omura


2011年5月22日 blog 0

いいストレス・・・、悪いストレス・・・

いったいストレスって・・・何?

もともとは、物理学に使われていた言葉。

カナダの生理学者、ハンス・セリエ博士が
1936年にイギリスの雑誌「ネイチャー」誌に
「ストレス学説」を発表し、使われるようになった。
良く体の不調なんかで友人と話をしていたり、
不妊治療していて、いい卵胞が育たなかったり、
女性ホルモンのエストロジェンやプロゲステロンなどの
バランスが悪かったりしたときに、
「ん・・・それはストレスが原因かも・・・?」という話になりますね。

例えば、丸いボールそのままの形だとストレスが無い状態。
ボールに圧力をかけたりすると、ボールが変形するでしょ。
このときに、ボールはストレスを受けている状態になっています。
このストレスがかかる前の丸いボールが、心の状態だったら、
気分もスッキリしていて穏やかなとき。

人間関係や治療が思うように上手く進まなくて、
落ち込んだりしているとき、心がストレスを受けている状態です。
心身に負担がかかっているということですね。
…それくらいのことは知っていますよ~という人は多いと思いますが、
意外と心の強い人がストレスに犯されている場合が多いように思う。
良く患者さんと話をするのですが・・・
結構我慢強い人は、いろんな嫌なことを我慢できていても、
ストレスは受け続けているのです。
飛行機の金属疲労のように、少しずつ翼が疲労していくように、
強いハートも金属疲労のように疲れてしまって、
限界を超えて我慢してしまっていると、
一気に体の不調として表れてしまう。
そうなる前に、ストレスは発散しなきゃ。
ただ、いいストレスは適度にある方がいいと思う。
例えば趣味であったり、いい人間関係なんかは良いストレス。
趣味でフラーアレンジメントや写真をやっていたりして、
いい作品を作るためにはいろいろ考えなくてはいけないでしょ。
いい人間関係を作るには、一歩引いて・・・
おだやかに気を遣ったりもいいストレスかも。
ですが、いいストレスもほどほどに我慢しすぎないことが
気分をリラックスさせてくれるコツでしょうね。

僕の場合はテニスとスーパー銭湯でストレス発散。
前回、テニスコートで撮った写真を掲載したのだが、
よほど似合わないのか・・・誰~も話題にしてくれない。
見た目よりテニス上手いんだけどなぁ~。
悲しい~!!!  あ~ストレス、ストレス。

Omura


2011年5月18日 blog 0

入口がわかりにくい訳

『開かないので何回もドアを引いてしまいました』

先日、初めて当院に来られた患者Kさんの言葉でした。
以前、入口がわかりにくい訳をブログ 小さな気遣いと鍼灸 1 で説明させていただきました。
しかし、入口が分かりずらいというご意見が多く寄せられていましたので、
この度、入口にプレート設置とポスター貼付けました
それでも、御池通りからは全く目立たないのですが、これも当院の気遣いです。
初めて来院される患者さんは、どうかご理解下さい。

田内

※当院は烏丸御池1番出口を出てすぐ左にある5階建ての茶色いビルの4F、5F

※入口は北へ上がった車屋町通り側(御池通り側のドアは常に閉鎖中
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※入口の左側にプレートとポスター設置。エレベーターで4F、5Fへ


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