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2011年2月14日 blog 0

年代物の海水パンツの男はタヒチ人・・・?

もう小学三年生になりました・・・も「その3」まで行き、
「その4」にかかろうと思ってブログをチェックしてみると・・・。
またまた笑わせてくれました。

前々回の「私タヒチに住んでました・・・番外編 1」で
小さな桟橋できりっとした若い青年は、「現地の人・・?」
そう、タヒチ人と思いきや、田内先生ではありませんか。
若いころはみんな細いですね~。
それにしても、年代物の海水パンツ。歴史を感じました。
ちょっとカッコつけているのも、歴史を感じますね~。

僕も若い頃はスリム体系で、海水浴で撮った写真がありますが、
デジカメじゃないので、アップできません。
中学生のころはちょっと水泳やっていたので、皆さんにお見せできないのが
残~念。(とっても言いわけ・・・)

今はアグー豚のようになってしまったので、若い頃が懐かしいです。
今年の年末にはマイナス5キロのウェイトダウンに成功したいものです。

患者さんにも良くちょっとダイエットを勧めています。
(痩せている人は必要ありませんが・・・)

痩せる・・・というより、代謝アップしましょうということです。
東洋医学の教えでも、「太っていると妊娠しにくい・・・」と言われています。
脂っこい物や甘いスウィーツの食べすぎは、やっぱり良くないですね。
食べてもいいけど、ほどほどにしましょう。
伊達友美さんの食べ合わせダイエット本やタニタの社員食堂の本なんかは、
お勧めですよ。

伊達友美さんの本を勧めて、5か月できれいに4キロ痩せた患者さんがいます。
40歳を過ぎて一年間、採卵しても胚盤胞まで行かなかったのに、

ちょっとダイエットに成功しだすと、採卵した卵胞はちゃんと胚盤胞までになり、
凍結するとができたのです。
ちょっとダイエットは、以外に大きな成果を生みますね。
なかなか痩せられない人は、え~い!!! 鍼灸で強制ダイエットしています。
今、10人くらいやっているかな。

鍼でダイエット・・・?そんなのあるの・・・と思うでしょうが、
結構、効果ありますよ。

鍼灸のダイエットはまた今度、詳しく書きたいと思います。

Omura


2011年2月14日 blog 0

私、タヒチに住んでました(番外編2)

前回(番外編1)元仲間6人の声を聞くことができたのは、
本当に嬉しい偶然でした。
しかし、それ以外にもまだ消息を知らない元仲間の事を考えていると、
つい2週間程前に二つ目の不思議な出来事がありました。
それは、突然のメールがきっかけだったのでした。

その内容は、災害編 の子供の写真を見て、
「あれは○○○○島の小学校でしょう!私も住んでいました」
というコメントでした。投稿した私も忘れていた事をズバリと指摘して頂きました。
そう、メールの人もその島にいた同業の日本人(真珠の職人さん)だったのでした。
(滞在時期がずれていたので面識はありません)
当時、タヒチ全域で働いている同業種の日本人は恐らく100人以下だったはず。
その中で、同じ島で働いていた日本人からメールが届くなんて書いた私がビックリでした。
しかも、タヒチと無関係な不妊鍼灸院の暇つぶしブログを見つけて連絡して下さるなんて、
まさに奇跡のような話ですよね。
その後、メールで何度かやり取りさせて頂いてさらに驚いたのは、
私の元仲間の消息もよくご存知で、ライバルM君始め、 番外編1 の時に
声を聞けなかった人達の消息を知る事ができたのでした。

再び、願いは通じるんですね~。

そして、元仲間の消息は・・・
タヒチに残って違う職についている者、
日本で家業を引継いでいる者、
そして、私の同期でありライバルでもあったM君は・・・
○○○○○島で今もタヒチアンの奥さんと幸せに暮しているとの事でした。
良かった、本当に良かった。
M君、もし、大村院長とタヒチ行脚できる日が来たら、挨拶しにいきますね。

田内

前回の写真はタヒチに染まる前、今回はタヒチにどっぷり染まった後。
この頃は、「郷に入れば郷に従え」を実践していた。
船の舳先でヤシの葉帽子と弾けないウクレレを持ってポーズ。


2011年2月11日 blog 0

私、タヒチに住んでました(番外編1)

このタヒチブログを初めてご覧になる方は、ビックリされると思います。
不妊治療と全く関係の無いブログを何故書き綴っているのか?
理解に苦しむ方もおられると思います。
実は、患者さんの息抜きに読み飛ばして頂きたいとの願いからであります。
といいますのも、患者さんのお話を伺っていると、
治療自体の苦痛、周りの理解不足、通院することの精神的疲労etc…
毎日、治療中心の生活で、心身共に疲労されているように思います。
こんな時は、気が停滞するつまり「気滞」になりやすいんですね。

そこで、通院の待ち時間に、イライラしたり気が落ち込んだときに、
一日の終わりに、この暇つぶしブログを読んで、
「馬鹿だね~」って思ってもらえたり、
「クスッ」と笑って気を抜いてもらえたら嬉しいです。
一瞬でも、治療から少し心を開放する時間を作って頂きたいのです。
これ、12月に大村院長が紹介した「気滞」の解消法になります。

タヒチブログの反応は、今のところ好意的なご意見が多いのかな?
と思っております。(私の勘違いかもしれませんが)
患者のNさんは、このブログを書くきっかけを与えてくださいました。
患者のYさんは、新婚旅行でタヒチに行ったそうです。
患者のKさんは、一日の終わりに、読んでくださっているそうです。
その心優しいKさんは、『あの豚はもう食べられたのかしら?』と心配されてました。
そして、『中身は残飯でも、鍋は高級だね』と、鋭い指摘も頂きました。
(私は知りませんでしたが、フランス製の重たい鍋だったそうです)
その他、『今一番タヒチ旅行に興味があるのよ』と言ってくださったり、
私が皆さんを励ます立場なのに、逆に励まして頂いて恐縮です。

大村院長のブログは役に立つ話
田内のタヒチネタは、不妊治療には全く役立ちませんが、息抜きブログ

ですので、皆さんのご理解をよろしくお願いいたします。

さて、タヒチブログを書き出してから、面白い事が2つありました。
1つ目は、1月中旬頃でした。
過去の記憶を思い出しながら、昔の仲間はみんなどうしてるかな~って
想像しながらブログを更新していると、1本の電話が・・・
それは、私の元上司Y氏の奥さんからの実に数年ぶりの着信でした。
てっきり、「変なブログ書きやがって」という怒りの電話かとおもいきや、
『皆で田内の噂をしていたところなのよ~』と拍子の抜けする展開に・・・
そう、ブログを読んだのではなく、偶然の電話でした。
聞けば、元仲間が6人も東京のYさん宅で新年会の最中だというではありませんか?
それで、田内の噂になってわざわざ声を聞かせようと電話をかけて頂いたのでした。
一人ずつ声を聞かせてもらって、すごく嬉しかったのでした。
しかし同時に、『なんで私も呼んでくれへんの?』と、
幹事役の後輩S君に詰め寄ると、
『急な集まりになったので、遠方の方には連絡しませんでした』との弁。
来年は、前もって連絡しますと約束してくれました。
ありがとうS君。
そして、電話を切った直後、これまた偶然が重なるように、
サイクロンで失ったはずの写真がポロリと見つかったのでした。

願いは通じる・・・と思った瞬間でした。

そしてもう一つは・・・
長くなるので次回にします。

田内

偶然出てきた初年度(1990)に住んでいた住居の前での写真。
タヒチに染まる前のギラギラした私でした。
その後のサイクロン(1993)で土台だけを残し、跡形も無くなった。


2011年2月11日 blog 0

もう小学三年生になりました その3 トラウマ

彼女のトラウマとは・・・点滴だったのです。
以前、病院で点滴をしてから左腕が上がらなくなった経験があったのです。
点滴の針は結構太いので、きっと神経を傷つけてしまったのでしょう。
それ以来、点滴の針にとても恐怖心を抱くようになっていたようなんです。

そこで、「僕の使っている鍼はね、0.16ミリだから随分と細いから・・・」と
言ったところで、0.16ミリがどれくらい細いか、ピンときませんよね。
丁度、髪の毛のような感じで、結構しなやかに曲がります。

さて、何とか第1回目の治療終了。「どうですか?」
「何か、体の芯から温まるような感じがします」と言ってくれました。
実は、スポーツクラブでエアロビやって、そのあとでお風呂に入っても
いつも体が温まった感じがなく、お風呂に入っている最中も
体全体が寒い感じがずっとしていたんです・・・とNさんは言ってました。

岩盤浴に行っても、体が心から温まったという感じを受けたことがなかったようです。

ところが、鍼の1回目から少しではありますが、
芯から温まっているという感じがしたようです。
これなら、3か月~6か月くらいで月経が戻るのではないかと予感しました。

病院では月経が止まってしまっているので、
お薬で月経を起こさせるようにしている状態で、
自然に3年ほど月経は来てなかったのです。

彼女の症状は、東洋医学でいう「胞寒」(ほうかん)という症状なのでした。

胞寒とは・・・

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Omura


2011年2月7日 blog 0

もう小学三年生になりました その2

前回、N さんの治療が大変だったと書いたと思います。
・・・というのも、初診のときのこと。
当時、N さんは27歳くらいだったと思います。
結婚3年たってもなかなか赤ちゃんに恵まれないということで、
患者さんの紹介で来られました。

彼女の問題は、生理が10代の頃から不順だったようですが、
不定期に2~3ヶ月くらいに一度は来ていたようです。
23~24歳のころから、ピタッ!!と生理が止まってしまったのです。
たぶん、結婚生活を始めてくらいの頃からだと思います。
いろいろストレスがかかっていたのではないかと思われます。

初診の日、ベッドに寝ていただいてお話を聞いて、
では鍼をしてみましょう・・・と言ったら、「ちょっと待ってください」
手にいっぱい汗をかいて、「やっぱりやめます!!!」
あれっれれれのれ~・・・と思ったのですが、
「では、鍼治療はやめましょう」と言いました。

無理に治療しても効果も上がらないし、患者さんの意思を尊重したかったので。
そうしたら、N さん、何を思ったか・・・「やっぱり、鍼してください!!!」と言いだし、
「そんなに無理しなくてもいいですよ。」といったのですが、
目をひきつらせながら、「大丈夫です」というので、

「では、ちょっと休憩してからはじめましょう」と言って
10分ほどベッドで寝ていただきました。
「N さん、そろそろ治療させてもらっていいですか~」
「はい、どうぞ」と言われたので、
三陰交に鍼をしました。
「あれ、ぜ~んぜん大丈夫です」と安心されて、
足三里にも鍼をしました。これも大丈夫。

「大丈夫なようですね」「はい、いけそいです」。
そして腕にところに鍼をしようと思い、
「では、次は腕の所に鍼をしますね」と言った瞬間、
N さんは無意識のうちにパン!!   と僕の手をはね退けたのです。
「先生、ごめんなさい「どうしたの、大丈夫?」
まだ何もしてなかったのですが、
よくよく話を聞いてみると、彼女なりのトラウマがあったのです・・・

それは、・・・・

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Omura


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