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2018年1月9日 blog 0

3~4日間に一人妊娠されました。

2018年
明けましておめでとうございます。
今年、初めてのブログです。

近頃は皆さんにわかりやすい
ようにと思い、プラス判定がでで
妊娠された方のエピソードを
1回の完結でご紹介しています。

2017年12月は7人の方が
プラス判定をいただきました。

12月の診療日数は24日間でした。
その中で、7人の方が妊娠されました。
単純計算ですが、
3.4日に一人妊娠された計算になります。

随分前のブログでもご紹介したと
思いますが、だいたい3日~4日に
一人はプラス判定がでで妊娠されて
います。

当院に来られる患者さんは、
何年も不妊治療しているのに・・・
もう何回も体外受精までしているのに・・・
という患者さんがほとんどです。

患者さんの平均年齢は38歳を
超えています。
40歳を過ぎて当院に来られて、
妊娠されるかたも多いです。

ですが、なるべく年齢の若いうちに
妊活を始められたら、鍼灸治療を
始められた方がいいと思いますよ。
・・・といつも思うのです。

当院に来られている患者さんの
ほとんどが、体外受精にチャレンジ
したけれど・・・という方が多い
ですから。
当院にたどり着くまでに、
2年~5年くらいかかっている人も
少なくないからです。

1年でも早く来ていただいていれば、
妊活の期間が短くて済んでいるかも
知れないのです。
妊活期間は長くなればなるほど、
心身が疲れ果ててしまいます。

だから、
妊活は短い方がいいんですよ。
当たり前の話ですが、妊活の方法を
間違えると、治療が長引いてしまい
かねないです。

当院で鍼灸治療をして、
心とカラダのバランスを整えて
再チャレンジされて多くの方が
不妊治療を卒業されています。

経験上、何もしないより、
カラダの調子を整えて妊娠しやすい
状態をつくってからタイミングや
人工授精、体外受精にチャレンジ
する方が妊娠されています。

だから、
不妊治療専門で鍼灸治療を
しているわけなんだけどね。

2018年もたくさんの方が、
ママやパパになれることを
願っています。

Omura


2017年12月28日 blog 0

Mさん(42歳)のエピソード

2017年12月

二人目をご希望の
Mさん(42歳)、
凍結胚盤胞移植予定でしたが、
新鮮胚の胚盤胞移植に切り換えて
プラス判定。

Mさんのプラス判定が出るまでの
鍼灸治療の回数は5回。
短くて済みました。

胚盤胞を1つ凍結されていMさん。
本来なら、体調を整えてから
凍結胚盤胞の移植の予定でしたが、
先ずは人工授精をされました。

担当のドクターからの伝言で、
「自然妊娠は可能な状態です」との
ことでした。

それは、一人目を自然妊娠できて
いるからでしょう。

人工授精をされましたが、
残念ながら生理が来てしまいました。

Mさんは一発奮起して、
ショート法で採卵することを
決められました。

凍結の胚盤胞が1つあるから、
それを移植された方がカラダの負担も
少なくて済むし、お財布にもやさいし
のではと思うのだけど・・・と
Mさんに伝えました。

ですが、Mさんはショート法で
採卵することを選択されました。

Mさんは当院に来られるまでに
ショート法で2回採卵されていました。
1回目
4個採卵し胚盤胞になった1つを移植。
マイナス判定。

2回目
4個採卵し、胚盤胞を1つ凍結。

前述で胚盤胞の凍結が1つあると
書いたのは、このときの凍結した
ものです。

鍼灸治療をされてからの
今回のショート法の結果は、
4つ採卵され3つ受精しました。
そのまま凍結せず、フレッシュで
胚盤胞を1つ、胚盤胞になりかけの
初期胚盤胞を1つの計2個移植
されました。

今まで1つしか胚盤胞に
ならなかったのが、2つに増えました。
鍼灸治療の効果がでていますね。

ショート法に臨むまでの時間が
余りにも短かったのですが、
Mさんのスケジュールに合わせて
低温期に2回、胚移植をされてから
1回治療させていただきました。

ご年齢から考えると、
一人目はタイミンクで自然妊娠されても、
それは38歳のころ。
42歳で自然妊娠をされる方も
おられますが、多いとは言えません。

早めにステップアップを決断され、
鍼灸治療でカラダのメンテナンスを
しながら体外受精されたのが
功を奏したのではないかと思うのです。

Omura


2017年12月27日 blog 0

Nさん(38歳)のエピソード

2017年12月

Mさんが妊娠のプラス判定を
もらうまで、当院に約1年5ヵ月
治療に来られました。

プラス判定をもらうまでの
鍼灸治療の回数は55回にも
なりました。

ブログを見て、ときどき患者さんが
ブログで紹介されている人の
鍼灸の治療回数が少ない人も
多いですね。

・・・と言われることがあります。

そうですね、比較的、治療回数が
少なく済んで方が多いからですよ
と答えています。

治療回数が多かった患者さんの
エピソードは、ブログの
「やっと妊娠できました」のお話で
ご紹介することが多いでしょうか。

Mさん(38歳)のエピソードも、
「やっと妊娠できました」でご紹介
することになるかも知れません。

まだ、判定がプラスになったばかり
なので、これからがMさんも小生も
ドキドキな時間を過ごすことに
なるでしょう。

Mさんは人工周期の
凍結胚盤胞胚移植で妊娠された
わけですが、
胚移植前から定期的に
週に1回のペースで治療に来られました。

胚移植の直前。
胚移植の1日後。
胚移植の7日後

治療させていただきました。

普段から定期的なカラダの
メンテナンスをすることと、
体外受精なら胚移植の前後の治療を
詰めてすると妊娠率が上がります。

いつも当院のホームページの
妊娠された方の人数をカウントされていた
Mさん。

ときどきその人数が増えていると、
小生に
「大村先生、また妊娠している人、
増えていますね。」
「私の番はいつになるのでしょうね。」
・・・と落ち込み気味に言われていた
Mさんに今回は言いました。

「1245人目は、Mさんになるといいね。」
「胚移植7日後の脈は妊娠の気配は
あるけれど、断定はできないかな。」
「でも、チャンスがある方だよ。」

患者さんと縁があって、
当院で妊娠のプラス判定をいただいた
方たちは1244名でした。

1245人目はMさん(38歳)。

先ずは、やっと妊娠と言うステージに
立ったわけですが、胎嚢の確認、
心拍の確認と週を追うごとに心配も
増えてきます。

出産まで不安がいっぱいだと思いますが、
赤ちゃんに巡り合えますように、
願っています。

またまた、本の宣伝になります。

「やっと、妊娠できました。」
~とある不妊治療専門鍼灸院の
心が前向きになるお話~
出版/主婦の友社

Mさんも当院で本を購入していただ
いた方のひとりです。
サインもさせていただきました。

Mさんも小生の本を読んでいただき、
前向きに頑張られました。
本当に良く頑張ったね。

Omura


2017年12月22日 blog 0

Mさん(44歳)のエピソード

2017年12月

Mさん(44歳)
自然周期の凍結胚盤胞移植で
プラス判定。

鍼灸治療は生まれて初めて。

初診の時にいつも患者さんに説明して
いることがあります。

「当院に来られる患者さんの
98パーセントくらいが
生まれて初めて鍼灸治療をされる
方たちですよ。」
と、ご説明しています。

ほぼ全員の患者さんが、
まさか自分が不妊治療を始めて、
妊娠体質づくりのために、
鍼灸治療にチャレンジするなんて
・・・と、
夢にも思ったこともない方ばかりです。

Mさんは最初の電話で受付の
坂口さんに、
「鍼治療が怖いので、整体とか
他の方法はないですか?」と聞かれていた
Mさん。

初診で私が治療させていただきました。
とっても鍼が怖くて緊張しておられ
ましたが、ちゃんと治療方法を説明して、
鍼を1本してみました。

Mさん:「えっ、もう鍼を刺したんですか?」

大 村:「そうですよ。」
「もう鍼をしていますよ。」

Mさん:「痛みなかったし、全然わからない
くらいでした。」

イメージと違って鍼が痛くなかったので、
Mさんは継続して治療に来られました。

一般的に鍼は刺す・・・と言いますよね。
でも、鍼は置く・・・と言うんですよと、
Mさんにお話しました。

「刺す」と言う言葉と、「置く」という
言葉のニュアンスは違うでしょ。
実際には鍼を刺すのですが、
やはり治療の観点からすると、
「鍼を置く」の方がしっくりきます。

Mさんの妊娠までの治療回数は、
10回でした。

治療回数が少なくて済んだのは
当院に来られる前に胚盤胞の受精卵を
2個凍結されていました。

1個は胚移植される前に当院に
来られたのですが、胚移植するまでに
3回しか治療できなかったこともあって、
マイナス判定。

当院に来られて2回目の胚移植で
プラス判定でした。

できれば、胚移植するまでに
最低1ヵ月~2ヵ月くらいは、
胚移植の準備期間として治療させて
いただきたいと思います。

Mさんのカラダの状態は、
腎虚血虚による冷え、
血虚で血が少ないのに、
血液が濁っている瘀血(おけつ)でした。

鍼灸治療で腎の力と、脾胃の力も高めて
消化吸収力を高めました。
すると血が増え、サラサラ系の
血液になります。

お腹や足の冷えは、バッチリとお灸
しましたよ。
鍼をしてそのあとでお灸をすると、
カラダがポカポカですよ。
最近のお灸は良くできていて、
台座があるのでやけどすることって
ないですよ。

ツボがわかればご自分でもできますよ。

漢方もそうですが、
鍼灸治療はその人のカラダの状態に
合わせたオーダーメイド治療ですね。

Omura


2017年12月21日 blog 0

お豆さんを食べましょう ③

黒豆の栄養素は・・・。
黒豆の黒色はアントシアニン
抗酸化物質で目に良いとされる成分
ですね。

前にご紹介しましたが、
アントシアニンはポリフェノールの
一種ですね。

抗酸化作用があると言われますが、
活性酸素を除去してくれる作用で、
細胞を活性化させてくれます。
だからポリフェノールは若返りさせて
くれるものなのです。

ビタミンB1、ビタミンE、カリウム、
カルシウム、リン、鉄分、タンパク質、
植物繊維、脂質、炭水化物、
イソフラボン等々。

大豆イソフラボン女性ホルモン
似た働きをするのは有名な話ですが、
良い卵胞のために~と思って、
食べ過ぎないようにしましょう。

イソフラボンの過剰摂取は逆に排卵障害を
起こすことがあるからです。
何でも、そこそこバランスよく食べる
のがいいですね。

黒豆のダイエット効果
黒豆は大豆ペプチドの効果で、
基礎代謝を上げてくれます。
脂肪の吸収を抑える効果もあります。

大豆サポニン不溶性の植物繊維効果
食欲を抑える効果もあって、
ダイエットにも良いですね。

東洋医学で、食材の黒は「腎」
強くすると言います。
昔の人は、黒い食材に若返りの
ポリフェノールが多く含まれていることを
知らなかったけれど、
経験的にわかっていたのでしょうね。

「腎」は生命力や生殖能力にかかわり、
泌尿器の疾患の予防だったり、がんの
予防だったりしてくれます。

「腎」の機能が高まるということは、
妊娠しやすいカラダづくりができると
言っても過言ではないと思います。

そして、妊娠しても流産を繰り返す
ような方は、「腎」の力が弱かった
からではと思われます。

鍼灸治療と黒い食材を気にしながら
バランスの良い食材を摂取することは、
妊娠してから妊娠を継続させる力も
ついているということになります。

だからと言って、黒色の食材を積極的に・・・
食べてもダメですよ。
いろんな色の食材を組み合わせて
食べるから効果があります。

何でも、ほどほどなんですよ。

食卓の一品にお豆さんを小鉢に
加えてみてはいかがでしょう。
一品お豆さん類が加わることで、
栄養バランスも良くなるし、
見た目もきれいだしね。

Omura


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