げん担ぎのサイン
今までサインなんて書いたことが無い。
人にサインを頼まれることなんて
無いだろうし、サインを書いてあげます
・・・なんてことは、まず無いですよね。
たまたま、今年の4月に本を出版する
ことになり、小生の本を買っていただいた方から、
先生、サイン書いてもらえます?
と聞かれたのがサインを書くきっかけになりました。
以前のブログにも、
若いころ建築家の安藤忠雄さんに、
直接目の前でサインを書いていただいた
経験があって、それがうれしくてその本だけは、
Book Offには売りに出さなかった。
サインを書いたことないし、
最初に本を購入していただいた患者さんに
サインをするのに、その場で5回くらい
メモ用紙に練習して、サインらしきものを
書いてお渡ししました。
急きょ考えたサインでしたが、
その方は大変喜んでくださいました。
院内で本を購入していただいた患者さんには
その場で、
「サインに、元気パワー注入しとくね」
と冗談も言いながらサインを書かせて
もらっています。
書店やアマゾンや楽天ブックスなどの
ネット通販で購入された患者さんは、
治療に来られた際に本を持ってきて下さるので、
その時に同じように、
「サインに元気パワー注入しとくね」と、
ワンパターンですが、
患者さんが妊娠できるように、
願いを込めてサインを書かせてもらっています。
北陸方面から来ていただいたSさん(40歳)は、
二人目をご希望で当院に来られていました。
一人目は受精卵の質が悪すぎて、胚盤胞にならない。
なかなか妊娠できなくて、ということで当院に
来られ、体質改善をして妊娠・出産されました。
二人目を希望されて、
胚移植の時に本を持ってきていただいたので、
サインを書かせていただきました。
Sさんは、ゲン担ぎで先生の本をずっと
持っていますから。
きっと、いいことあるかもしれませんね
・・・と言って下さいました。
本当に、ゲン担ぎのパワーの効果が
あるといいね・・・と言いました。
2週間後、Sさんの判定はプラス。
二人目を妊娠されました。
受精3日目の凍結胚移植でした。
パワースポットに行って気のパワーを
上げたり、子宝の神社に行ってお守りを買ったり、
貰ったりするのもいいとおもいます。
近頃は妊娠された方の赤富士イラストの
数珠つなぎみたいなものも流行っていますね。
何でもいいから、ゲンを担いで、
ちょっと心が前向きになれればいいのではと
思うのであります。
写真は、恥ずかしながら小生のサインです。
何事にも「いつもありがとうの心で!」を
思って治療させていただいています。
いつも、みなさんに、感謝なのであります。
Omura