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2017年6月17日 blog 0

着床前スクリーニング②

最先端医療と東洋医学による未妊サポート情報誌、
「ふっくらNo.11」最新号より。

ページ1
足立病院生殖内分泌医療センター長
中山貴弘先生のコメントです。

不妊治療の妊娠率が高まる
着床前スクリーニング

プラスマイナスを考えても
メリットのほうが大きい

流産は不妊治療を行う上でかなりの
ダメージです。妊婦さんのショックに加え、
大切な時間をロスしてしまう…
それなら確実に着床する卵を選別するという
考え方は理に適っていると思います。

実際採取した卵が10個あっても染色体が
正常で使えるのは1個だけということは
珍しくありません。
その1個を選別し移植すればよい。
10回に1回しか成功しないのであれば、
やみくもに移植するより検査をするべきで、
そのほうが患者様に優しい。

移植費用もばかになりませんから。
ただし、分割が始まった初期の卵の、
ただでさえ少ない細胞を採るのですから、
卵を弱めてしまうというマイナス面もあります。

結果的にその卵の着床率は大なり小なり
低下します。さらに卵の細胞は正常と異常が
入り混じったモザイクであることもよくあります。
この場合、誤判定をまねくことがあります。
実際、正常だと診断された卵も7割しか
着床しないんです。

実はトータルで見ると着床前診断を
受けた方と受けなかった方のお子さんを
得る確率は同じです。受けなかった方も
採取した卵はすべて破棄することなく
移植に使用するわけですから。
ただ2回流産して3回目でやっと妊娠した、
ということになったら、最初にその卵を
移植できたらいいのに、という話になりますよね。
やらないよりはやったほうがいい。
承認されれば検査はどんどん実施されて
いくでしょう。

to be continued
Omura


2017年6月15日 blog 0

6月の無料カウンセリング

2017年6月の
無料カウンセリングの日程

1人で悩んでないで、良かったら不妊治療に関して
悩んでいることがあったり
疑問に思っていることがあったら、
当院に来られてみてはいかがですか?

今思っている疑問や問題の糸口が
みつかるかもしれません。

 6月 14日(水)  担当/大村  

              17日(土) 担当/大村or安田  

     28日(水) 担当/大村  

●7月   1日(土) 担当/大村or山崎

午後1時~1時30分
(各時間、お一人、または一組)
(担当は変わることがございます。ご了承ください。)

病院でいろいろ検査をしたけれど、
特に問題はないと診断されても、なかなか妊娠できない。
タイミング療法を経て、人工授精、そして体外受精まで
ステップアップしたのに妊娠できない。

妊娠したけれど、流産をくりかえす。

二人目がなかなか授からない・・・など。

東洋医学的に見て原因や問題が
解決できるかもしれません。

当院ではなかなか妊娠できなかった人たちが、
今までに 1210組 がママ・パパになられています。

●東洋医学的に見て不妊原因はどのタイプに属するのか
診断いたします。
また、その解決方法のアドバイスもいたします。

●鍼灸治療はどのようにするのか、当院の治療の方法も
ご説明いたします。

●その他、不妊治療で疑問に思っていることなどがありましたら
ご相談ください。

カウンセリングの時間は30分くらいですが、
個別無料カウンセリングご希望の方は、

当院に電話でご連絡ください。
電話 0752412101

もし一人で悩んでおられるのなら、気軽にご相談ください。
少しはお力添えできると信じております。

Omura


2017年6月15日 blog 0

本を見た方の問い合わせ

遠方の方で、
月に1回くらいしか治療に来れない方は、
タイミング、人工授精、体外受精の
2日~3日前に、鍼灸治療に
来られるといいでしょう。

昨日、小生の著書、
「やっと、妊娠できました」
~とある鍼灸院の
心が前向きになるお話~

を書店でみつけられ、購入された方から
問い合わせがありました。

東京に在住のTさん(40歳)。
当院に治療に行ってみたいのですが、
遠方のため月に1回でも、
鍼灸治療の効果がありますか?
という内容でした。

できれば、月に2回~3回くらいは
治療させていただければ、
治療効果が高まると思います。

ですが、たまたまタイミング療法、
人工授精、体外受精の前に初診の予約が
入っていて、その1回で妊娠される方も
おられます。
数年も妊娠できなかったのに・・・。

著書に、「妊娠のスイッチがはいるときがある」と、
書いていると思いますが、本当に1回の治療で
妊娠される方もおられます。

ただ、当院に来られる患者さんの多くが、
2年~5年間も不妊治療したけれど、
妊娠できない。
または、流産を繰り返す。
体外受精したいけれど、卵胞が育たない・・・など、
妊娠のタイムリミットという、
崖っぷちに立たされている方が多いのです。
ですから、やはり時間はある程度
かかってしまいます。

問い合わせてくださったTさんに
電話で少しお話を聞きました。
東京で3ヵ月~4ヵ月ほど、不妊治療のための
鍼灸治療の経験があるとのこと。
だけど、治療の効果と言うものを
感じられなかったので、鍼灸治療は
やめられたようです。

烏丸御池鍼灸院のプログラムで、
月に2回~4回の治療で、治療を開始してから
2ヵ月目か3ヵ月目には生理の色の変化が出てきます。
いつも出ていた月経の時の、
血の塊も少なくなっていきます。
基礎体温表の波形もきれいになっていきます。
お肌のくすみも取れてきたり、
カサカサだった肌が潤が出てきたりします。

初診の時に、このような話を患者さんに
説明しています。
長年、不妊治療に携わってきて、
多くの患者さんの妊娠のお手伝いをしてきたから
言えるのです。

Tさんには、3ヵ月~6ヵ月の期間をめどにして、
よかったらタイミングをされる
2日~3日前に、一度、治療にきてみたらどうですかと
お伝えしました。

ご縁があるといいですね。

Omura


2017年6月14日 blog 0

着床前スクリーニング①

京都の足立病院の発行している、
最先端医療と東洋医学による未妊サポート情報誌、
「ふっくらNo.11」最新号のご紹介です。

足立病院生殖内分泌医療センター長の
中山先生と私、烏丸御池鍼灸院院長の大村の
コラボーレーション企画です。
1年に1回のペースで発行しています。

ページ1
足立病院生殖内分泌医療センター長
中山貴弘先生のコメントです。

不妊治療の妊娠率が高まる
着床前スクリーニング

いま話題の検査、着床前スクリーニングは
流産のリスクを回避し、胚移植あたりの妊娠率を
上げるために有用な検査です。
日本の学界では現時点ではまだ未承認ですが
その有効性が検証中で、まもなく承認される
かも知れません。
では、この検査のメリットとデメリットは?
中山先生にうかがいました。

◆着床前スクリーニングで着床率を上げ
流産のリスクを下げる

着床前スクリーニングとは、胚移植前に
受精卵(胚盤胞)の一部の細胞をとって染色体を
調べ、その受精卵が着床し正常妊娠できる卵か
どうかを判定・選別する検査です。妊娠率を上げ
流産のリスクを下げるための検査と言っても
よいでしょう。海外では普通に行われていますが、
日本の産婦人科学会では倫理的議論やその有効性の
検証がまだ不十分という理由で承認に至って
おりません。

学会としては検証を行う施設を決め、
症例を集めて実際に有効かどうかを見極めてから
ゴーサインを出そうという予定です。
来年中にはなんとか承認、という流れですが、
一部フライングですでに行っている施設も
ありますね。

私としてはもちろんルールにのっとったうえで
この検査をやっていきたいと考えています。

これは流産を阻止したい、移植の成功率を
高めたいという思いからです。

to be continued
Omura


2017年6月13日 blog 0

晴れ!ときどき沖縄 No.7-②

晴れ!ときどき沖縄シリーズも
No.7まできて、前回は中華料理の
「齊華房」(さいかぼう)の紹介と、
小生のやちむん(沖縄の陶芸)の花瓶を
紹介しました。

写真をたくさん載せれなかったので、
その他の作品をご紹介しましょう。

いろんなサイズのお皿を作ってみました。
一番大きいのは、直径30センチくらいです。
はじめて、大きいお皿を作ることができた、
思い出深い一品です。

また、出来上がったら、
ブログでご紹介しましょう。

Omura