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2017年5月18日 blog 0

赤ちゃんが欲しい 2017 夏号に特集ページ

雑誌「赤ちゃんが欲しい」最新号
2017夏 SUMMER
の4ページ特集ページを
監修しました。

タイトルは、
ツボってる?
大村式
簡単ツボ&お灸プログラムで
授かり体質に!!

「大村式」とタイトル名に名前を
入れていただいたのですが、恥ずかしいので
編集の方に名前は入れなくていいですよと、
お伝えしました。

ですが、赤ちゃんが欲しいの編集の方が、
やはり先生の名前を入れた方が、読者の方に
わかりやすいと思いますよと言われ、
恥ずかしながら、「大村式・・・」に
なったのです。

そう言われれば、もし自分が読者だとしたら、
タイトルって、わかりやすかったり、
興味を引く方がいいと思いますね。

内容は、4月に発売された小生の著書、
「やっと、妊娠できました。」
~とある不妊治療専門鍼灸院の
心が前向きになるお話~
の中で紹介している、セルフケアの方法が
拡大バージョンになって、カラーイラストが
入って、わかりやすく説明してくれています。

良かったら、
「赤ちゃんが欲しい」
2017夏 SUMMERを読んで
見てくださいね。

Omura


2017年5月14日 blog 0

中医学的アロマ講座No.8-②

中医アロマでは、ゼラニウムは【腎】に
分類されます。

温性で「気」を補って「心」を鎮めてくれる。

腎の気が足りなくて、
下半身が冷えて上半身が火照るかたにはぜひ、
おすすめです。

もちろん、デフューザーでの芳香浴も良いです。
(心をしずめてリラックスできれば、
自然と身体も温まることでしょう)

しもやけなどのトラブルにも効果があるので、
冷え性の人にはマッサージで使っても良いですね。

10ミリリットルのホホバオイルにゼラニウムを
2滴垂らして足のマッサージなど。

妊娠の可能性のない高温期にどうぞ。

話は戻りますが、ゼラニウムの精油には
芳香性のローズゼラニウムが使われるようです。

しかし!!今回調べていて、ゼラニウムには
多くの種類があることを発見しました。

チョコレートゼラニウム、シナモンゼラニウム、
ジンジャーゼラニウム、ミントゼラニウム…
挙げればきりがありません。
美味しそうな名前のものが沢山あります。

そう言えば、コスモスにもチョコレートコスモス
というものもありますし。
梅雨が過ぎて夏になれば蚊が出てくる季節。
効果は弱いかもしれませんが、虫除けがてらに
一つ買ってみられても面白いかもしれませんね。

安田 No.19-2


2017年5月12日 blog 0

本を出版することになりました-最終回

ご夫婦で読んでいただきたい
一冊に仕上がりました。

前回のお話は・・・

約束では、一応、形になったものは、
年内には出しますから・・・と言った手前、
約束は守らなければと、せっせ、せっせと
徹夜の日々。
でも、年末には形になった原稿を
編集デスクの木村さんに送る事は
できなかったのです。

で終わりました。

そうなんですよ。
2016年12月末まではと思ったものの、
原稿を書くのって本当に大変でした。
昨年末から今年の正月も、休みなしで
原稿を書き続けました。

正月休みも開け、診療も開始。
ときどき患者さんから、
「先生、最近、ちょっとお疲れのようですね」
と、数人から言われました。

やっぱり疲れは顔色や、言葉の力強さ、
全体的な雰囲気に出てしまうんですね。
普段は、患者さんの顔色や言葉の力強さ、
全体的雰囲気を診ている側なのに。

昨年の春に本を出版する話が持ち上がって、
ちょっと気乗りしない時期があって、
やっぱり原稿を書くのって面倒だし、
疲れるし、本当に原稿が最後まで書ける
のだろうかという不安もあったしね。

デスクの木村さんに3ヵ月くらい、連絡しなくて
とん挫した時期がありました。

京都でデスクの木村さんと打ち合わせで
会うことになって、そのときに思い切って
言いました。

恐る恐る様子をみながらですけどね。
「やっぱり、本を書くのを止めにしようと
思うのですが・・・」

「先生、何でですか?」

「いやぁ~、毎日、患者さんの治療で大変だし、
原稿を書く時間が無いんですよ。」
「今でも、予約がいっぱいだし。」
「もし、本を読まれた方から予約いただいたら、
きっと大変なことになるかも知れないでしょう。」
「それに、早く引退もして、好きなことをして
生きるのもいいなぁ~とも思ってますし・・・。」

「先生、何言ってるんですか。」
「まだまだ引退する年齢じゃないですよ!」
「それに、先生の治療を待っている方がどれだけいるか?」

「でも、本を出版したら、少なからず
反響があって患者さんが増えてしまうでしょう。」

「きっと、それはそうだと思いますよ。」
「世の中には不妊治療でゴールが見えなくて
悩んでいる方がどれだけおられるか、
先生も十分におわかりですよね。」

「確かに。世間の人が思う以上に、不妊治療を
されている患者さんは多いと思いますよ。」
「だから、この仕事しているんですけど・・・。」

「大村先生、引退するなんて言わないで、
もう少し頑張ってくださいね。」
「みなさん、待っているんですから。」

そして、デスクの木村さんは、最後の言葉を
僕の胸に突き刺したのです。

「実は、もう先生の本が出版されることが
社内で決定したんですよ。」
「稟議が通って、もう社長の判ももらって
いるんですよ・・・」

「そそそれって、話はもう前にしか進まない
ということですよね・・・」

「そういうことですよ」・・・とバッサリ。

「そうですか。私が駄々をこねている場合では
ないという状況なわけですか・・・」
「ここで、もう原稿を書くのを止めますと言ったら、
木村さんにご迷惑ですね。」
「それに、この本が出来上がって、
私の秘密の治療法のセルフケアの方法を実践して
妊娠されるであろうと思う方たちにも迷惑を
かけることになってしまうのかも。。。」
「わかりました。ここは、ひと踏ん張りして、
頑張ります。」

・・・な訳で、徹夜続きでも原稿を書く元気が
あったのだと思います。

あのとき、デスクの木村さんに
背中を押されなかったら、
たぶん本の出版は無かったと思います。

あれっ、どこかで聞いたフレーズ・・・?
患者さんから出産の報告メールで、
「あのとき大村先生に背中を押してもらわなかったら、
今の幸せは手にできなかったと思います。」
・・・という内容のメールを良くいただきます。

今回は私が背中を押されている番なんだ。
いつも患者さんの背中を押しているのに・・・。

本を出版してから、当院に来ていただいている
患者さんからいろいろと感想をいただいています。

面白いエピソードもあるので、この話は別の機会に
ご紹介しましょう。

小生の本を読んで、ご予約の連絡もいただいて
います。

十分に思うことを表現できなかったり、
書き足らなかったと思うところも無いことも
無いですが・・・。

でも、烏丸御池鍼灸院の秘密のセルフケアの方法
を実践して、一人でもママやパパになれることが
できますようにと願っております。

ご夫婦で読んでいただきたい一冊に
なったと思っております。

Omura


2017年5月11日 blog 0

やっと妊娠できましたNo.19-2 

やっと妊娠できましたNo.19-2
47歳で初めて出産しました

今回の「やっと妊娠できました」は、
47歳で初産の経験をされたAさんのお話です。

先ずは、リラックスしてもらうこと。
心の扉を少しずつ、開けるように・・・

Aさん(39歳)のとき、1年間で39回、
治療させていただきました。
ほぼ1年間を通して、週に1回くらいのペースで
治療に来られました。

私の治療は週に1回のペースですが、
必ず続けてきなさいとは言いません。
患者さんの通院できるペースでいいんです。
だけど、ここぞという時は、治療に来ていただくことを
お願いしています。

ここぞという時は、妊娠のチャンスが
近づいている時なのです。

Aさんは受精6日目の
胚盤胞の凍結胚が1個あったので、鍼灸治療を
5回ほどしてから、胚移植にのぞみました。
胚移植前の子宮内膜は、7ミリ。

Aさんの問題のひとつに、いつも子宮内膜が
厚くならないということがありました。
胚移植4日後に診察。
子宮内膜は9.8ミリで、妊娠するために
十分な厚さとは言えない状態でした。

胚移植5日目に鍼灸治療をしました。
結果はマイナス判定。

Aさんは鍼灸治療に来られた時は、
ストレスがあるとか、自分の心の問題や
体調について、あまり詳しく話したがらない
様子でした。

長年の経験で、Aさんは明らかに、
ストレスがいっぱい。
20キロ太ってしまったのも、ストレスが
原因の過食だと思いました。
不妊治療をはじめてホルモン剤を服用したり、
投与したりしてベスト体重より
5キロ~10キロくらい太ってしまうと言う方は、
意外に多いです。
ですが、20キロ太ったという例は、少ないように
思います。

Aさんの初診のころのカラダの状態は・・・
舌の表面の色は全体的に暗赤色。
舌の苔は白っぽく、白膩苔(はくじたい)と言って、
ベタ~っとした白い油の膜が覆いかぶさっているような
イメージです。

ちなみに、膩の音読みは(ジ)。
訓読みは(あぶら)と呼びます。
脈の状態は細くて速い。自律神経が緊張して、
血管が細くなり硬くなる。
ストレスで心が緊張してしる状態です。

それに、喉にいつも違和感があると言って
いました。
耳鼻咽喉科で診察しても、何の問題もないと
言われますが、やはり何か喉にしこりの
ようなものがある。
東洋医学では、これを「梅核気」(ばいかくき)と
いって、ストレス症状が続いていると、
喉に梅干のようなしこりがあるように感じることを
言います。

何もないけど、梅干の種が引っかかっているような
違和感がある。

「梅核気」があるということは、
明らかに強いストレスがず~っと続いているという
事なのです。

Aさんの治療は、閉ざされた心の扉を開くように、
なるべく気持ちがリラックスすることをにつとめました。

to be continued
Omura


2017年5月9日 blog 0

中医学的アロマ講座No.8-①

虫よけに使われるゼラニウム

最近、花屋さんを見ていると
並び始めたのがゼラニウム。
虫除けの効果もあると言われています。

写真はゼラニウムの花。
花屋さんに寄ったときに、こっそり撮りました。

夏になると虫除けグッズが
売り出されたりしますが、
その中にもアロマ成分を使って
虫除けをしようというのも見かけます。

虫除けに効果のある成分は、
ゼラニウムに含まれる「シトロネロール」。

シトロネラールを含む精油としては、
他にユーカリ・シトリオドラ(レモンユーカリ)、
レモングラス、ローズ等ありますが…

実際のところ、薬局で虫除けを買った方が
効くみたいです(笑

さて、それでは少しゼラニウムについて
少しご説明しましょう。
ゼラニウムはローズに似た、香りを持つ多年草。
その中に25~40%含まれるというシトロネロールは
蚊が嫌う香りで昆虫忌避作用があるといいます。

副腎や視床下部にも働きかけるために、
ホルモンや自律神経を整えてくれるとも言われます。
PMS(月経前症候群)や月経痛にも良いと
言われています。

アロマディフューザーでゼラニウムの
香りを楽しむなら、
排卵後~月経までの間での使用はおすすめ。

ただし、ホルモンに働きかけると言われるので、
妊娠中は使用を避けましょう。

to be continued
安田 No.19-1