ボタンの掛け違い
阪急梅田駅から烏丸に向かう
特急列車の中でのことです。
午後1時40分の平日の特急は比較的
すいてました。
特に混雑もないので、優先座席の端に
席をとり、烏丸までの約40分間、
ひと眠りできると思っていた矢先のことでした。
私の前の席には、60代後半のおばさん?
が座っていました。
十三駅から乗ってきた、女子大学生風の
女性がそのおばさんの隣に座りました。
彼女はたぶん外国人だろうな
・・・と思ったのは、何となく雰囲気。
海外生活の経験で、その人が
中国人なのか韓国人なのか何となく
わかるから。
おばさんは何を思ったのか、
彼女が中国人か台湾人だと思ったのでしょう。
突然、中国語で女子大学生風の女性に、
何やら話しかけていました。
簡単な中国語ならわかるので、
いつの間にやら私の耳はダンボに
なっていて・・・。
おばさんの話の内容は、今勉強している
中国語を駆使して、彼女の返事も待たずに
まくし立てていました。
「私ね、中国語勉強してるの」
「ちょっと、中国語は話せます」
「あなたはどちらに行くの?」
「そのケーキは食べるの、それともお土産?」
こんな感じでした。
そのケーキとは、紙袋をみると、
りくろーおじさんのロゴがかいてありました。
一時、ブームだったなぁ。
私も頼まれて、500円のチーズケーキを
買うのに、1時間並んだ遠い記憶があります。
おばさんの話が聞こえてくると、
何か笑ってしまいそうで、
笑いそうな息を飲み込んで、こらえていました。
すると、大学生風の女性は、
片言の日本語で、
「わ・た・し、韓国人です」。
おばさんは、えっ・・・とした顔で、
「あなた、韓国人なの?中国人じゃないの?」
・・・と、またしても中国語で
話をしていました。
しばらくの間、特急に揺られて
ひと眠りと思っていたのに、
俄然目が覚めてしまいました。
話しかけられた彼女は、
「I can’t speak English」
と言っているのに、おばさんは、
中国語で、
「へぇ~、そうなの。あなた英語も話せるの」
「すごいわね~。」
全然、人の話に耳を傾けていません。
おばさんの話は止まらない。
「私ね、詩吟やってるの」
「わかる?詩吟」
「わかんないよね」
・・・もう、おばさんは特急を超えて、
暴走列車と化してしまいました。
特急は桂駅で停車。
おばさんは、彼女に
「日本の旅行、楽しんでね」と言って、
去っていきました。
中国語で・・・。
どうしても、勉強している中国語を
話したかったおばさん。
話し相手は、韓国人。
「中国語も、英語もわかんないの」と
言っているにもかかわらず。
特に外国の方とコミュニケーション
取るとき、人の話は最初にちゃん
と聞かないとね。
仕事柄、車中で暴走おばさんの会話を
聞きながら、こんなことを思ってました。
不妊治療を始める時に、
最初に選ぶクリニックの選択を間違えると、
もしかしたら妊娠と言う卒業までに、
時間がかかってしまっている人も
少なくないだろうなぁ
・・・と思いました。
当院のような、東洋医学で不妊治療の
サポートをしている治療所も含めてね。
インターネットの情報だけでは、
わからないことも多いと思います。
良いことばかり書いている傾向に
あるからです。
だから、無料カウンセリング
しているんだけど。
もし、不妊治療をはじめようか・・・とか、
不妊治療専門クリニックに何年も
通っているけど、妊娠できなくて
悩んでいたら、ご相談ください。
ボタンのかけ違いを
防げるかもしれないから。
Omura
Buttoned up unevenly
More than 1188 patients get pregnant
Infertility treatment specialist
karasumaoike Acupuncture’s salon in Kyoto