Posts In: 不妊治療


2018年7月31日 blog 0

パワー不足にパンナコッタ~桃を添えて~

ちょっと元気がないな・・・

最近疲れが取れないな・・・

そんなときのレシピです。

 

パンナコッタ(桃を添えて)

<材料>

牛乳     300cc

生クリーム  100㏄

砂糖     40g

ゼラチン   5g  (大さじ2の水でふやかしておく)

 

<作り方>

鍋に牛乳と砂糖を入れ沸騰しない程度に温め、

ふやかしておいたゼラチンと生クリームを加える。
粗熱が取れたらカップに入れ、冷蔵庫で冷やし固める。
食べる直前に桃をトッピングする。

 

 

スーパーの果物売り場には、旬の桃が並んでいて

甘くていい香りが漂っています。

桃は果物の中では数少ない

温性の(体を温める)食材です。

気血を補い臓腑のはたらきを高めて、

気虚証(元気のパワー不足)を改善する食薬

疲労回復、夏バテ解消効果があります。

腸を潤して便秘を改善。

血行を良くして、美肌効果もUP⤴⤴
女子にはうれしい果物です。

スィーツでちょっと一息

ココロもカラダもパワーアップ出来るといいですね。

お試しください。

烏丸御池鍼灸院さかぐち


2018年7月30日 blog 0

ミトコンドリア活性化で良い卵子を

最近は病院で「卵の質を上げる方法はありますか?」

と質問した時の返事で「運動をした方がよいです(Dr.)」

と言われたという声を耳にすることがあります。

 

運動の効果としては…

ひとつは血流が良くなる効果

もうひとつはミトコンドリアが活性化するという効果

があります。

ミトコンドリアが活性化して卵子や生殖細胞内で

エネルギーがしっかり作られると、

質の良い卵子の成長にもつながると言われます。

 

ミトコンドリアに良いのは、

  • 30~40分のウォーキング(早歩き程度)

(→適度な運動によりエネルギーが必要とされれば、

エネルギー産生機関であるミトコンドリアは活性化)

 

  • 深呼吸

(→ミトコンドリアのエネルギー産生には栄養と酸素が必要

なので日ごろから深呼吸も大切

 

  • 抗酸化作用としての野菜摂取(ビタミンCなど)

(→エネルギーを作り出す時に発生する活性酸素は、

増えすぎるとミトコンドリアの働きが悪化につながるので

抗酸化作用の食材も大事)

 

抗酸化作用のある食材としては、

ビタミンA、ビタミンC、リコピン、ポリフェノール

そしてアスタキサンチンなどがあります。

ビタミンCとポリフェノールに関しては緑茶も良いですし、

リコピンならばトマトもいいですね。

日常の食卓にトマトやビタミンCを含む葉野菜などを

加えてはいかがでしょうか。

アスタキサンチンは鮭、いくら、エビなど赤が濃い魚介類に

含まれていますので、そういった魚介類もバランスよく

とりいれましょう。

 

結局のところ、「適度な運動」「呼吸」「抗酸化作用のある食材」が

ミトコンドリア活性化には重要です。

この3つを心がければ良い卵子に出会えるチャンスが

増えてきます。

ちなみに鍼灸治療でリラックスしてストレスが軽減すれば、

ストレスが原因とされる活性酸素を軽減することにもつながりますよ。


2018年7月20日 blog 0

京都、夏、ビールに枝豆|ほてり、むくみに枝豆

昔からビールなどお酒につきものなのが

『枝豆』

実はアルコールと枝豆は相性が良いことをご存知でしたか?

「枝豆」には「メチオニン(アミノ酸の一種)」という成分

が入っており、この成分がアルコール分解を助けて

肝臓や胃を守ってくれます(二日酔い対策にも良いですね。)

その他には、

・血圧上昇を抑える「カリウム」

・血を造る作用のある「葉酸」

・整腸作用のある「食物繊維」

・抗酸化作用のある「大豆イソフラボン」

などが含まれています。

この中で「葉酸」は妊活に欠かせないことで有名ですし、

「カリウム」はミトコンドリアにも良いとされます。

他の成分も良い卵子を育てるうえでも大切なものですね。

今の時期の「枝豆」は二日酔いに良いだけではなく、

実は卵子にとっても良い食材と言えます。

 

「枝豆」

・性質:平性

・帰経:脾 腎

・余分な熱をとる

・気・血・水の流れを整える

・補気により疲労回復

 

枝豆は、火照り(ほてり)の強い人には余分な熱をとる作用

があります。気血水の流れを整えるので、むくみにも効果的。

夏バテにも疲労回復効果があります。

体質改善にも、鍼灸治療漢方の効果で体質改善が加われば

相乗効果も期待できるのでおすすめですよ。

 

烏丸御池鍼灸院やすだ


2018年7月17日 blog 0

祇園祭のパワー|京都

猛暑日が続きますね。京都は連日38℃以上!

外に出ることも危険ですが、今の京都は

日本三大祭りの一つ、祇園祭(ぎおんまつり)の真っ最中です。

見に行かれる方は、水分補給とミネラル補給は欠かさずにお願いします。

 

 

さて本日(7/17)は、祇園祭り山鉾巡行(やまぼこじゅんこう)です。

 

只今、ちょうど

当院(烏丸御池鍼灸院)の目の前に山鉾(やまぼこ)が通過しています。

 

ちなみに

祇園祭山鉾巡行(ぎおんまつりやまぼこじゅんこう)とは

 

今から1,100年余り前の平安時代、869(貞観11)年

 

京の町では疫病が大流行して、大勢の死者が出るとても悲惨な状況でした。

 

疫病が大流行したのは、「御霊(みたま)の怒りに触れたから」という御霊信仰(ごりょうしんこう)という考えがありました。

 

御霊の怒りを鎮め疫病退散のための行った行事が

今の祇園祭の山鉾巡行の原点です。

 

めちゃくちゃ簡単な説明ですみません。

 

そんなすごいお祭りが院内から拝見できるとは、

なにかパワーをいただけている感じで、ありがたいです。

祇園祭の後祭りもあと1週間あります。後祭りの巡行は1週間後の24日です。

見に行かれる方は、くれぐれも熱中症や脱水に気を付けてください。

 

 

 

烏丸御池鍼灸院ブログ

矢守


2018年7月6日 blog 0

今の時期に良い妊活食材!

梅雨も半ば、京都は日に日に蒸し暑さが増してきました。

そのうちスーパーなどでは「土用の丑」や「うなぎ」

といった言葉も出てきそうな感じです。

ちなみに2018年、「土用の丑の日(夏)」は7月20日。

その次が8月1日。今年の夏は2回の「土用の丑の日」

があります。

この場合、最初の日を「一の丑」後の方を「二の丑」

と言うようです。うーん、なるほど。

ところで、なぜ「うなぎ」を食べるようになったか

というのには諸説あります。有名なのは江戸時代、

平賀源内がうなぎ屋に頼まれて

「土用の丑の日」と「うなぎ」を関連させて看板を

書いたことが始まりとか。

しかし、暑い時期を乗り切るために

栄養価の高い「うなぎ」を食べるということは

「万葉集」にも詠まれていたとのこと。

疲労回復にも役立ちますし、理にかなっているみたいです。

身体が元気ならば良い卵も出てきやすいですよ。

 

「うなぎ(鰻)」

・性質:平性

・帰経:肝 脾 腎

・湿邪を回避(デトックス)→だるさや食欲不振を回避

・気血を補う

 

この季節、気血を補い湿邪をデトックスすることは

不妊治療で大切な、血行を良くすることにもつながります。

身体を元気にして卵も元気に!

もちろん良いからと言って食べ過ぎると

「うなぎ」は脂質が多いので逆に胃がもたれます。

何事も過ぎるは良くないですが、あまり食べない人は

この時期、昔からの習慣にならって「うなぎ」

食べてみるのもいいですね。

安田先生が直々に食べに行きました。