Posts In: 四条駅


2019年4月22日 blog 0

~春の香りを楽しむ薬膳①~

今回は、春の味覚の代表『』です。

筍は “寒性” の食材

身体の余分な熱を取り肺の働きを良くして

咳や痰を改善

繊維質が豊富で便秘を解消

デトックス効果があるので

冬の間に溜まった体内の毒素を排出してくれます

春の訪れとともに眠っていた体の中の細胞が活発に

活動を始めます

春の薬膳のポイントは

冬の間に溜め込んだ不要なものを

外へ排出すること

その働きをコントロールするのが

“肝”と言われています

解毒機能をもつ“肝”の働きを高めることが大切です

また“肝”には身体のさまざまな機能がスムーズに働くよう

調節したり、気を全身に巡らせる機能があります

筍は、肝機能を高めるのに良い食材ですが

寒性で身体を冷やす作用があります

特に妊活中の方は温性の食材と一緒に
採られる方がいいでしょう

筍ご飯も温性のもち米を使っておこわにしたり
筍の木の芽あえ(木の芽も温性の食材です)もいいと思います

筍は10日程で筍から竹へと成長するエネルギーを持っている

生命力が強い食材です

旬の味を楽しみながら成長パワーを頂きましょう!

坂口

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2019年4月11日 blog 0

便秘と不妊②



















前回は「便秘」について西洋医学的な話をしました。

そして、便秘の状態にあると

全身に(もちろん子宮や卵巣にも)

良い栄養が運ばれにくいという事があり

妊活にはよくない状態です。

分類としては以下の3つでした。

弛緩性便秘:大腸のぜん動運動が弱く、便を押し出す力が弱い便秘

痙攣性便秘:ストレスや自律神経の乱れでぜん動運動が強くなり過ぎて、

便を正常に押し出せない状態の便秘

直腸性便秘:直腸に便が到達するものの、我慢する事による便意の消失が

習慣化して便が残っている便秘

そして、今回は東洋医学的な話。

東洋医学では「便秘」は4つの原因に分けられます。

①熱秘:辛いものや刺激物の偏食が多かったり、喉が渇いたりほてりやすい人

は胃腸に熱がこもりやすく、潤い不足により便秘が起こる。

②気秘:ストレスなどにより気が停滞して腸の働きも停滞してべんぴがおこる。

座る時間や動かない事によっても気の鬱滞が起こる。

虚秘病後で気血が回復していなかったり、もともと虚弱だったり、

老化で気血が不足していると、腸が潤いを失い便秘が起こる。

冷秘:虚弱や老化でお腹より下の温める力が弱くなると、

冷えが起こり、排便便が困難になり、便秘が起こる。

つまり、

「熱がこもっている」

「気が停滞している」

「パワー不足」

「冷え」

の4タイプです。

前回お話しした、手や足のツボも良いですが、

もし、どのタイプがわかるようでしたら、

それぞれに合った

食事の養生も加えてみればさらに良いです。

例えば

①熱秘タイプ→体を冷ましてくれるバナナなどの果物やヨーグルト。

②気秘タイプ→リラックス効果のあるもの。
ジャスミン茶やミントティー など

お茶でリラックスするのがおすすめ。運動も良いです。

③虚秘タイプ→気血を補うキクラゲや黒ごま、ドライフルーツなどの黒い食材や

レバー、赤身の肉や魚など赤い食材。

④冷秘タイプ→生ものなど体を冷やす食材を避けて、

ナッツやしょうがなど体を温めるものを摂ってみると良いです。

便秘など体の中で停滞が起こっていると、

子宮や卵巣にも栄養や血がしっかり巡ってくれません。

不妊治療をされている中で、

便秘に心当たりのある方は、普段の生活に加えて、

タイプ別の対策も一緒に試してみてはいかがでしょうか。



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2019年4月8日 blog 0

便秘と不妊①

「お腹が張る」

「食欲が無い」

「肌が荒れる」

このような不調がある方は便秘が原因かもしれません。

ちなみに便秘には大きく分けて3種類あります。

①弛緩性便秘: 大腸のぜん動運動が弱く、便を押し出す力が弱い便秘

②痙攣性便秘: ストレスや自律神経の乱れでぜん動運動が強くなり過ぎて、

便を正常に押し出せない状態の便秘

③直腸性便秘: 直腸に便が到達するものの、我慢する事による便意の消失が

習慣化して便が残っている便秘

便秘が続くと腸の中では便の腐敗が進み、

悪玉菌が増えて、腸内環境が悪くなります。

そうなると腸からの有害物質(アンモニアなど)

が腸壁から血中に吸収されて

「肌荒れ」

「体臭」

「不眠」

「イライラ」

へと繋がります。

そして、腸内環境が悪い状態や

不眠やイライラは不妊へも影響します。

原因になるのは

主に運動不足、水分不足、食物繊維不足、

腹筋力の低下、環境の変化や大きなストレスが原因と

なり得ます。

なかなか運動する時間が無い、

ストレスもいっぱいで大変という方は、

水分をしっかり摂り

ツボ押しやセルフマッサージも良いです。

例えば、手の甲にある「合谷」というツボは

自律神経を整えて胃腸の働きの改善に役立ちます。

せんねんきゅうなどお灸をしても良いですね。

※注:移植後や妊娠の可能性のある高温期の場合、

「合谷」は古典でも流産につながるツボとされるので、

その場合は押すのは避けてください。

足のすねの外側にある「足三里」も胃腸を動かし、

気の巡りも良くしてくれるので、

入浴時にでも

膝下から足先にかけてのすねの外側を

揉むのもとてもいいです。

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2019年3月2日 blog 0

健康にも妊娠にも必要なビタミンD

こんにちは

今回は、

『健康にも妊娠にも必要なビタミンD』

のお話をします。

最近では、不妊治療で血中のビタミンDを計る病院があります。

理由としては、ビタミンDが卵子や着床、そして流産にも関わっている

という報告があるためです。

ビタミンDは日光を浴びることで、

皮膚のコレステロールから生成されたり、

普段の食事から摂取されたりします。

[ちなみに骨の形成にも関わる栄養素なので、

不足すると骨粗しょう症などの恐れが出てきます]

しかし、現代人は不摂生や日光にあまり当たらないという生活をしがち。

そうなると、体もビタミンDが不足します。

骨粗しょう症も心配ですが、最近の研究結果によると、

  • AMHが低い人の血中ビタミンD濃度が低い
  • 習慣性流産を繰り返す人の血中ビタミンD濃度が低い

などの研究結果があります。

まだまだ研究段階のようですが、不足するのは健康にも妊娠にも

よくありませんね。

一番良いのは1日三食の規則正しい食生活と、栄養バランスの

とれた食事。その中で、ビタミンDを含む「魚介類(紅鮭など)」

「鶏卵」「きのこ類(特にキクラゲが良いようです)」が摂れていること。

中には、「サプリメントで補っているから大丈夫」という方もいるかもしれません。

しかし、サプリメントなどで摂られる方は、摂取量には少し注意を。

なぜならビタミンDは、脂溶性ビタミンという

体内に蓄積しやすいビタミンであり

ホルモン様物質になります。

なので過剰摂取は、高カルシウム血症や血管壁などへの

カルシウム沈着を起こす事もあります。

過剰摂取には注意という事です。

なので、普段の食事で適度に摂取して

日光を浴びることが大切です。

どちらにしても、

何事もやりすぎないことが大切です。

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2019年2月19日 blog 0

血流をよくする

こんにちは
今回は、
血流を良くする作用のある「海苔」についてのお話です。

少し前にも、テレビでも海苔の話が取り上げられていました。

 

海苔には、妊活・妊娠中に必要な葉酸が多く含まれています。

 

血管を詰まらせたり、動脈硬化の原因になる一つに
体内にあるホモシステインという物質が影響しています。

 

実は、葉酸には
このホモシステインを分解する効果があります。

 

血管を詰まらせる物質が分解されるということは、
血行が良くなり、お腹への栄養供給も
スムーズになることに繋がります。

 

薬膳の考えでも
海苔は
化痰類(かたんるい)」に分類されます。

 

働きとしては

・化痰軟堅(かたんなんけん): 熱の邪による症状(黄色い痰など)を和らげる
・清熱利尿(せいねつりにょう): むくみ、尿の出が悪いのを整える

という作用があります。

 

さてそんな「海苔」ですが、
性質は、なんと身体を冷ます「寒性」なのです。

なので、冷え性の人は普段は食べ過ぎないように気をつけてください。

あとは、お腹が弱い人も、
食べ過ぎるとお腹が張ってしまうことがあるので注意が必要です。

ですが、過ぎなければ身体に良いので
適度に摂る事が良いです。

 

「そう言えば最近食べてないな…」という人は、
朝か昼か晩に1〜2枚でも摂られてみてはいかがでしょうか?

 

ちなみに今回はお味噌汁にあおさ海苔を入れてみました。
お味噌(発酵食品)の効果もあって、体も温まりますよ。

売られている「あおさ海苔」にもいろいろあるようで、
出来上がった味噌汁に入れるだけかと思いきや、
私が購入したのは、最初に水で戻してから使うタイプのものでした。
少し手間でしたが、海苔の香りがして美味しくいただきましたよ。

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