鍼灸 アーカイブ | 烏丸御池鍼灸院 ‐不妊治療専門‐ 京都

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2025年12月12日 blog 0

やっと妊娠できました Mさん  32歳


『やっと妊娠できました Ⅿ さん 32歳』

M さんは、不妊治療をするにあたって、最短距離で妊娠したいとの思いで当院に来られました。半年前からクリニックに通い始め、タイミング法と人工授精を数回ためされましたが一度も着床せず、体外受精にステップアップするべくホルモン値などの基本検査を受けられたばかりでした。基本検査で卵巣に残っている卵子の数(卵巣予備能)を示すAMHの値が1.14と同年代の平均より低かったのをMさんはとても気にしておられました。

<東洋医学的な判断>

《瘀血(おけつ)》

ストレスや気の停滞により

血の巡りが悪いと、子宮内膜への栄養供給が滞ったり、

胎児の成長を妨げたりする可能性があるため、

着床しにくさや流産につながることがある。

《肝気鬱結(かんきうっけつ)》

ストレスや忙しさで気の停滞や

自律神経の乱れ、ホルモンの乱れを起こしやすい。

Mさんは不妊治療のストレスが高く、気の流れが滞って血の巡りまで悪くして瘀血が目立っていました。舌が濃い紅で脈が強く、気の滞りが続いたせいで体の中に余分な熱がこもっている状態でした。

初診日は初めての採卵に向けて生理周期を調整するためお薬でリセット期間中で、次の生理周期で採卵する予定でした。

この日はホルモンバランスを整えるツボに鍼をし、自律神経を整える為に呼吸法をお伝えしました。

次にMさんが来られたのは生理4日目。

月経期なので子宮内膜がキレイに剥がれるように鍼をしました。

ショート法による採卵周期の開始です。

診察では4~6個の卵が見えているとのことでした。

3回目の治療は、生理7日目の卵胞期でした。

病院の診察直後のご来院で、卵は8~12mmが7個くらい見えたそうです。Mさんは数が少ないと感じておられましたが、おなじAMHでも卵巣刺激の反応の違いには個人差が大きいため、この日は鍼治療とレーザー治療を行い、質の良い卵がしっかりと育つようにサポートしました。

次にMさんが来られたのは採卵から約1週間後。採卵の翌日からプラノバールを14日間服用して移植に向けて生理周期を調整しているところでした。

採卵の結果は、10個採れて7個が受精し、1個を凍結することができました。

たった1個と思われるかもしれませんが、4AAというとても良いグレードの卵でした。

この頃はMさんが鍼灸治療を始めて1ヶ月で、初診時に熱がこもって濃い赤色だった舌は理想的な淡紅色になり、強かった脈も落ち着き体の状態が良くなってきているのが見て取れました。

約2週間後には予定通り生理が始まり、Mさんにとって初めての胚移植周期が始まりました。ホルモン補充での移植となり、生理2日目からエストラーナシールを開始しました。

生理4日目の治療で子宮内膜がキレイに剥がれていくように流す力の強いツボを選んで鍼治療をおこないました。

生理12日には子宮内膜も10mmと厚くなり、移植当日には胚移植の前に着床しやすい内膜になるよう鍼治療とレーザー治療を行い全身の血流が良い状態に誘導しました。

翌日にも鍼治療で着床を促す治療をさせていただき、1週間後にはホルモンバランスを整える治療をしました。

Mさんは移植から1週間後には、胸が張る・下腹部が痛むなどの変化を感じておられました。期待と不安を抱えながら迎えた判定日は、hcg379で陽性でした!

おめでとうございます!!

妊娠9~12週目くらいまで食べつわりでしんどい思いをされましたが、14週目には回復され安定期を迎えて当院を卒業されました。

当院に来られた頃は体の中に余分な熱が溜まっている状態で、気と血の巡りが悪くなっていました。Mさんの体質と鍼の相性が良かったのか、治療を始めると数回で改善が見られ、着床しやすい環境に近付いたタイミングでの移植がうまくいったのだと思います。

Mさんは当院に来るまで周りに相談できる人もいなくて不安な気持ちでいっぱいだったそうです。治療の中で悩み相談をできたり、食生活のアドバイスをしてもらえたことで前向きに治療に取り組めたとのお言葉を卒業の際にいただけました。

不妊治療にストレスは禁物です。自分の思いを吐き出したり、悩みを溜め込まないようにすることでメンタルも安定し体質改善に繋がります。

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一人でも多くの方が妊娠されますように。

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2025年11月6日 blog 0

やっと妊娠できました Kさん  32歳


『やっと妊娠できました Kさん 32歳』

Kさんは、3年前に自然妊娠でお一人目を出産後、2人目の妊活で来られました。

1年前に着床したものの、6週目で流産となられた経験がありました。流産後はタイミング法と人工授精で頑張られましたが、着床には至らず体外受精を見据えて卵の質を改善したいという思いで鍼灸治療を選ばれました。

生理周期が以前と比べると短くなったのを一番気にしておられました。

<東洋医学的な判断>

《肝気鬱結(かんきうっけつ)》

ストレスや忙しさで気の停滞や

自律神経の乱れ、ホルモンの乱れを起こしやすい。

初診時のKさんの脈は強めで速く、舌は濃い紅色でした。ストレスで気の流れが停滞し熱を持って頭痛を引き起こしていると考えられました。2回目以降も舌が強張ったり血の巡りが悪い瘀血のサインが出たりと、体の状況が安定しにくい体質になっていました。

慢性的な気の滞りは血の巡りも悪くさせるため、エネルギーを作り出す「脾」や生殖機能に関係する「腎」の働きが低下してしまいます。

初診日は卵胞期にさしかかったところだったので、卵を育てるツボと自律神経を整えるツボに鍼をして、自律神経を整える為に呼吸法をお伝えしました。

当院に来て最初のタイミング周期では陰性となり、次の周期もタイミング法で、体外受精の説明を聞きに行くことになりました。体外受精の説明を受けた後、実際にステップアップするか決めかねておられましたが前向きに検討されていました。

この頃は6月で、妊娠した場合は3月生まれになって保育園に入れるのが大変なため積極的にタイミングは取られない方針でした。

次周期は体外受精にステップアップし、PPOS法にて採卵がスタートしました。

卵胞期にはレーザー治療と鍼治療で卵が育つようにサポートし、結果は26個もの卵が採れ、7個を胚盤胞で凍結することができました。

初めての採卵でたくさんの卵が採れたため、Kさんは卵巣過剰刺激症候群(OHSS)になり入院は免れたものの腹水が溜まってお腹が膨らみ大変な思いをされました。

次に当院に来られたのは採卵から1か月後で、初めての移植はホルモン補充周期にて4AAの胚盤胞を1個戻すことになりました。

移植の結果は、hcg85で着床したものの胎嚢が確認されず化学流産となりました。

次の周期もホルモン補充周期で、5AAの胚盤胞を1個戻すことになりました。

この頃は血の巡りが悪いサインが少し残るものの、キレイな舌の色になり、脈も落ち着いて力ある状態に改善されていました。

今回も移植の当日と、2日後に着床を促す治療を行い、1週間後には黄体期のホルモンを支える治療をさせていただきました。

移植の判定は陽性でした。

おめでとうございます!!

妊娠5週目の時に血腫による出血があり安静指示が出ていたそうで、妊娠のご報告をいただいたのは7週目に入り2回目の心拍が確認された頃でした。その後は血腫による出血は改善に向かっていましたが、9週目の診察で、血腫が再び大きくなっており2週間の安静指示が出ました。

毎週のように出血があり、不安な気持ちを抱えながらの妊娠初期でしたが、2週間に1度体調を整える治療をさせていただきました。

11週目には出血が減り、12週目には完全に止まりました。同時につわりがピークになり2日に1回は吐いてしまうようでした。

15週目にはつわりもおさまり、赤ちゃんも順調だったので16週目の安定期で当院を卒業されました。

Kさんは子育てをしながらの通院だったので、なかなか毎週コンスタントに通うことができませんでしたが、採卵や移植の重要な時には必ず治療を受けに来てくださいました。

その甲斐あって体外受精2回目で授かり、妊娠してからも鍼灸治療で体調を整え無事に安定期を迎えることができました。

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2025年9月9日 blog 0

やっと妊娠できました Hさん  29歳

烏丸御池鍼灸院です。

『やっと妊娠できました Hさん 29歳』

Hさんは、多嚢胞性卵巣(PCOS)で排卵が難しく、無排卵月経もあり、生理がいつ来たかもわからない程の超が付く生理不順でした。

4年前から通院していたクリニックはあるものの、妊活に必要な検査を全くしていない状況でしたので、初診の時に転院と検査をおすすめしました。

本人曰く「何をしても排卵しない」とのことで、排卵誘発剤を服用しても、hcg注射をしても排卵しませんでした。

<東洋医学的な判断>

《痰湿》

脾胃の機能低下から体内にドロドロした不要な水分や脂肪が卵巣の周囲に溜まり、

排卵がしにくい状態。

東洋医学ではPCOSは、気の流れが滞っている「気滞」、血の巡りが悪くなっている「瘀血」、余分な水分や脂肪が溜まる「痰湿」によって体の中のバランスが乱れている状態だと考えられています。

Hさんの脈は弱く、舌は白く震えていました。むくみや冷えの症状を訴えられたことから、脾胃の機能低下によってエネルギーが不足し、余分な物を排出できない体質になってしまったことで卵巣の機能まで低下してしまったと考えられました。

初診日はリセット期間中で、次の生理周期でタイミングを取られる予定でした。

この日はホルモンバランスを整えるツボに鍼をし、自律神経を整える為に呼吸法をお伝えしました。

次にHさんが来られたのは生理4日目。

月経期なので子宮内膜がキレイに剥がれるように鍼をしました。

前回の治療後に体の反応がなかったそうなので、少し刺激を強くしました。

Hさんは初診日の翌日には転院し、ホルモン値や抗体など、必要な血液検査をされました。

PCOS以外にも、ビタミンDが不足していることや、プロラクチンがやや高かったことから薬を処方されました。

この周期はカバサールとクロミッドを服用し、生理22日目で卵胞が15mm、子宮内膜が9.7mmと良い状態になったので、タイミングを取る日を指導し、その後の排卵チェックで無事に排卵が確認されました。

Hさんは排卵したことにとても喜んでいらっしゃいましたが、フーナーテストで精子が0匹という結果だったため残念でした。

次の生理が来たのは、前回の生理開始から49日目でした。

この周期でもクロミッドを5日間服用し、卵管通水検査と子宮鏡検査をすることになりました。

その結果、卵管が左右共につまっていることがわかり、次の生理周期でFT(卵管鏡下卵管形成術)をすることになりました。 同時に子宮に内膜炎の兆候が見られたため、FTの手術の際にくわしく検査することになりました。

この周期は子宮と卵管に問題が見つかったためタイミングを取らずお休みとなりましたが、生理15日目で排卵が確認されました。

今まで排卵しなかったのに2周期連続で排卵できたことで体質の変化を感じることができました。

次の生理周期では無事にFTが成功し、懸念されていた子宮内膜もキレイに治っていることが確認されました。

そして、排卵誘発剤のクロミッドを服用していないのにも関わらず、生理11日目で卵胞が13㎜に育っているのが確認されました!

この周期もタイミングを取っていただき、再びフーナーテストをされましたが動いている精子が2~3匹で今回も良い結果にはなりませんでした。

2周期連続でフーナーテストが良くなかったので、Hさんに抗精子抗体がないか検査をしましたが結果は陰性でした。

次の周期からは人工授精にステップアップし、生理13日目で卵胞が22mm、子宮内膜が8.7mmまで成長し、人工授精と併せてタイミングを取ることができました。

完璧なタイミングでの人工授精でしたが、結果は陰性でした。

ですが、生理痛が全くなかったとのことで、大変喜んでおられました。人生初の痛みがない生理だったそうです。 毎月排卵できるようになり、確実に体調は良くなっていました。

2回目の人工授精は生理13日目で、卵胞は27㎜、子宮内膜は11mmでした。 同じ日にタイミングも取られました。

人工授精の約1週間後に、高温期のホルモンを支える治療をさせていただいた時には、脈の力がいつもよりも強くなっており、白っぽかった舌の色が血色の良い色になっていました。

そして二週間後、無事に妊娠が確認されました。 おめでとうございます!

病院に行くまでに何度も妊娠検査薬を試して間違いではないかと不安だったそうですが、妊娠4週5日で胎嚢も確認できました。

Hさんは「鍼のおかげで妊娠できた。生理周期がわからない状態だったのに28日周期になって、生理痛もなかった周期で妊娠できた!」 と、とっても喜んでおられました。

その後はつわりがひどく、体重も5キロ減るなど体調が安定しませんでしたが、20週を迎えられた頃にはつわりも落ち着き食欲も戻られたので、自宅でできる安産のお灸を指導させていただき卒業となりました。

Hさんの場合は、排卵できなかったことで生理周期も不明確になり妊活しようにもできない状況でした。 そんな状況でも当院で鍼治療を始められてからは嘘のように毎月排卵できるようになりました。 ご提案した検査を次のご来院までに受けてくるというHさんのフットワークの軽さもあり、通院から4周期という早さで妊娠できたのだと思います。

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2025年4月18日 blog 0

やっと妊娠できました Kさん  39歳

烏丸御池鍼灸院です。

『やっと妊娠できました』 Kさん 39歳

Kさんは第2子の不妊治療中で、採卵周期に入る頃に当院に来られました。

すでに6回の採卵と7回の胚移植をされていましたが結果が伴わず、7回目の移植ではやっと着床したもののhcg10.8と低値で妊娠継続ができませんでした。

胚盤胞を1個凍結されており、次周期は2個戻しをするために採卵をする予定です。

東洋医学的に診たKさんの体質

《瘀血(おけつ)》

自律神経の乱れや気が不足することから、血液の循環が悪くなり、

臓器全体の働きが低下し、着床しやすい内膜が作りにくい。

《気虚(ききょ)》

血や水液を巡らせる力が弱く停滞するとともに、キープする力も不足気味。

気虚が進行すると体が冷えて、血液のめぐりが悪くなる。

初診日のKさんは、舌の色は白くて、脈もとても弱く、体を温めたり内臓機能の働きを調節するエネルギーである「気」が不足している状態でした。

舌からは瘀血のサインやふるえなど、気の不足から血が滞り自律神経も乱れていることが窺えました。

ご自身でも8月の猛暑でも身体の冷えを感じるなど自律神経の乱れと血流の悪さを感じておられました。

この日のKさんは生理前の高温期だったため、鍼で高温期のホルモンバランスを整える治療をさせていただき、自律神経を整えやすくする姿勢と呼吸法をお伝えしました。

2回目のご来院は、初診日から4日後の生理3日目でした。

Kさんにとって7回目の採卵周期です。この日は月経期の治療として鍼で子宮の中をキレイにするツボに刺激を入れました。舌の色が白く脈も弱かったため、「血」を増やす赤色の食材である牛肉と、生殖機能を高める黒色の食材を積極的に摂るように指導しました。

3回目のご来院は卵胞期で、採卵に向けて卵がしっかり育つように鍼で刺激を入れ、レーザー治療で自律神経を整え血流が良くなるようにさせていただきました。舌のふるえはなくなり、通院3回目にして自律神経が整いつつありました。

いよいよ迎えた採卵日は、生理後11日目になりました。

4個の卵が採れ、そのうち1個を4ABのグレードで凍結できました!

すでに凍結されていた4BCの卵よりも良いグレードの卵が採れ、次周期はKさん初の2個戻しでの移植となりました。自然周期での凍結胚移植で、シート法も行うことになりました。

Kさんにとっては8回目の移植となり、今度こそという思いがひときわ強かったように思います。

移植の当日、胚盤胞をお腹に戻す前には着床に適した状態に整えるよう鍼とレーザー治療を行い、移植の翌日には着床を促すように鍼を行いました。

移植から1週間後には高温期を支えるツボを刺激しました。

この頃には脈にも力が出てきて、舌の色も血色がよくなってきました。

そして迎えた判定日。

hcg449で陽性判定でした。おめでとうございます!

その後は高温期を支えるツボを定期的に刺激して、妊娠継続できるようサポートしていきました。

妊娠5週目で胎嚢確認、7週目で心拍確認できました。

7週目に入った頃からつわりが酷くなり、10週目には産科で点滴をされるなど苦しまれましたが、16週目を迎え安定期にはいった頃には症状が治まってきました。

22週目にはご自宅でもセルフケアできるよう、安産のお灸を指導させていただきました。

Kさんは当院に来られるまでに7回も移植をしても実を結びませんでしたが、これまでも体質改善に積極的に取り組まれてきた努力と、当院での治療がうまく組み合わさって最高の結果に辿り着けたのだと思います。

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2025年4月4日 blog 0

やっと妊娠できました Hさん  31歳

やっと妊娠できました Hさん 31歳

Hさんはこれまで4回の胚移植に臨まれました。

4回目の移植で着床したものの心拍を確認する前に化学流産を経験されていました。

子宮内膜も7~8mmと薄く着床しにくい状態だったため、なんとか体質を改善したいという思いで当院に来られました。

【東洋医学的に診たHさんの体質】

《脾虚(ひきょ)》

食べたものをエネルギーに変える力が

不足気味なため、卵胞を十分に育てたり

高温期を維持する力が弱い。

Hさんの脈はややパワー不足でエネルギーが不足している状態。

舌には歯の痕が付き、血の流れが悪い瘀血のサインも出ていました。

脾や腎が弱ってしまうと、水分代謝が悪くなって血の巡りも悪くなってしまいます。

子宮内膜は血液の巡りがよくないと厚くなりにくく着床しやすい状態を保てません。

初診日は生理後10日目で卵胞期だったので、卵を育てるツボと血の巡りを改善するツボに鍼で刺激をいれました。

2回目のご来院は高温期を支える治療をさせていただきました。

通常鍼治療をすると、治療中や治療後に内臓が動き出すのを感じるものなのですが、前回の鍼治療をした後も内臓が動いた感覚がなかったということから、内臓の働きが大分低下していたものと思われましたので、少し刺激を強めにしました。

Hさんはすでに胚盤胞を3個、初期胚を1個凍結されておりましたので、次周期は5回目の移植周期です。

3回目のご来院は移植周期の月経期。

人工周期での胚盤胞2個戻しとなりました。

今回の生理は、いつもよりも生理痛が少なく薬を飲まずにすんだと驚いておられました。

生理後15日目の内膜は8㎜で、いつもと同じくらいでしたが瘀血のサインはなくなっており、血の巡りは改善が見られました。

歯の痕はなくなったものの、舌の色は白っぽくまだまだ改善の余地はありました。

生理後30日目に移植が決まり、胚盤胞を戻す前に鍼とレーザー治療で着床に適した状態に整えました。

本来であれば移植の翌日にも鍼治療を受けていただくのですが、Hさんの都合がどうしてもつかなかったため異例ではありますが、移植当日の授精卵を戻す前に鍼とレーザー治療をしたのち、移植直後にもお越しいただき着床を促す鍼治療をさせていただきました。

その後は移植から1週間後に高温期を支えるツボを刺激して判定日を待ちました。

移植から13日目の判定日で、hcg930で陽性判定が出ました。おめでとうございます!

妊娠5週4日目で胎嚢・胎芽・卵黄嚢・心拍の全てが確認されました。

6週に入った頃には、軽い吐き気とめまいを感じられましたので、牛肉など赤身のお肉を摂って血を補えるようアドバイスいたしました。

ここまでは順調でしたが、一度流産を経験されているためHさんはまだまだ安心できないとおっしゃっていました。

8週目を迎えるころからつわりが酷くなり、吐き気が特に強くて外出がままならない日が続いておられましたが、赤ちゃんは順調に育ってくれました。

15週目からはつわりも落ち着き始め、17週目で吐くこともなくなり無事に安定期を迎えられたので卒業されました。

Hさんは脾胃の働きが低下してエネルギー不足と、血の巡りが悪かったため、着床しても維持できない状態が続いていました。当院での治療で血の巡りが良くなったことで妊娠継続ができ最高の結果を迎えられたのだと思います。

Hさんのように、生理痛や経血の色・状態が変化した周期に上手くいくことが多いです。

現在生理痛やPMSに悩まれている方も鍼灸で改善できる可能性があります。ぜひお試しください。

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