Posts In: 京都医健


2019年3月28日 blog 0

冷えのぼせと生活習慣

今回は、

 「冷えのぼせ」と「生活習慣」のお話です。

最近、足は冷えるものの上半身はのぼせる

という人がよく来られます。

TVでもこういった「冷えのぼせ」の症状

が扱われる事も増えました。

この「冷えのぼせ」は、

東洋医学の考えからも

妊娠には不利な状態です。

冷えの原因としては、

  • 冷たい食べ物、アルコールの摂取による「内臓の冷え」
  • 運動不足による「血流の低下・下半身の水分停滞」
  • 不規則な生活リズム、スマホやPC、夜更かしによる「自律神経の乱れ」

などが挙げられます。

そうした下半身の冷えがあるにも関わらず

上半身の冷えがない場合、のぼせを感じます。

東洋医学では、このような冷えのぼせの症状は

気が上って、上部で停滞しているとも考えます。

そのような時は上半身を温め過ぎずに、

足を温めると良いでしょう。

足を温める事で、上の熱を冷えていた下半身に

持ってきてくれるので、体温のバランスが

整ってきます。足のお灸なども良いですね。

また、冷えのぼせによる体のバランスの乱れを整える為には

「食事」「睡眠」「適度な運動」などの

見直しがオススメです。

生活習慣が今の身体を作っています。

不妊治療をされている方の中でも、

夜のスマホ、お菓子を良く食べる、寝る時間が遅い

ということをされている方が多い気がします。

先日妊娠された方も、

移植に向けて前の周期から

間食を減らし、

移植に向けた鍼灸治療で

「冷えとのぼせ」がなくなり、

妊娠されました。

鍼灸治療も効果的ですが、

普段の生活改善もとても大事です。

思い当たるところがある人は、

少しづつでも改善していく事が

積み重なりでプラスになります。

いま一度、出来るところから

見直してみてはいかがでしょうか。

当院ホームページ↓
https://www.karasumaoike.com/

【インスタグラム】もやっています
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2018年9月27日 blog 0

朝活和食で妊活

長寿食という事で知られる

和食

最近では食の欧米化が進み、和食離れの人が多いようです。

逆に海外では長寿食として和食が注目されているのに・・・

 

ちなみに「和食」は、

2013年にユネスコの無形文化遺産に登録されていますね。

 

和食」の特徴は、

  1. 栄養価が高くバランスが良い

  2. 味噌など発酵食の作用で腸内環境も整う

 

これらは美容にも良いことですね。

美容に良いことをしていると体も健康になるので、

実は妊活のサポートにもなります。

鍼灸治療も加えて体がポカポカになれば

子宮内膜卵子にとっても良い環境になります。

 

和食の基本「一汁三菜」は、

色でいうと

青(緑)・赤・黄・白・黒

のバランスが取れた食事。

食事が彩り豊かなになる事は、臓器にとっても良いことです。

朝に食べると体も温まる。

そこで…朝活朝食

 

・主食→こめ

・一汁→みそ汁・おすまし

・主菜→肉や魚など、たんぱく質のとれるもの

・副菜→野菜・豆類・海藻類などから2品目

一汁三菜

(忙しい人は一汁一菜でもいいです)

 

東洋医学の五行の考えでは、

青(緑) 赤 黄 白 黒」が五臓に割り当てられるので

バランスの良い食事は健康に、

そして、妊活に良いのです。

 

「青(肝) 赤(心) 黄(脾) 白(肺) 黒(腎)」

 

海外でも注目されている和食、

本来、日本の文化食で日本人の体にマッチしたものです。

洋食傾向の人は毎日ではなくても、

週に何回か朝に和食の日を入れてみてください。

朝活和食で妊活

 

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2018年9月3日 blog 0

陰陽バランス周期療法

当院での鍼灸での子宝・不妊治療は

陰陽バランス周期療法

(いんようばらんすしゅうきりょうほう)

と言います。

 

それがどんなものかと言うと

 

女性の体温は低温期と高温期といったように

周期的な変化があります。

 

東洋医学には、陰陽理論(いんようりろん)という考えがあり

その女性の周期は、低温期(陰)と高温期(陽)に分けて考えます。

その考えと、お一人おひとりが持つ体質などを組み合わせて治療方針を

決定していくのが、当院の陰陽バランス周期療法になります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

周期に合わせた治療を行うことで、

  • 低温期と高温期の違いがはっきりしてくる
  • ガタガタ波打っていた基礎体温が落ち着いてくる
  • 生理痛が軽減する
  • 生理の色が明るくなる

 

などの変化が見られます。

 

実際、生理の状態や基礎体温(BBT)に変化が現れてから

妊娠されたり、取れなかった卵が採取できたり、

育たなかった卵が凍結胚盤胞になったりする方が多いです。

 

人が春夏秋冬それぞれ旬のものを食べて過ごすように、

身体も周期に合わせて治療することが効果的です。

 

通院されている方も、病院の治療に合わせて

治療方針や来院のタイミングを変えさせていただいています。

 

妊娠しにくい体質が改善されれば

各段階の治療成績も上がります。

 

妊活で鍼灸治療が気になっている方、

まずは、お気軽にご連絡ください。

 

京都市中京区の不妊治療専門鍼灸院

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2018年8月30日 blog 0

坂口家の薬膳レシピ(まぜご飯)

薬膳コーディネーターの坂口による

今注目の『美腸』のための妊活薬膳レシピです。

是非、ご家庭でお試しください♪

 

~ 枝豆と昆布のもち麦混ぜご飯 ~

 

 

 

 

 

 

 

 

<材料>

もち麦   1/2合

米     1/2合

枝豆    50g (さやから出しておく)

塩吹き昆布 適量

ごま    適量

 

<作り方>

もち麦と米を合わせて炊く

(水加減は炊飯器1.5合の水量で)

炊きあがったら、枝豆・昆布・ごまを混ぜる

 

 

『もち麦』は大麦の一種で

腸内環境を整える“スーパー食材

 

食物繊維やビタミンが豊富な穀物です

水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の効果で

腸の働きを活発にして便秘を改善します

糖質の吸収を抑えてダイエット効果も!

 

腸内環境が整うとホルモン分泌のバランスがよくなり

子宮や卵巣へも栄養がしっかり届きます

混ぜる具材の枝豆・昆布・ごまにもカラダに必要な成分が

たくさん含まれています

 

美腸になることは妊娠力を上げることにもつながります

 

実は今回のこの混ぜご飯は、

ローソンのおにぎりを再現できないかと

作ったものです(^▽^)

簡単に作れますのでお試し下さいね♪

烏丸御池鍼灸院 さかぐち

 

 

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2018年8月29日 blog 0

中医学的アロマで、疲れにくく妊娠しやすい体に

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最近、

白髪が増えてきた

疲れやすくなってきた

耳鳴り

トイレが近くなった

などの症状がある人は

腎虚」の症状かもしれません。

 

東洋医学で「」は生命のエネルギーの溜まるところ

とされ、それが虚している状態(不足している状態)

=妊娠に関してもパワーが不足している状態とされます。

 

が虚しているという事は、

着床や妊娠を維持するパワーも

不足しているという事になり、

妊活にも影響します。

 

腎虚は大分すると「腎陽虚」と「腎陰虚」に分かれます。

腎陽虚:陰陽でいうところの陽のパワー不足。

頑固な冷え性。疲れやすく、温める力も弱い。

 

腎陰虚:陰陽でいうところの陰のパワー不足。

体を潤したり冷ましたりする力が弱いので「ほてり」がある。

こういった症状については鍼灸や漢方といった

東洋医学での治療が効果を発しやすいのでおすすめです。

 

ちなみに、中医学的なアロマの考えでいえば、

腎陽虚の場合は温めて腎を補う

・ジンジャー 

・ゼラニウム 

などで「気」を補って身体を温める。

 

腎陰虚の場合は

・ローズウッド

・サンダルウッド

などで「気」を補いつつ「潤い」もプラスすると良いでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

使い方としては、ディフューザーがあるなら

拡散させても良いですし、持っていなければ

ティッシュや布に1~2滴たらして香りを楽しむ。

 

身体に使用するならば、ホホバオイルや

グレープシードオイルなどのキャリアオイル(5~10㎖)に

1~2滴でもいいので垂らして足首~ふくらはぎにかけての

オイルマッサージ。

すると、お腹への血流改善や

むくみ対策にもつながります。

 

ただし、

妊娠の可能性のある時期や

妊娠中の人は

子宮を刺激してしまう可能性があるので

独自のマッサージは控えた方がベター(better)です.

 

「腎」を補って疲れにくく妊娠しやすい体を。

 

 

写真はローズウッドサンダルウッドの精油です。

共に鎮静効果もあるので、ゆっくり落ち着きたい時などに

ほのかに漂わせても良いですね。

 

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