血をつくる!妊娠体質へ
今回のテーマは「血」です。
当院には東洋医学的に診てみると
様々な体質タイプの方が来られます。
例えば、全身冷えがキツイ陽虚(ようきょ)の人。
下半身の冷えと上半身ののぼせがある陰虚(いんきょ)の人。
全体的にパワー不足な気虚(ききょ)の人。
そして、最近よく見かける血虚(けっきょ)の人。
そう、最近は血虚の人が多いように思います。
ちなみに「血虚」とは血液の不足や血液の滋養作用が衰えている状態のこと。
普段の症状で言うと
□ 血色が悪く、立ちくらみ
□ 手足が冷えやすい
□ 月経の量が少ない
□ 乾燥肌、髪の毛に艶がない
□ 子宮内膜がうすい
□ 眠りが浅い
以上の1つでも当てはまれば血虚体質の可能性があります。
原因としては
- 栄養不良(栄養の不足)
- 消化と吸収の低下
- 思慮過多(考え過ぎやストレス)
- 過労などによる血の消耗
などが挙げられます。
鍼灸施術は、
消化や吸収能力の改善、血の巡りの改善、
また精神的に落ち着かし
ホルモンバランスを安定させるなどの
働きがあります。
根本的なこともすごく大事です。
例えば、せっかく胃腸が働けるようになっても
食事も栄養が摂れていなかったりすれば
血を作る材料がないので血を作ることができず
消化や吸収どころではありません。
ということを踏まえて、
「血虚」の方へアドバイス。
「血虚」の症状改善には、
一般的な貧血などで摂った方が良いと言われる
食材が役に立ちます。
ほうれん草やブロッコリーなど緑黄色野菜、
そして良質タンパク質の肉や魚介類等、
レバーや貝類を一緒に摂ることで
血虚状態を改善していきます。
栄養素で言えば
ビタミンB12、ビタミンC、葉酸、鉄、タンパク質、 などが大事です。
また、意外と知られていませんが、
水や糖質、脂質も赤血球を作るには重要になります。
鍼灸施術で
消化吸収能力や血流を良くして
新陳代謝を上げることと
赤血球の材料となる食材をしっかり摂ることで
血虚の症状は改善していきます。
組織や臓器に栄養や酸素を運ぶのは「血」です
しっかりと組織や臓器に栄養や酸素が運ばれる状態になると
健康的に妊娠もしやすい体質になるというものです。
基本的なことですが、いま一度、食の養生を気にしてくださいね。
次は、今回のつづきで「血虚」に良いアロマのお話をしたいと思います。
是非、次回も読んでいただけると幸いです。
烏丸御池鍼灸院 やすだ
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