◆わかりやすいように、
出演者を書いてみました。

五十嵐奈々(深田恭子)
五十嵐大器(松山ケンイチ)
川村亮司(平山浩行)
杉崎ちひろ(高橋メアリージュン)
主婦・小宮山深雪
(真飛聖)
青木朔(北村匠海)
広瀬渉(眞島秀和)
レディースクリニックの医師・
片岡(伊藤かずえ)
大器の妹・琴音(伊藤沙莉)

第2話のラストで、
青木朔(北村匠海)と
広瀬渉(眞島秀和)の
キスシーンを見てしまった奈々。
気を使って庭に置き忘れていたものを
さっととって自分の家へ。

夫の大器にはそのことには触れず、
大丈夫、大丈夫と言っていました。
大器が先生の甥っ子?の朔に
ちょっとジェラシーしても
大丈夫だったのは、ドラマの中で
わかります。

家の前で奈々が急に自転車から降りて
ふぅ~っと意識を失って倒れてしまい、
その介抱をしているときに大器が帰ってきて
ケーキを落とし、「このやろ~」と
朔を追いかけ胸倉を一触即発。
奈々が大丈夫、大丈夫と言っていた
ことが、大器は理解できたようです。
その後3人で落としたケーキを食べる
シーンは、何か変だけど笑ってしまい
ました。

レディースクリニックの医師・
片岡(伊藤かずえ)から、
基礎体温の高温期が少し弱いので
クロミッドを飲んでみましょうと
すすめられ、奈々はクロミッド
飲むことになりました。

片岡(伊藤かずえ)はクロミッドを
飲むとホルモンの分泌が安定して、
妊娠しやすくなる・・・みたいなことを
言っていましたが、詳しい話は
ドラマではされていませんでした。

確かに女性ホルモンは安定しやすく
なります。
卵胞の数が増えて、妊娠の確率も上がります。

クロミッドは比較的副作用が少ないのが
特徴なのですが・・・
人によっては子宮内膜が薄くなったり
イライラしたり、動機がしたりも
します。
眠気や目のかすみ、発疹、食欲不振、
頭痛、腹痛がでることもあります。

ちょっと怖いのは、
卵巣過剰刺激症候群(OHSS)
卵胞の数が増えすぎ卵巣が腫れて、
腹部の張りや膨満感、下腹部痛が
でることがあります。

もし、卵胞が3つ~5つくらいに
増えて、このときに妊娠したら、
多胎妊娠の可能性も出てきてしまいます。
今どきは多胎の妊娠は少ないですが、
当たりで妊娠する時は、双子になる
ときはなるんですよね。

亮司(平山浩行)は、元妻が
急死したため、息子の亮太(和田庵)を
引き取るとちひろ(高橋メアリージュン)に
打ち明ける。
「子供を引き取らないという選択肢はない」
と言う亮司。

ちひろは、子供をつくらないで、
2人で生きていこうと言っていたのに
・・・と亮司に詰め寄る。
2人の関係は気まずくなっていくのです。

泣いて部屋を飛び出して階段で奈々と
ぶつかり、奈々の鉢を壊してしまいます。
そのお礼にと花の種を手土産にちひろは
奈々の部屋を訪れ、お茶を誘われる。

そこで、ちひろはテーブルに置いてある
妊娠検査薬をみてしまう。
そのことがきっかけで、奈々はちひろに
不妊治療をしていることを打ち明けるのです。

良く当院で治療されてから妊娠・出産して
お礼のメールをいただきます。
そこで良く書かれているのが、
誰かに不妊治療をしていることを
相談するとか、相談できる場所を持つことは、
不妊治療の経験者としてとっても大切だと
思いました。

・・・と書いてくださいます。

1人で悩みを抱え込まないで、
先ずはご夫婦でちゃんと話し合って
治療に向き合うことは大切ですが、
その他、家族や友人に相談できるといいです。

・・・なのですが、不妊治療の経験のない
友人に相談しても・・・期待していた
答えが返って来なかったり、反対に
友人の励ましの言葉で傷ついてしまうことも
ありますね。

一般論では相談できる人や場所・・・という
キーワードは良く出てきますが、
これがなかなか難しいのが現実です。

不妊治療の辛さを本当に理解してくれる
空間や時間を見つけられると、
ココロとカラダのけあができて、
アドバイスももらえたら、辛い不妊治療を
乗り越えやすくなると思います。

奈々は生理が3日遅れたので、
もしかしたら妊娠したかもと思ったら、
何故かつわりのような症状がでました。
でも、生理が始まってしまい気持ちが
折れてしまうのです。

夫の大器は奈々を励まそうと、
土曜日の朝にふて寝している奈々を
励まそうと布団をはいで奈々を
強制起床させ、気分転換に外へ連れ
出します。

そこは、安産祈願御胎内神社
大器は落ち込む奈々を元気づけるため、
安産祈願を一緒にしようとしました。
ここは夫のやさしさが出ていて、
夫婦で一緒に問題を乗り越えていこうと
することが、心を和ませてくれました。

ちなみに、御胎内清宏園は
静岡県御殿場市にありますよ。

奈々が義理の両親の居酒屋に遊びに行って、
その時に大器の妹・琴音(伊藤沙莉)が
店で「何かお腹が変な感じ」と言って、
それが胎動だとわかる。

義母の聡子(高畑淳子)は、奈々の
不妊治療のことをまだ知らないので、
聡子の一喜一憂に奈々の心は折れてしまう。

お客さんの、
「お兄さんの奥さんなら、もう子供は
2人~3人いるんだろう?」の
何気ない言葉にも奈々は苦笑い。

世間一般の何気ない一言が、
心にグサッとくることがあるんだよね。

職場とかでも、
「早く子供作った方がいいよ」と
親切で言ってくれる人がいると思いますが、
これからの時代は、そういうプライベートな
ことを突っ込まない方が増えると
いいですね。

そうそう、奈々が薬局のレジで妊娠検査薬を
購入しようとしているのを棚の上から
じっと視線をレジに向けている
義母の聡子(高畑淳子)の表情は、
火曜サスペンスのようで恐怖を感じました。

一瞬、お~、怖っ。でした。

さて、今夜は第4話。
予告では人工授精の話が出ていたような。

これから奈々はどうなっていくのでしょう。

Omura