いいストレス・・・、悪いストレス・・・
もともとは、物理学に使われていた言葉。
カナダの生理学者、ハンス・セリエ博士が
1936年にイギリスの雑誌「ネイチャー」誌に
「ストレス学説」を発表し、使われるようになった。
良く体の不調なんかで友人と話をしていたり、
不妊治療していて、いい卵胞が育たなかったり、
女性ホルモンのエストロジェンやプロゲステロンなどの
バランスが悪かったりしたときに、
「ん・・・それはストレスが原因かも・・・?」という話になりますね。
例えば、丸いボールそのままの形だとストレスが無い状態。
ボールに圧力をかけたりすると、ボールが変形するでしょ。
このときに、ボールはストレスを受けている状態になっています。
このストレスがかかる前の丸いボールが、心の状態だったら、
気分もスッキリしていて穏やかなとき。
人間関係や治療が思うように上手く進まなくて、
落ち込んだりしているとき、心がストレスを受けている状態です。
心身に負担がかかっているということですね。
…それくらいのことは知っていますよ~という人は多いと思いますが、
意外と心の強い人がストレスに犯されている場合が多いように思う。
良く患者さんと話をするのですが・・・
結構我慢強い人は、いろんな嫌なことを我慢できていても、
ストレスは受け続けているのです。
飛行機の金属疲労のように、少しずつ翼が疲労していくように、
強いハートも金属疲労のように疲れてしまって、
限界を超えて我慢してしまっていると、
一気に体の不調として表れてしまう。
そうなる前に、ストレスは発散しなきゃ。
ただ、いいストレスは適度にある方がいいと思う。
例えば趣味であったり、いい人間関係なんかは良いストレス。
趣味でフラーアレンジメントや写真をやっていたりして、
いい作品を作るためにはいろいろ考えなくてはいけないでしょ。
いい人間関係を作るには、一歩引いて・・・
おだやかに気を遣ったりもいいストレスかも。
ですが、いいストレスもほどほどに我慢しすぎないことが
気分をリラックスさせてくれるコツでしょうね。
僕の場合はテニスとスーパー銭湯でストレス発散。
前回、テニスコートで撮った写真を掲載したのだが、
よほど似合わないのか・・・誰~も話題にしてくれない。
見た目よりテニス上手いんだけどなぁ~。
悲しい~!!! あ~ストレス、ストレス。
Omura
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