今回はお菓子ばっかり?・・・食べていたK さんのお話。
K さんは28歳。結婚されて1年半ほど経ちました。
当院に来られる患者さんとしては、
非常に若い患者さんです。
ブログを見ていただいている方にはお分かりの方もいると思いますが、
K さんは「黒豆ごはんの話」を書いたときの方です。

下の数字は2012年度の当院の妊娠報告のデータです。

30歳未満=3人 (3%)
30-34歳=30人 (27%)
35-39歳=41人 (35%)
40歳以上=39人(35%)

合計=113人の方が妊娠されましたが、30歳未満の方が
妊娠されたのはたったの3人だけ。
この数字は、30歳未満の患者さんの人数が少なかった
からなのです。

妊娠された方の年齢や治療回数は以下の通りです。

妊娠年齢 平均=38.0歳 (2011年 37.7歳)
施術期間 平均=6.2ヶ月 (2011年 6.1ヶ月)
施術回数 平均=21.1回 (2011年 19.8回)

妊娠された患者さんの平均年齢が38歳ですので、
K さんのような20代後半のの患者さんが非常に少ないです。
まさか自分が不妊治療に悩んで鍼灸治療を
始めるなんて思わなかった方ばかりですね。

さて、k さんの初診時の状況は以下の通りです。
・不妊治療を始めたのは2012年6月~。不妊専門クリニックで
3ヵ月間ほどタイミング療法。
当院の問診で、卵管造影をされていないことが分かったので
お勧めしました。
担当のDrはまだ卵管造影しなくてもいいと言われたそうですが・・・。

基本、卵管が詰まっていたら自然妊娠は不可能ですよね。
フューナーテストもしていなかったということもあり、
そこでK さん、お勧めした病院に転院をされて
フューナーテストと卵管造影をされました。
どちらも問題が無かったので、自然妊娠が可能なはずです。

ですが、東洋医学的に見てかなり問題があったのです。
その問題とは・・・。

to be continued
Omura