流産の悲しみを引きずりつつも前に向かっていこうと

再び治療を再開Wさん。

人工授精で妊娠できたのだからということで、

しばらくは人工授精とタイミング療法をを続けたが

妊娠には至らなかった。

そして再び採卵し体外受精の治療に戻ることになりました。

クロミッドを服用しての自然周期の採卵を続けましたが、

なかなか受精をするもののグレードのいい受精卵が

できませんでした。

Wさんも42歳になり、「いつまで続けたらいいんでしょうね・・・」と

いう話もしばしば出てくるようになって、

「・・・ん~、こればかりはご夫婦で話し合って自分で決めるしかないね」と

アドバイス。ただ、「もう少し頑張ってみたら・・・」とも言いました。

受精卵のグレードは決して良くはないのですが、

ちゃんと採卵できるし、受精しているからまだ希望はあると

思ったからです。

それから何度か採卵し受精をするものの胚盤胞までなかなか

辿り着けません。

確かに受精卵のグレードは以前よりも良くなっているのですが、

問題があるとすれば食生活運動かな。

仕事はフルタイムでストレスの多い職場で、仕事から帰ってくると

もうグッタリのようでした。

合間に有給休暇を駆使して病院に行かないといけないし、

ちゃんとした食生活もできていないようでした。

何といっても、夕飯がパンとかお菓子で済ませるような状態。

これには、ちょっと参った感がありました。

Wさん無類の甘党だったのです。

to be continued

Omura