I (40才)さんが当院に来られたのはちょうど2011年の12月の初旬でした。
大村:「あれっ!! I さん、どないしたん。久しぶりやね」
         「それにしてもその腕、どうしたの」
I さん:「先生、お久しぶりです。そうなんです。
         一人目を出産してから、アトピーがひどくなったんです。」

それにしても、ちょっとアトピーがひどくなっているとは・・・。
I さんは一人目の妊娠のときに鍼灸に来られました。
そのときはアトピーの症状など出ていなかったのですが、
一人目を出産されてからアトピーが出たようです。
出産されてから体質が変わったのと、子育てに、フルタイムの仕事に
家事に・・・超多忙な毎日でストレスが溜まって
アトピーが出たのではと思われます。

思い返せば彼女が鍼灸治療に来られたのは39歳の頃だったかな。
僕が足立病院の不妊センターで患者さんに
鍼灸治療している頃でした。

I さん、1月に1人目の妊娠の時に残っていた凍結胚を
移植して妊娠したのですが7週で心拍の確認が取れず流産されました。
そして掻把の手術。
余りにも凍結胚移植するまでに妊娠するための体の準備が
整ってなかったと思います。
それと、アトピーが出だしたことで身体の免疫システムは狂ってしまっている
ことも流産の原因ではなかったかと思います。

そこでさんに不育症検査を勧めてみました。
すると・・・

to be continued