前回は「そしてたった2個残った受精卵のグレードは・・・。」
で話が終わりましたが、今回はその続きです。

T さんの受精卵2個は胚盤胞のグレードC 評価。
一つはフレッシュで移植予定。もう一つは凍結して、
もう一回移植できるようにしたかったのですが、
凍結に耐えられないレベルの胚だったので、
2つ移植することになりました。

胚盤胞のおおよその妊娠継続率は以下の通りです。
AA 40.8%、AB 26.7%、BA 37.6%、BB 21.4%
(生殖医学会のデータを参考にしました)

グレードC 評価がつく場合は、20%以下になるケースが
多くみられます。
ですが、T さん、胚盤胞のグレードCで妊娠、出産されました。

データは確率ですね。でも、何が起こるかわかりません。
移植前後に鍼灸治療させていただいて、
妊娠判定後も流産予防で鍼灸治療を
続けさせていただきました。

そして今回、2人目を望まれて来院されたのですが、
自然周期で採卵したいということで、相談されたのですが・・・
Tさん:「今回は三宮方面のクリニックに行こうと思っているのですが・・・」
大村:「何で病院を変えるのかな。小さい子を抱えて三宮まで通院するの・・・?」
Tさん:「自然周期の採卵で・・・とネットで書いていたので」
大村:「ん~、近い方がいいんじゃない?」
「自然周期の採卵なら前回お世話になった病院でもやっているし、
不妊治療を専門にしている病院ならどこだってやってるよ」
Tさん:「え~、そうなんですか?」
大村:「まったく薬を使わないで採卵するのを完全自然周期とでも言いましょうか」
「クロミッドやセキソビット、フェマーラなどの経口薬を飲んで採卵するのも
自然周期の採卵って言うんだよ」
「だから、通院に負担をかけすぎないで通えるところがいいのでは・・・」
「一度、前回行っていた病院の先生に相談してみられたら」とアドバイスしました。

T さん、早速、以前お世話になっていた先生を訪ねて話をしたら、
クロミッドで自然周期の採卵をする方向性で治療されることになりました。

自分一人で考えていて、ネットの情報で検索すればするほど、
頭の中がこんがらがって何がいい方法なのかわからなくなってしまう人が
少なくないように思います。むしろ、かなり多いかも知れません。

当院は妊娠体質にする鍼灸治療だけではありません。
どんな方法の治療法があるのか、どんな病院がその人に合っているのか、
どれくらい通院しなければいけないのかなんか疑問に思っていること、
いっぱいありませんか?
疑問に思うことがあったら、できる範囲ですがご相談にのりますよ。
もし悩んでおられる方がおられましたら、
当院のホームページの問い合わせフォームでご連絡ください。

Omura