初産平均年齢 初めて30歳超える
先日、今年の少子化白書が出ました。
2011年の平均初婚年齢は夫が30.7歳、妻が29.0歳(前年より+0.2歳)。
第1子を出産した母親の平均年齢は、
2011年に30.1歳と、初めて30歳を超えました。
(1980年の26.4歳と比べると、+3.7歳)。
「晩婚化」、「出産の高齢化」があらためて指摘されました。
一昔前は、2年間、夫婦生活を過ごしても妊娠できない場合、
不妊症を疑って、病院に行くケースが多かったと思います。
それは、WHOによる不妊の定義が、
「避妊をしていないのに2年以上にわたって妊娠に至れない状態」と、
なっていたからです。
しかし、最近の晩婚化が進んでいる日本では、
2年を待たずして病院に行かれるケースが増えています。
それは、『卵子の老化』、『育児の大変さ』を考慮すると、
必然なのかも知れません。
早くに通院なさるのは、決して悪いことではないと思います。
そして、当院にお越しになる患者さんの年齢層を見てみると、
30代前半の患者さんが少しずつ増えています。
その中には、病院には行かず、東洋医学で体質改善をして
自然妊娠をご希望の患者さんもおられます。
初診で来られた患者さんの場合、
まずは、東洋医学的な視点で問診させていただきますが、
同時に、西洋医学的な問題点もお聞きします。
必要であれば、病院での基本検査を勧めることもありますし、
ご希望があれば、不妊専門病院をご紹介させていただく事もあります。
あるいは、漢方専門病院をご紹介する事もあります。
つまり、患者さんのご希望である妊娠に向けて、
多角的にご提案させていただきます。
これは、大村院長が17年もの間、不妊治療に携わる中で、
積み上げてきた賜物です。
不妊専門鍼灸院はたくさん増えてきましたが、
不妊専門病院のドクターや漢方専門ドクターと提携している当院は、
かなり珍しい存在だと思います。
ちょっと大げさですが、今後も、
<妊娠をご希望なさる患者さんのトータルアドバイザーでありたい>
という気持ちで、皆さんの妊娠に向けてお役に立ちたいと願っております。
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