さて、前回、卵子の老化について病院での治療法は無いと
書きました。
それに対して、当院の患者さんは・・・
受精卵のグレードが上がる。
胚盤胞に残る確率も上がる。
卵胞が育ちやすい。
この結果は、どう解釈したらよいのでしょうか?

鍼灸・整体によって、卵子の老化を改善しているのかどうかは
定かではありませんが、結果的には、
そのような事が起こっているのは事実なのです。
私の推測ですが、少なくとも鍼灸・整体には、
「患者さん本人の卵巣力・子宮力を活性化させることが出来る」
のだと考えます。

あの番組の中で、受精卵がうまく育たなかったのは、
本当に卵子の老化だけが原因なのでしょうか?
患者さんは、自分の持っている卵巣力を十分発揮して
採卵出来ていたのでしょうか?
精子力はどうだったのでしょうか?

当院において、初診時の問診でよく感じるのは、
患者さんは、治療経過が長くなるにつれて、
通院がストレスになっている方がほとんどなのです。
人間は、強いストレスがかかると、本来の力を発揮出来なくなります。

誤解の無いように書いておきますが、病院での治療は必要です。
しかし、それだけでは、うまく妊娠にたどり着けない方もおられます。
そんな時は、体質改善とストレス解消のために、
鍼灸・整体をうまく利用なさるのも一つの有効な手段だと思います。
それと、卵巣年齢、子宮年齢と実年齢は必ずしもイコールでは無いです。

WHOの調査によると、全世界で不妊カップルは1億8600万組。
世界全体の共通問題になりつつあるそうです。
一人でも多くの患者さんの元に、赤ちゃんが授かるように、
微力ながら応援させていただきます。

病院での治療に行き詰っておられたら、一度ご相談ください。

タウチ

2011年の当院で妊娠された方のデータを公開しています。
参考になさってください。
(2012年のデータは、現在集計中です。いずれご報告いたします)

2011年 妊娠報告(72名)No.1 妊娠年齢別グラフ

2011年 妊娠報告(72名)No.2 施術期間別グラフ

2011年 妊娠報告(72名)No.3 施術回数別グラフ

2011年 妊娠報告(72名)No.4 妊娠方法別グラフ