卵巣の機能アップ 3(自然周期の採卵)その2
Tさん(36歳)、なんとなんと、大きな卵胞が5個も確認できました。
こんなチャンスを逃してしまうと、次回、いつ来るか分からないので、
是非、自然周期の採卵に切り替えるように、オススメしました。
この辺のアドバイスは、不妊専門の特徴を生かして、
きめ細かくフォローさせて頂いております。
通常、自然周期採卵は、刺激周期に比べて刺激量が少ないので、
グッと採卵数が減ります。
Tさんの場合、ショート法で5個だったので、
クロミッドなら1~2個が一般的でしょうか。
だから、クロミッドで5個大きな卵胞が見えたのは、すごい事なんですよ。
話を元に戻しますね。
自然周期の採卵に変更しましたが、問題が一つ。
それは、排卵してしまうかも知れないリスクがあることです。
もし、排卵したら、採卵出来ません。
これが自然周期採卵のデメリットです。
そこで、ご本人と相談して、排卵を遅らせる鍼灸を急遽行いました。
結果は、
4個採卵
2個受精
1個胚盤胞の新鮮胚移植、
そして、みごと妊娠!!
スーパーライザーPXの活躍もあり、
大村院長の なにがおこるかわからへんシリーズ に加えて頂きたいような、
ドラマティックな妊娠でした。
タウチ
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