カーテン越しに隣のベッドから聞えてくる会話がヒントになりました。』

そう言ってくださったのは、当院で妊娠、現在流産予防中のYさん、
誰にも相談できない不妊の悩みを、となりのベッドの会話で偶然耳にする。
Yさんにとっては、とても重要な要素だったそうです。
当院は不妊専門鍼灸院ですので、
周りを気にすることなく自然に会話が出来ます。
Yさんは、その情報を頼りに自分の状況を把握して、
検査等で準備なさってみごと妊娠されました。

『悩んでいるのは私だけじゃないんだと、励まされました。』

そうコメントされたのは、別の患者さんでした。
なかなか結果が出ない時、精神的にも、また身体的にも辛いですよね。
そんな時、となりのベッドからもれる話を聞いて、
私も頑張ろうと気持ちを切り替えることができたそうです。

あるいは、初診で来られた患者のYさんは、
施術中に涙を流されていました。
聞けば、悲しくて涙が出たのではなく、
話を聞いて理解してもらえた事による嬉し涙(安心感)だったそうです。
自分ひとりで悩まずに、誰かに相談できると気持ちも軽くなりますよね。
治療の中心であるべきドクターは、大勢の患者さんに囲まれていますので、
時間に追われて相談する間がないことがほとんどです。
逆に、厳しい一言をもらって落ち込んでこられる方すらいます。

そんな時、当院では、状況を詳しくお聞きしながら要点を整理し、
必要があればアドバイスさせていただいております。
ご自身の状況はどんな具合なのか?
今回、何の目的で診察を受けたのか?
次回、診察時に何を質問すれば良いのか?
当日、その場で考えようとしても頭が真っ白になってしいますので、
あらかじめ予習していかれるとスムーズに質問出来ますし、
また、納得して治療を進めることが出来るのではないでしょうか?

注)もし、会話を誰にも聞かれたくない方は、その旨をご相談ください。
  ご希望にそって対応させていただきます。

妊娠して当院を卒業された皆さんは、それぞれドラマがあります。
個々の詳しい経緯については、時々、タウチも参加しますが、
大村院長ブログ 何が起こるかわからへん シリーズを、
乞うご期待ください。

タウチ

※4Fの施術室です。
 ゆったりとしたスペースを確保してカーテンで仕切られています。