当院は、不妊専門鍼灸院としまして、
患者さんのいかなる周期にも対応させて頂いております。
その一つの表れとして、タイトルの『排卵を遅らせる鍼灸』があります。
自然周期で採卵トライされた方の中には、
排卵済みで採卵出来なかったご経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
折角、育った成熟卵胞を取り逃がすと、本当にガッカリですよね。
一般的には、ご年齢が高くなると、早期で排卵するリスクが上がります。
病院では、排卵止めの注射で対応する事もありますが、
卵子の劣化を招いたり、排卵間近には手遅れだったりしますから、
病院では十分に対応出来ないケースも多いようです。
そんな時、当院には、駆け込み寺のようにご相談に来られます。

そこで当院では、
「過去に排卵済みで採卵出来なかった経験がある患者さん」
「卵胞の大きさやホルモン値の状態で排卵のリスクが高い患者さん」
などの限定したケースに対して、
排卵を遅らせて採卵や人工授精に間に合うように、
施術させて頂いております。

恐らく、全国に不妊鍼灸院を見渡しても、
排卵を遅らせる鍼灸を実践しているのは、
当院だけではないでしょうか。
これも、当院の大村院長が長い不妊鍼灸の臨床経験を通して、
患者さんのご要望に合う施術を目指して来た賜物だと思っています。

現在、集計中ですが、
排卵のリスクが高い126例中、
排卵済みだったのは、24例。
つまり、8割位は排卵せずに目的達成されています。
勿論、その中には、妊娠に至ったケースもあります。

次回は、具体的な事例をいくつか紹介させて頂きます。

タウチ