気温もグッと上がり、日差しが強くなってきましたね。
5月~8月の紫外線量は、年間のUVB量の53%を占めています。
日光浴は、シミ、シワ、たるみ、ソバカスの原因、
さらに皮膚ガンのリスクが高まるため、
街中の女性達は完全防備でお出かけなさっていますが、
今回は、そんな日光浴(紫外線)の効果についてご紹介します。

日光浴とガン予防に関して、九州大学の溝上哲也助教授は、
大腸ガンや胃ガンなどの消化器系のガンで死亡する人は、
日射量が少ない地域ほど多いという事実を発見した。
1961年から30年間の各都道府県の平均日射量と、
2000年の発生部位別がん死亡率を比較。
東北や北陸など日射量の少ない地域ほど消化器系のガン死亡率が高く、
逆に四国や九州南部は少なかった。
結論として、『紫外線などの作用でビタミンDが体内で合成され、
ガンを抑制した可能性が考えられる』という。

別の研究では、ビタミンDのガン予防効果は、
大腸癌、口腔癌、食道癌、膵臓癌および白血病のリスクが大幅に減少する。
また、前立腺癌、乳癌、および卵巣癌のリスクも減少する可能性がある。
さらに、特定の癌の罹患者の生存期間の延長につながるとも示唆している。

そこで、紫外線についてまとめておくと・・・
地上に届く紫外線にはUVAとUVBの2種類があります。

UVAは、地表に届く全紫外線のうち約95%を占める。
それ自体のエネルギーは弱いものの、
肌の奥の真皮層にまで達すると考えられており、
肌が黒くなる日焼け(サンタン)を引き起こす。
しわ・たるみの原因となる。
雲や窓ガラスを通り抜けやすいという性質がある。

UVBは、全紫外線の約5%を占める。
おもに肌の表面で吸収されるため、
肌の奥の真皮層まで達することはほとんどないが、
UVAより強いエネルギーを持つ。
肌が赤くなる日焼け(サンバーン)を引き起こす。
シミ・ソバカスや皮膚ガンの原因になる。
雲や窓ガラスを通り抜けにくいという性質がある。
日焼け止めのクリームは、当然、UVBをカットします。

ここから本題です。
UVBを適度に浴びると、体内でビタミンDが生成される。
このビタミンD、食品からも摂取できるが、
日光浴での生成量がダントツに高い。
ここで重要なのは、直接日光浴することが必要で、
ガラス越しや衣服越しでは効果は出ない。
つまり、過度な日焼けは皮膚ガンのリスクが高くなるが、
適度な日光浴は、
その他のガン予防効果の方が大きい
考えられています。

この「適度に」「ほどほどに」が大切で、
では、どの程度、どんな風に日光浴したら良いのか?
あるいは、どんな食品を摂取すれば良いのか?

長くなりましたので、次回に続きます。

タウチ

※昨年の祇園祭当日。快晴の中、巡行待ちの長刀鉾。
天気が良いとビタミンD合成だけでなく、気持ちも晴れやかになりますよね。