最近、タヒチネタばかりですいません。
皆様の息抜きにしていただければうれしいです。
思い出した時に書き込んでおりますので、不定期なのはご容赦下さい。

さて、実際の主な仕事は、挿核作業と養殖場管理でした。
月~土は机に座ってコツコツと挿核作業、
日祝は沖の養殖いかだに吊られている黒蝶貝の生態調査や
正しく吊っているか?盗まれていないか?を管理していました。
自分の施術貝は、きっちり浜上げまで選別されているので、
まるで自分の子供のように毎週様子を見に行ってました。

黒真珠は、出来上がるのに約18ヶ月かかります。
まず第一関門として、挿核施術をしてから2ヶ月後に判定日を迎えます。
例えば、100貝施術したら、何貝残っているかの歩留まりを全て検査するんです。
これを乗り越えれば、そのうちの8割位が真珠として浜上げを迎えることができます。
判定日は、いわば中間成績のようなものですね。
しかし、この数字が悪ければ、18ヶ月(自分の浜上げ)を待たずに
解雇された人も見てきましたから、もうドキドキでした。
正直、最初の3年間は散々な成績でした。
タヒチアンは素直でしたから、ほぼ毎日、『はよ日本帰れー!』ってけなされてました。
また、日曜に仕事してると、『お前は早死するぞー』ってからかわれてもいました。
そんな時、落ち込んだ気持ちを夕日はいつも癒してくれていました。

そして迎えた1年目の契約更改の日、もう解雇は必死だと覚悟して臨んだ
オーナーとの食事会は緊張してほとんど何も覚えていませんが、
最後に一言、私の肩をポンと叩いてから手指を開いて『サインコーン』
と言った笑顔だけは今も脳裏に焼きついています。
5年間頑張れと言う意味だっだんですが、緊張しまくっていたので、
来年5万か、まあ解雇よりマシかな~って思ったんですね。
ところが・・・
給料は下がるどころか少しアップ、しかもM君との差額を全額頂けることに。
いや~びっくりしました。おまけに5年も来れるなんて。
将来に期待するという理由だったそうです。
燃えましたね~次の年からさらに。
しかし、数年間は、空回りでしたけどね。
毎年それの積み重ねで、いつの間にか10年程続くことになったんですね。
その間、様々な出来事がありました。
また、思い出しながら書いてみますね。

田内

1枚目:沖の真珠貝を潜水調査中
2枚目:1番の癒しになっていた夕日
3枚目:同じく夕日、毎日違った色に染まるので、何回見ても飽きない