「M さん、こんにちは。」・・・と来院時に挨拶した。

「先生~、移植できることになりました~ぅわぁぁぁ~」と泣き出したM さん(44歳)。

二人目にトライ中です。

「あのね、まだ、移植が決まっただけやから、

その涙は妊娠判定プラスの時に取っといたら・・・」と言った。

「そやけど、なかなか移植まで行かなかったから、うれしくて・・・」とM さん。

状態のいい凍結胚移植あったとしても、子宮内膜が厚くならないと

受精卵は子宮に着床しにくくなります。

子宮内膜はベッドのようなもの。

高級ベッドのふわふわで柔らかすぎず、熟睡できるような

ベッドの方がいいですよね。

凍結胚移植前、子宮内膜は7mm~8mmあれば、移植可能になります。

ただ、ホルモンバランスが良い状態で、排卵の確認が取れること。

(人工周期の場合は排卵は関係ありません)

条件がクリアできないと凍結胚はあっても、移植がキャンセルに

なってしまいます。

そんなことが続いていたM さん、子宮内膜がいつもより肥厚していたので、

それだけでもうれしかったようです。

今回、M さんは排卵直前で子宮内膜が8mm以上ありました。

子宝ソフト整体を1回と鍼灸治療を3回。

そして、スーパーライザーPXの照射を1回の治療でした。

スーパーライザーって・・・?

これは、最新の近赤外線治療器で、LLLTの半導体レーザーの

周波数をカバーしつつ、それより広範囲で光線治療できる機器です。

お腹が中からポカポカしますよ。

この機器を導入して、鍼灸治療や子宝ソフト整体のある一定の時期に

光線治療すると、子宮内膜が厚くなりやすくなったり、

卵胞の数が増えたりします。

まだ、ホームページではご紹介していませんが、

すでにスーパーライザーを使って妊娠された方もおられますよ。

これについては、また後日ご説明しましょう。

M さん、うまくいきますように。

あとは、ただただ祈るばかりです。

Omura