股関節のズレは下半身の冷えをつくる
前回、人工授精で初妊娠されたSさんの原因は
3つあったと書いたと思います。
1. 左股関節のズレ
2. きつい冷え性
3. ストレス
彼女が治療用ベッドに寝て、問診をしようとしたとき、
どうもベッドに平行になっていない。
腰辺りから左に寄っていてぎこちない感じ。
足の親指の長さは2センチほど短くなっている。
股関節がズレていたんですね。
それを、ちょいと5分ほどで整体で整復。
もう一度まっすぐに寝てみてください・・・と。
「あれっ!! 何かまっすぐな感じがします」と言っていました。
今まで股関節かズレていたので、腹腔内に流れる血液量が
少なくなっていたのでしょう。
それで子宮や卵巣に新鮮な血液が豊富に流れないため、
冷えていたんですね。
7回も人工授精しても妊娠に至らないストレスを強く感じていて、
全身の血流量も停滞気味だったことが、「下半身のきつい冷え」を
作っていたのだと思います。
股関節のズレは2度ほと整復しました。一度治しても、
また戻ってしまうことは多くあります。
それは固くなった股関節周囲の筋肉が骨を引っ張るからなんですね。
根気強く何度も治療すると、ズレなくなってきます。
もちろん、鍼とお灸をして体を芯から温めやすい体質改善は必要です。
昨日、赤ちゃんの心拍が確認できたので、95%くらいはもう大丈夫。
12週~14週くらいまで、あとは流産予防の鍼灸治療をします。
ただ、7週~9週はとてもデリケートな時期なので、誰でも流産の可能性が
ついてまわります。
染色体異常の場合はどうころんでも救いようがないのですが、
鍼灸治療で随分と流産の予防はできるんてすよ。
つわりがひどい時期でも、鍼をすると、胸がスーッとして、
気持ち悪いのが随分と楽になります。
え~と、どこに鍼とお灸をしたかって。
それは、ちょっと教えられません。(治療中に田内先生に言ってるけどね)
治療方法はうなぎ屋の秘伝のタレ・・・のようなもので・・・。
何せ、今の治療法に至るまでに10年はかかりましたからね。
そうそう、正月に東京に行っていたので、
友人に連れられ浅草の「小柳」といううなぎ屋さんに行ったのですが、
関西とはまた違ったさっぱりとした味わいで美味しかったです。
「うな重」の松。2,100円。ちょっと高いなぁ~。
肝吸い105円。
え~っ!!! サービスじゃなかった。少々悔しかったのであります。
Omura
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