風邪の予防は東洋医学で・・・2
今日は、ほんとに寒かったですね。
風もかなり強かったので、風邪にやられないように、
首の後ろを守ってお出かけください。
さて、前回の続編です。
『採卵周期や胚移植周期に風邪になってしまうと、
少なからず悪影響が出ます。』と書きましたが、
『妊娠初期にも良くないです。』と付け加えておきます。
といいますのは、風邪(ふうじゃ)の特徴を考えると分かりやすいので、
補足しますね。
風邪(ふうじゃ)の特徴
その1・・・『風は百病の長』
風邪は万病の元と良く言いますが、それはまさに、
この格言からきているといっても過言ではありません。
風邪をこじらせると、重篤な疾患に発展しやすいですし、
様々な病気の先導者といえます。
その2・・・『風は動きやすい』
風は身体を駆け巡りやすく、時間的にも、部位的にも変化が早いのです。
それは、風邪の症状を考えるとわかりやすいでしょう。
頭痛、咳(のど痛)、鼻水・鼻づまり(くしゃみ)、胃腸炎、全身の関節痛・・・
などは、「ふうじゃ」が身体を駆け巡って悪さをするからだといえます。
ですから、風邪(ふうじゃ)お腹を駆け巡った場合、
子宮や卵巣への悪影響は少なからずあります。
「採卵周期、胚移植周期、妊娠初期」の方は、特に注意なさってください。
では、どういう風に注意したら良いのか?を考えましょう。
1)飛沫感染を防ぐ
公共機関(電車、バス)、デパートなどの人ごみにいる時には、
ウイルスをもらわないに越したことはないので、
自己防衛としてマスクの着用が効果的です。
バックにマスクを常備なさるのが良いでしょう。
2)風邪(ふうじゃ)の侵入をさせない。
前回ご紹介しました、
首の後ろの三角形(大椎、風門あたり)に外気の冷たい風を入れない。
タウチは、これをずっと実践しておりますが、
その結果、この3~4年程、風邪をこじらせた事はありません。
風邪になりそうでも、首の後ろを冷やさないように守ってあげて一晩ゆっくり寝ると、
翌日には回復しています。
しかし、もし、風邪にかかってしまったらどうしましょう。
発熱でしんどい時は、安静にしている方が良い場合が多いですが、
風邪の初期(なりかけ)や、熱は無いけど咳、鼻水などの症状がある場合は、
鍼灸施術によって症状緩和は可能ですよ。
もし、体調が戻らなくて悩んでおられたら、一度、ご相談ください。
それでは、気分転換に外出なさる時は、是非、
首の後ろの三角形を守ってくださいね。
風邪の予防は東洋医学で・・・ の写真を参考にしてください。
タウチ
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