皆さん、 ふっくら をご存知ですか?
足立病院の生殖内分泌医療センター長 中山Dr
当院院長 大村
そして毎回違ったゲストの方、
その3人がテーマに沿って興味深い意見交換をされている
小冊子なのですが、今回、No.6 として、
胚培養士の方がゲストでお見えになりました。

タウチは、胚培養士さんのお話を聞けるチャンスに恵まれたので、
ここで少しふっくら予告編として書きとめておきます。
ただし、ふっくらNo6 は、これから編集されていくので、
どんな内容になるかは一切知りません。
ですので、あくまでもタウチが主観的に
心に響いたことをご紹介します。

Q まず、胚培養士の仕事について
A 顕微鏡ばかり覗いているイメージの方もおられると思いますが、
患者さんとDrの橋渡しの役割が大きい。

Q 良い胚培養士とは
A 胚をいかに見ないかが重要。
長く観察すると、胚が酸化や乾燥にさらされる危険が増す。
胚にもストレスをかけてしまう。

Q 仕事に対しての心がけ
A 治療はシンプルな方が良い。
そして、患者さんに納得してから治療を受けて欲しい。
この病院で良かったと思って頂けるようにしたい。

まず、気になった言葉は、
『胚をいかに見ないかが重要。』
通常、しっかりこまめに観察する方が良い事だと思っていましたから、
とても意外な意見でした。
熟練の培養士程、素早く最少時間で胚をチェックして、
胚にストレスをかけないのでしょうね。
(但し、現在は最新の機械導入で改善されているそうです)
それよりも、もっと患者さんとのコミュニケーションに
時間を割きたいとの思いが伝わってきました。
鍼灸・整体でも、目先の技術論ばかりが先行して
全体が疎かになる先生もいてますから、
我々にも通じる響きでした。

もう一つ気になったのは、
『治療はシンプルな方が良い。』
これも、とても大切なキーワードだと思います。
やはり、我々にも当てはまりますね。
色々あれこれ考えすぎてやり過ぎないことは重要な要素です。
鍼灸や整体でも、個々の患者さんで最適な刺激量は違ってきます。
例えば、針はどんなに細くても生体にとって異物なので、
最少の刺激量で最適な効果を上げる事に越したことはないんですね。
あれこれ沢山やり過ぎるよりは、
フォーカスを絞って、その状況に合わせたな施術を心がけていきたい!
そう共感できる言葉でした。

全体のお話を聞いていて思ったのは、
もし、タウチが患者だったとしたら、

こんな先生に相談したいと思えた素晴らしい方でした。

まだまだ色々なお話がありますが、もっと詳細を・・・という方は、
是非、ふっくらNo6 ご期待くださいませ。

タウチ