やっと妊娠できました Hさん 31歳

Hさんはこれまで4回の胚移植に臨まれました。

4回目の移植で着床したものの心拍を確認する前に化学流産を経験されていました。

子宮内膜も7~8mmと薄く着床しにくい状態だったため、なんとか体質を改善したいという思いで当院に来られました。

【東洋医学的に診たHさんの体質】

《脾虚(ひきょ)》

食べたものをエネルギーに変える力が

不足気味なため、卵胞を十分に育てたり

高温期を維持する力が弱い。

Hさんの脈はややパワー不足でエネルギーが不足している状態。

舌には歯の痕が付き、血の流れが悪い瘀血のサインも出ていました。

脾や腎が弱ってしまうと、水分代謝が悪くなって血の巡りも悪くなってしまいます。

子宮内膜は血液の巡りがよくないと厚くなりにくく着床しやすい状態を保てません。

初診日は生理後10日目で卵胞期だったので、卵を育てるツボと血の巡りを改善するツボに鍼で刺激をいれました。

2回目のご来院は高温期を支える治療をさせていただきました。

通常鍼治療をすると、治療中や治療後に内臓が動き出すのを感じるものなのですが、前回の鍼治療をした後も内臓が動いた感覚がなかったということから、内臓の働きが大分低下していたものと思われましたので、少し刺激を強めにしました。

Hさんはすでに胚盤胞を3個、初期胚を1個凍結されておりましたので、次周期は5回目の移植周期です。

3回目のご来院は移植周期の月経期。

人工周期での胚盤胞2個戻しとなりました。

今回の生理は、いつもよりも生理痛が少なく薬を飲まずにすんだと驚いておられました。

生理後15日目の内膜は8㎜で、いつもと同じくらいでしたが瘀血のサインはなくなっており、血の巡りは改善が見られました。

歯の痕はなくなったものの、舌の色は白っぽくまだまだ改善の余地はありました。

生理後30日目に移植が決まり、胚盤胞を戻す前に鍼とレーザー治療で着床に適した状態に整えました。

本来であれば移植の翌日にも鍼治療を受けていただくのですが、Hさんの都合がどうしてもつかなかったため異例ではありますが、移植当日の授精卵を戻す前に鍼とレーザー治療をしたのち、移植直後にもお越しいただき着床を促す鍼治療をさせていただきました。

その後は移植から1週間後に高温期を支えるツボを刺激して判定日を待ちました。

移植から13日目の判定日で、hcg930で陽性判定が出ました。おめでとうございます!

妊娠5週4日目で胎嚢・胎芽・卵黄嚢・心拍の全てが確認されました。

6週に入った頃には、軽い吐き気とめまいを感じられましたので、牛肉など赤身のお肉を摂って血を補えるようアドバイスいたしました。

ここまでは順調でしたが、一度流産を経験されているためHさんはまだまだ安心できないとおっしゃっていました。

8週目を迎えるころからつわりが酷くなり、吐き気が特に強くて外出がままならない日が続いておられましたが、赤ちゃんは順調に育ってくれました。

15週目からはつわりも落ち着き始め、17週目で吐くこともなくなり無事に安定期を迎えられたので卒業されました。

Hさんは脾胃の働きが低下してエネルギー不足と、血の巡りが悪かったため、着床しても維持できない状態が続いていました。当院での治療で血の巡りが良くなったことで妊娠継続ができ最高の結果を迎えられたのだと思います。

Hさんのように、生理痛や経血の色・状態が変化した周期に上手くいくことが多いです。

現在生理痛やPMSに悩まれている方も鍼灸で改善できる可能性があります。ぜひお試しください。

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