以前、田内先生のブログで「Aさん奇跡的に採卵」と、
大スポや東スポなみのキャッチフレーズでしたね。
治療に携わっている私でさえ、どんな内容だろうと
食いつくようにブログを見ました。

ちょっとタイトルは大げさですが、採卵前日の血中ホルモンの数値が
LH 80      P  1.29 てすからね。
採卵されたDrもかなり驚かれたようでした。
LH(黄体形成ホルモン)は脳下垂体から分泌されるホルモンで、
卵胞の成就と排卵、排卵後の黄体期にかかわってきます。
排卵前にLHが大量に分泌され、LHサージが起こって排卵です。
排卵期には数値が14~95になりますが、80くらいになっていると
もう次の日には排卵しててもおかしくないでしょう。

さて、久しぶりに何が起こるかわからへんシリーズを
書いていきたいと思います。
今回は題して、
「何が起こるかわからへんNo.6 胚盤胞移植7日後、子宮内膜7.3ミリ」
とまぁ、大げさなタイトルに思えるでしょうが、
これが本当の話なんですよ。

胚盤胞の移植をして7日後だったら、
子宮内膜の厚さは12~15mmくらいにはなっていないと
いけないのですが・・・この数値は経験上ですけど。

今回登場のNさんの内膜は、胚移植7日後でたったの7.3mmだったのです・・・。

to be continued

Omura