針灸は気持ち良いもの3(Jさんのケース)
患者のJさんが初来院したのは、まだ寒い日が続いていた2月の頃でした。
初診の問診をしたところ、二人目を希望されており、
まだ、一人目の子供さんが授乳中だったので、
断乳しながらの病院と鍼灸治療スタートでした。
Jさん、生まれて初めての鍼灸だったので、
緊張あり、不安もあり、そして質問いっぱいの鍼灸初日でした。
足の冷えが顕著で、特に左足はかなり冷たかった(昔の病気の後遺症)のですが、
1回目の鍼灸後、身体が温かくなったのを実感されて、
次に、子宝整体でさらに体質改善が進み、
凍結胚の胚盤胞移植に合わせて鍼灸を行い、
みごと妊娠されました。
その後、流産予防のために、週1回のペースで継続治療に来ておられますが、
「毎週、鍼灸に来るのが楽しみ!」と言ってくださってます。
そのJさん、ある時、履物の鼻緒が切れた状態で来院されました。
尋ねたところ、到着直前に偶然切れたそうで、
早速、スタッフが近くの店に履物を買出しに行って、事なきを得たのですが、
その後、必ず予備の履物を持参されておられます。
まさに、「備えあれば憂いなし」を実践しているJさんだからこそ、
断乳と同時に早くから体質改善に取り掛かった事が、
妊娠への近道になったのでしょう。
Jさんの妊娠は、偶然ではなく必然だったのでは・・・
と予備の履物を拝見する度に確信する田内でした。
色々悩んでおられる方も多いと思います。
まず、小さな一歩を踏み出す事で何か変わるかも知れません。
どうしていいか迷っておられたら、
田内まで、お気軽にご相談ください。
田内
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