Sさん34歳、花粉症が改善して新鮮胚(初期胚)移植で妊娠1
『あれから夜眠れるようになったんです!』
それは、花粉症が改善していくのと同時に
表情がどんどん明るくなっていったSさんのコメントでした。
昨春は、花粉が大量飛散の年だったので、
Sさんの症状はかなりひどく、
毎回、「くしゃみ、鼻づまり、目の痒み」 で熟睡できない!
と嘆いておられましたが、
鍼灸施術後は、いつも鼻が通り、スッキリして帰っていかれました。
そんなSさんの初来院は、
凍結胚移植で妊娠したものの、その後に流産(2回目)、
「そうは手術」をしてから1週間後の事でした。
初印象は、表情が硬く、ストレスいっぱい、
おまけに胃腸の状態も悪い・・・
東洋医学的な問題点は、「肝気鬱結」と「お血」。
ストレスが原因で、血行不良になってただけでなく、
消化器の機能低下もありました。
凍結胚がないので、再度採卵からスタートだったのですが、
『まずは、体調を整えてから採卵を考えましょう』
と提案させていただきました。
そして、体質改善の最中の事でした。
病院とご本人が相談なさった結果、
「そうは」の2ヵ月後にショート法で再度採卵が決定。
今考えると、ちょっと時期尚早だったかも知れません。
結果は、12個採卵、9個受精するも、胚盤法に残ったのはゼロ。
つらい思いをしたのに、移植出来ずに終わりました。
東洋医学的には、もう少し、準備期間が欲しかったところでした。
肉体的にも、精神的にもダメージを受けたSさんでしたが・・・続く
タウチ
0 Comments on "Sさん34歳、花粉症が改善して新鮮胚(初期胚)移植で妊娠1"