『1人目妊娠時に鍼灸の良さは分かっていたけど、
湿疹が少なくなって、改めてビックリしました。
鍼灸って、いろんな事に対応できるんですね。』

と驚いておらたのは、患者Iさん40歳。
全身に湿疹(アトピー様の症状)が出ていたので、
『不妊治療うんぬんよりも、まず、体調を整えて、
その症状軽減からしましょう!!』
という事で、1回目の鍼灸施術を終えて、
翌週の再診で来られたときに冒頭のコメントを頂きました。

そのIさんの初来院は、クリスマス前の寒い頃でした。
以前、1人目希望の時に鍼灸サロン(足立病院内での鍼灸)に
通院をしながら妊娠、出産。
今回、その時の凍結胚を使って、2人目希望ということで
当院に来られました。
次周期に凍結胚移植を考えているので、
その準備をしたいとの事でした。

早速診させて頂くと、全身に発疹(アトピー様の症状)が出ており、
しかもひどくお疲れのご様子。
『胚移植どうこうよりも、まず、体調を整えて・・・』と提案して、
鍼灸施術をスタート。
冒頭のように、1回目の鍼灸で症状が軽減。

体調が上向きになった次周期、
低温期に鍼灸施術とスーパーライザー
子宮内膜が11mmと厚くなり
胚盤法の凍結胚移植で妊娠。

その後、流産予防の鍼灸にご案内したときに
『どうやら風邪でのどが痛いんです。』との事。
妊娠初期の風邪はとても危険です。
風邪のウイルスがお腹に悪影響を及ぼすと、
流産のリスクが高くなりますからね。

早速、妊娠に影響のない程度に鍼灸施術を行い、
『再度、つばを飲み込んで下さい。』
『あれ、のど痛がほとんど無くなってる』
とまたまたビックリして、笑顔で帰られました。

当院では、不妊治療に特化した鍼灸をしていますが、
施術のベースになるのが体質改善です。
体質改善が進むと、
アトピー様症状、慢性鼻炎、花粉症、甲状腺機能低下症、精神疾患
等々の症状が軽減していきます。
そして、それをキッカケに妊娠に至るケースもあります。
不妊の原因として、上記の症状で悩んでおられる方は、
一度、ご相談ください。

タウチ