I さん 38歳、14回目のAIHで妊娠。しかも一卵性双生児 1
『病院で診察してもらったら、一卵性双生児だと言われました。』 そこに立っておられたのは、笑顔の I さんでした。 2人目を希望されて3年以上。 AIHを12回トライして全てマイナス判定。 周りが2人目を妊娠していく中、自分だけが取り残されて行く。 精神的にも焦りと不安とイライラがいっぱい。 I さんの問診はそんな感じで始まりました。 まず、東洋医学的な問題点。 Iさんは、「肝気鬱結」つまりストレスいっぱいの状態でした。 『ストレスを軽減して、不眠を解消しましょう!』 という方針で初回の鍼灸を行いました。 鍼灸をしたその晩は、ぐっすり眠れるようになりました。 次に、西洋医学的な問題点。 病院での治療経過を聞いたところ、 人工授精を12回も続けていたのにもかかわらず、 卵管検査を全くしていない事がわかったので、 現在の病院で検査してもらうようにお願いをしました。 何故なら、タイミングや人工授精で妊娠を希望される場合、 少なくとも次の3点は、要チェックだからです。 1.卵子が周期的に排卵していること 2.精子の状態が妊娠可能な数・量・運動率であること 3.卵管が通っていること I さん、1と2は問題なし。 しかし、3.は1人目が自然妊娠だったので、 大丈夫との過信があったからか、 出産以降の5年間、全く卵管検査していませんでした。 話を戻します。 病院に検査のご相談をされたI さん、 しかし、先生からあまり良い返事がもらえませんでした。 そこで、打開策として、本人のご希望もあったので、 当院から別の不妊専門病院をご紹介しました。 (のちに、転院して本当に良かったと言っておられました。) さて、事情を把握してくださった先生は、 早速、次周期に通水検査をしてくださいました。 その結果は・・・続く タウチ
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