さて、通水検査をしてもらった I さん でしたが、
卵管の左側は問題なし。
右側は詰まり気味だったが、最終的には通過。

この事から、右から排卵した場合は、妊娠の見込みはほとんど無い。
つまり、妊娠確率が通常の1/2だったことを意味しており、
この状態で、12回も人工授精をしていたので、
時間を無駄にしていたかも知れません。

加えて、もし、卵管が詰まっていなかったとしても、
通水検査は卵管の掃除にもなるので、
卵管検査後、約半年位の妊娠率は上がる傾向にあります。
(今回は、通水して4ヶ月後の妊娠)

さて、通水で卵管の通りが良くなった I さんでしたが、
まだ、ストレスが残っており、その影響で口角炎を発症していましたが、
鍼灸施術によってそれも治まり、さらに体質改善が進んでいきました。

そして、14回目の人工授精前に来院された時、
卵胞がかなり大きくなっていたので、
人工授精前に排卵してしまわないか心配との事でした。
そこで、排卵止めの鍼灸をして、
無事、人工授精直後の排卵になりました。

その後、高温期の子宮内膜が薄いことが判明したので、
I さん自身の女性ホルモンがしっかり出て、
子宮内膜が厚くなるように施術を行いました。

その結果、晴れて妊娠。

今回の要点は3つ。

1.転院して通水検査で卵管のつまりがとれた。
2.排卵止めの鍼灸で、排卵直前に人工授精出来た。
3.高温期に子宮内膜を厚くするように施術出来た。

妊娠判定後、咳喘息が続いていたので、
薬剤に頼らず、鍼灸施術によって症状改善しました。
妊娠初期は、出来れば薬を使わないに越したことはないですからね。
その後も、つわりの軽減や花粉症対策も妊娠初期に影響の出ない程度に行い、
無事、不妊病院を卒業、現在は、産科に通院中です。

本当に妊娠出来て良かったですね、I さん。

不妊治療は戦略(計画)が必要です。
当院は、不妊治療に特化した専門の鍼灸院・整体院です。
しかし、東洋医学一辺倒の偏った考えではなく、
東洋医学的な戦略、
西洋医学的な戦略、
その両方とも等しく大切だと考えます。

病院での治療経過、
東洋医学的な問題点、
生理周期に合わせた施術、
それらを加味して、
患者さんに合ったオーダーメイドの施術を行っております。

ほんの少しの事がキッカケで、妊娠に至るケースもあります。
お気軽にご相談ください。

タウチ

※写真はペチュニアの花
花言葉は「心がなごむ」「心のやすらぎ」